万博トークで明かされたSmaGO導入とプラスチック共生

SmaGO導入事例発表

開催日:9月23日

SmaGO導入事例発表
SmaGOって何ができるの?
SmaGOはフォーステックの太陽光駆動のIoTスマートゴミ箱で、ゴミを自動で約5分の1に圧縮し、蓄積量を通信で通知して回収タイミングを最適化する製品です。ラッピングで啓発やスポンサー運用も可能です。
導入するとどんな効果があるの?
回収頻度の最適化で人件費削減、満杯やあふれの回避で景観維持、観光地や都市での運用負荷軽減が期待されるほか、デザイン活用で啓発や収益化の可能性もあります。

万博のウーマンズパビリオンで示された「プラスチックとの共生」の議論

2025年9月23日(火)、大阪・関西万博内の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」で開催されたトークイベントは、「プラスチックとの共生」をテーマに行われました。今回の登壇は、株式会社フォーステック(代表取締役社長 竹村陽平)が行い、環境配慮とサーキュラーエコノミー実現に向けた具体的な取り組みが披露されました。

プレスリリースは2025年10月8日付で公開されており、会場では企業やNPOがそれぞれの立場からプラスチックの循環に関する課題と解決策を提示しました。登壇者には、モデレーターとして環境系エンターテイナーのWoWキツネザル氏、そして日本コカ・コーラ株式会社 広報・パブリックアフェアーズ&サステナビリティ本部 副社長 田中美代子氏、株式会社テクノラボ 代表取締役 林光邦氏、NPO法人 green bird 理事長 福田圭祐氏などが名を連ね、幅広い視点からの議論が行われました。

  • 日時:2025年9月23日(火)16:00〜17:00
  • 場所:大阪・関西万博「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」
  • テーマ:プラスチックとの共生
大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」で開催されたトークイベントに参加 スマートゴミ箱「SmaGO」の事例を紹介 画像 2

SmaGO(スマゴ)が示した実装の具体性と機能

講演の中心に据えられたのは、フォーステックが開発・展開するIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の導入事例と技術的特徴です。SmaGOは太陽光で稼働し、ゴミを約5分の1まで自動圧縮する機能を持ち、蓄積されたゴミの量を通信機能で通知することにより回収業務の効率化を図る設計となっています。

見た目のデザインも柔軟に変更できる点が強調され、ラッピングを用いた啓発表示や協賛を募る運用等により、運用コストの低減や景観への配慮が可能であることが示されました。SmaGOは設置によりプラスチックごみの発生抑制や収集効率化だけでなく、SDGsの17ゴールのうち6つのゴールに対応すると説明されています。

機能 概要
電源 太陽光による稼働
圧縮 ゴミを約5分の1に自動圧縮
通信 蓄積量を通知し回収タイミングを最適化
デザイン ラッピング自由、啓発表示や協賛募集に利用可能
SDGsへの対応 17ゴールのうち6つに寄与
大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」で開催されたトークイベントに参加 スマートゴミ箱「SmaGO」の事例を紹介 画像 3

導入事例と効果説明

講演では東京都・表参道、京都府・京都市、広島県・宮島をはじめとする全国の導入例が紹介されました。観光地や都市部における景観保全とゴミ回収の効率化という二つの狙いが、実地データや写真とともに示され、SmaGOの導入が現場での運用負荷低減に寄与している点が説明されました。

導入効果には、回収頻度の最適化による人件費削減、満杯状態やあふれの回避による景観維持、デザインラッピングを活用した啓発・収益化の可能性などが挙げられました。これらはサーキュラーエコノミーの一端として、ゴミを単なる廃棄物ではなく循環資源の起点として扱う実践例として位置づけられました。

大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」で開催されたトークイベントに参加 スマートゴミ箱「SmaGO」の事例を紹介 画像 4

会場での登壇者と議論の焦点

当日の登壇者は4名であり、各自が異なる立場から「プラスチックとの向き合い方」を提示しました。フォーステックの竹村陽平氏はSmaGOの技術説明と導入事例をもとに、都市と観光地両面での現実的な解決策を提示しました。

その他登壇者の役割と発表内容も重要です。日本コカ・コーラ株式会社からは広報・パブリックアフェアーズ&サステナビリティ本部 副社長の田中美代子氏が、企業としての資源循環に向けた取り組みを報告しました。株式会社テクノラボ代表取締役の林光邦氏、NPO法人 green bird 理事長の福田圭佑氏もそれぞれの分野から現場で直面する課題と対応策を示しました。

モデレーター
環境系エンターテイナー WoWキツネザル氏(司会)
登壇者
株式会社フォーステック 代表取締役社長 竹村陽平氏
日本コカ・コーラ株式会社 広報・パブリックアフェアーズ&サステナビリティ本部 副社長 田中美代子氏
株式会社テクノラボ 代表取締役 林光邦氏
NPO法人 green bird 理事長 福田圭佑氏

議論の要点と実務的示唆

会場での討議では、観光地におけるポイ捨て対策、都市における回収効率の改善、海洋プラスチック問題の抑制という三つの課題に対して、技術的な仕組みだけでなく地域コミュニティや企業の協働の重要性が繰り返し述べられました。

具体的には、IoTによるタイムリーな回収指示や、デザインを通じた啓発・スポンサーシップの導入、地域NPOと企業の連携による継続的な運用体制の構築などが挙げられています。これらは単発の導入に留まらない持続的な資源循環の基盤となる点が示されました。

フォーステックの事業概要・問い合わせ先と資料提供

フォーステックは2019年4月15日に設立され、SmaGOを通じた環境活動の提案を事業の柱としています。本社所在地や代表者情報、連絡先等はプレスリリースで明示されています。公式サイトや問い合わせフォーム、プレスキットのダウンロード窓口も用意されています。

報道や導入検討を行う団体向けに、当日の画像やプレス資料がダウンロード可能である旨も案内されています。事業概要や連絡先は以下の通りです。

会社名 株式会社フォーステック
設立 2019年4月15日
所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
代表者 代表取締役社長 竹村 陽平
事業内容 スマートゴミ箱「SmaGO」の設置を通した街・企業・人々の環境活動提案
公式サイト https://forcetec.jp
お問い合わせ 広報:緒方・森下 / 電話: 03-3453-7140 / 問い合わせフォーム: https://smago.jp/contact/

また、プレスリリースではイベントの写真やその他素材のダウンロードが可能である点、並びにプレスキットの提供についても触れられています。ビジネスカテゴリは「環境・エコ・リサイクル」「旅行・観光」で、キーワードとしてSDGs、万博、大阪万博、フォーステック、サーキュラーエコノミー、プラスチック、ゴミ箱、IoT、ウーマンズパビリオン、EXPO 2025などが設定されています。

要点 内容
イベント日時 2025年9月23日(火)16:00〜17:00
開催場所 大阪・関西万博 内 ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier
登壇企業・団体 株式会社フォーステック、日本コカ・コーラ株式会社、株式会社テクノラボ、NPO法人 green bird
SmaGOの主な機能 太陽光稼働、自動圧縮(約1/5)、通信による蓄積量通知、デザインラッピング対応
導入事例 東京都・表参道、京都府・京都市、広島県・宮島 等
会社情報(代表) 株式会社フォーステック / 代表取締役社長 竹村 陽平
連絡先 広報:緒方・森下 / 電話: 03-3453-7140 / https://smago.jp/contact/

上表は本記事で扱ったイベント・製品・企業情報を整理したものです。プレスリリースに含まれる全情報を網羅してまとめており、イベントの目的、登壇者、SmaGOの性能と導入場所、ならびにフォーステックの会社情報や問い合わせ先を一目で確認できます。