太陽光ケーブル盗難を補償するLCプロテクター+開始

LCプロテクター+提供開始

開催日:10月8日

LCプロテクター+提供開始
LCプロテクター+って何?
太陽光発電所向けの盗難・自然災害補償と物理的防護を組み合わせたサービスです。月額5,000円~、補償上限1,500万円、免責0円で専用カバー設置や保険金請求・復旧支援が含まれます。
導入費用と既存保険の併用はどうなるの?
物理カバーの導入目安は施工費含め12万円~、月額は5,000円~です。既存の火災保険でカバーされる場合は既存保険が優先され、不足部分や盗難非対応をLCプロテクター+で補えます。

太陽光発電所を襲うケーブル盗難と自然災害の現状

近年、太陽光発電所における銅線ケーブルの盗難被害が増加しており、発電停止や修復費用の発生といった重大な損失を招いています。従来の火災保険ではカバーが不十分なケースがあり、盗難や台風、落雷、ひょう災、積雪などの災害を含むリスク全体に対する新たな補償ニーズが高まっています。

そうした状況を受け、株式会社LC-JAPANは2025年10月8日10時30分付けの発表で、ケーブル盗難対策と補償を組み合わせた新サービス「LCプロテクター+(エルシープロテクタープラス)」の提供開始を発表しました。本稿ではサービスの提供条件、補償内容、物理的対策である「LCプロテクター」の仕様や費用、会社概要まで具体的に整理します。

太陽光ケーブル盗難含む補償サービス「LCプロテクター+」を提供開始 画像 2

ケーブル盗難の被害と火災保険の限界

太陽光発電所が受ける被害は、単なる資材の紛失にとどまらず、長期間の発電停止による収益喪失、復旧工事費用、二次被害など多岐にわたります。火災保険の補償範囲や免責金額によっては、被害の一部しか補償されない場合があります。

そのため、発電所オーナーにとっては免責金額が実質ゼロである補償や、盗難発生時の迅速な保険金請求手続き・復旧工事支援が重要な要素となっています。

  • 増加するケーブル盗難の傾向
  • 火災保険でカバーしきれない自然災害と盗難リスク
  • 発生後の迅速な対応が損失軽減につながる点
太陽光ケーブル盗難含む補償サービス「LCプロテクター+」を提供開始 画像 3

LCプロテクター+:補償内容と加入条件

「LCプロテクター+」は、太陽光発電オーナー向けの盗難・災害補償サービスです。月額5,000円(税込)から加入可能で、補償限度額は最大1,500万円免責金額は0円という条件が明確に定められています。

加入には当社が開発したケーブル保護装置「LCプロテクター」の設置、または他社施工による盗難対策の評価を満たすことなど所定の加入条件があります。既存の火災保険等と併用することが可能で、既存保険が盗難補償や自然災害補償を含む場合にはそちらが優先されます。

太陽光ケーブル盗難含む補償サービス「LCプロテクター+」を提供開始 画像 4

補償の主要ポイント

補償内容は以下の点で構成されています。万一のトラブルが発生した際には、LC-JAPANが保険金請求手続きの支援および復旧工事の実施を迅速にサポートします。これにより、オーナー側の事務負担を軽減し、発電所の早期復旧を図ります。

月額料
5,000円(税込)から
補償限度額
最大1,500万円
免責金額
0円
既存保険との関係
既存の火災保険等で補償される場合はそちらが優先

本サービスは「盗難事故の発生で火災保険に加入できない」「現行保険の免責金額が高い」といった課題を抱える発電所オーナーに対応する設計になっています。

太陽光ケーブル盗難含む補償サービス「LCプロテクター+」を提供開始 画像 5

LCプロテクター:物理的防護と導入コスト

「LCプロテクター」は、銅線ケーブルを外部からの切断から保護するために開発された専用の防護カバーです。一般的に窃盗犯が用いる業務用カッターやハサミといった工具では容易に切断できない強固な構造を採用しています。

物理的にケーブルを守ることで、犯行の難易度を上げ、発電所が窃盗の標的に選ばれる優先度を下げる効果が期待できます。設計はシンプルに保たれており、導入費用を抑えて収益性への影響を最小限にすることを目指しています。

仕様と導入実績

製品の特性と導入に関するポイントを整理します。導入の初期費用は抑えられており、当社が公表している目安は施工費を含めて12万円~となっています。導入後は盗難発生がゼロ件で継続しているという実績が示されています。

  1. 工具に対する耐性のある構造
  2. シンプル設計で導入費用を低減(導入費用の目安は12万円~)
  3. 導入後の盗難発生が報告されていない実績

他社施工の盗難対策も評価対象となるため、既に防護措置を講じている発電所でも補償の検討が可能です。詳細は製品情報ページ(https://saiene-hiroba.com/lp/saigai.html)で確認できます。

報道実績・会社概要と問い合わせ先

株式会社LC-JAPANは再生可能エネルギー事業を主軸に、太陽光・風力発電、蓄電池、EV充電設備などを手掛けています。社のビジョンは「時代の波を読み、 最も社会に求められる仕事を。」で、東京都庁と協力した都立高校への太陽光設備設置や大手商社・大手電力会社との協業などの実績があります。

2025年9月25日付の産経新聞北関東版朝刊一面において、LCプロテクターとLCプロテクター+が紹介され、発電所オーナーの抱えるリスクと同社の対応策が報じられています。

会社の基本情報・報道と問合せ

以下に公表されている会社概要と問い合わせ先を示します。拠点や設立年、代表者名などの基本情報が明示されています。

社名
株式会社LC-JAPAN
本社所在地
千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンB棟5階
設立
2005年10月
代表者
代表取締役 社長 佐々木 浩介
事業内容
エネルギー事業 / 建設事業 / 不動産事業 / 広告事業 / 天然水販売事業
会社HP
https://www.lcom-group.jp
製品情報ページ
https://saiene-hiroba.com/lp/saigai.html
問い合わせ先
https://www.lcom-group.jp/contact

報道実績としては、産経新聞への掲載(2025年9月25日)を含め、メディアでの紹介が確認できます。サービスの提供開始日はプレスリリース発表日である2025年10月8日10時30分です。

要点の整理

以下の表に本記事で取り上げた「LCプロテクター+」および「LCプロテクター」に関する主要な項目を整理します。導入判断や保険との比較検討を行う際の参照として活用できるよう、数値や条件を明確にまとめました。

項目 内容
サービス名 LCプロテクター+(補償サービス)/LCプロテクター(物理的防護カバー)
提供開始日(発表日) 2025年10月8日 10時30分(プレスリリース発表)
月額費用 5,000円(税込)から
補償限度額 最大1,500万円
免責金額 0円
加入条件 LCプロテクターの設置または他社施工の盗難対策の評価、ハザードリスク評価の満足
導入費用(LCプロテクター) 12万円~(施工費含む目安)
既存保険との関係 既存の火災保険等で補償される場合はその保険が優先
サポート内容 保険金請求手続きの支援、復旧工事の実施サポート
会社情報 株式会社LC-JAPAN(本社:千葉県千葉市美浜区)代表:佐々木 浩介、設立:2005年10月
関連URL 製品情報ページ:https://saiene-hiroba.com/lp/saigai.html

本記事では、LCプロテクター+の月額料金、補償限度額、免責金額が明確に示されている点と、物理的対策であるLCプロテクターの低コスト導入と実績が併せて提供される構成であることを整理しました。既存保険の補償範囲や導入時の条件を確認しつつ、損害発生時の対応体制や復旧支援の有無を含めて比較検討することが可能です。

参考リンク: