10月24日開幕|東學の横幅14m新作『落園』披露展
ベストカレンダー編集部
2025年10月9日 15:04
東學 墨絵巻展
開催期間:10月24日〜11月9日
東學という画家が描く墨の世界と大型新作の到来
大阪ミナミを拠点に活動する墨絵師、東學による大型個展が扇町ミュージアムキューブで開催されます。タイトルは「東學 墨画展 墨絵巻~墨の女たちが劇場空間に舞う、夜~」で、会期は2025年10月24日(金)から11月9日(日)までです。
東學は独自に名づけた〈墨画 BOKUGA〉という表現で女性像を描き続けてきました。ここで紹介するのは、コロナ禍の3年間を費やして制作された横幅14メートルの最新作「落園」を含む、10数点に及ぶ大型作品群です。墨一色ながらも、細い筆先から生まれる線の連なりが視覚的に強い印象を与え、絵中の女たちはあたかも色彩をまとっているかのように手ざわりや匂いを想起させます。
制作スタイルと作品の特徴
東學の墨画は従来の水墨画に見られる“ぼかし”をあえて用いず、極めて細い線だけで世界を描き出す点が特徴です。すべてが筆先の運動に依拠しており、線の強弱や余白の取り方によって人物の存在感や距離感を表現しています。
今回展示される作品名としては「落園」のほか、「百目」「陽炎」などの代表作が挙げられています。二次元に描かれた女たちが劇場の空間の中で浮かび上がり、鑑賞者の視線によってその表情や所作が変化していく構成が予定されています。
- 展示点数: 大型中心に10数点
- 初披露作品: 横幅14m 最新作「落園」
- 既存の出品例: 「百目」「陽炎」
展覧会の開場時間、料金、入場に関する注意事項
本展は昼と夜の二部制で運営されます。昼の部は13時から17時、夜の部は18時から21時30分までで、昼夜とも最終入場時間が設定されています。夜の時間帯には音楽や暗闇での鑑賞など、展示と照明の関係を活かしたプログラムが予定されています。
入場料金は一般が1000円、高校生以下と障がい者が800円です。なお小学生以下の入場は不可とされています。チケットは特設サイト経由の購入と当日券の会場販売があります。チケット情報の短縮URLは次の通りです。https://x.gd/YtUhY0 また、Pコードは658-202です。
営業時間と料金の詳細
会期: 2025年10月24日(金)~11月9日(日)
開場時間: 昼の部 13:00 – 17:00(最終入場 17:00)、夜の部 18:00 – 21:30(最終入場 21:00)
- 入場料
- 一般 1,000円
- 高校生以下・障がい者 800円
- 注意事項
- 小学生以下入場不可
特設サイトでは詳細や最新の入場情報が随時更新されます。特設サイトのURLは https://night.omcube.jp/ です。
夜の部を彩るスペシャルプログラムの全容
扇町ナイトミュージアムは“夜まで楽しむ”ことを主眼においた企画で、夜の部では入場料のみで参加できる複数のスペシャルプログラムが予定されています。いずれも予約不要で、展覧会の入場券を持っていれば当日参加可能です。
当日再入場が可能な設定となっており、昼の部で鑑賞後に改めて夜の部に戻る、といった使い方もできます。夜の照明を活かしたプログラムは展示の見え方に変化を与え、昼間では気づきにくい線や余白の表情を再発見できます。
実施プログラムとスケジュール
以下に、スケジュールと概要を日付ごとに整理します。すべて所要時間は目安です。
- ギャラリーツアー(約45分)
東學本人が会場を案内し、作品の意図や制作時のエピソードを直接語ります。実作に込めた思いを作家の口から聞ける機会です。
実施日: 10月24日(金)19:00~、10月31日(金)19:00~、11月7日(金)19:00~
- ライブペインティング(約30分)
ヴァイオリンとギターの演奏に合わせて、東學が即興で墨を操るパフォーマンスです。音と墨の即興的な交錯が、作品制作の一端を示します。
実施日: 11月2日(日)15:00~/19:00~
- 東學スペシャルトーク(約60分)
作家自身の思考や制作の背景、作品における主題について深掘りする60分のトークセッションです。
実施日: 11月8日(土)19:00~
このほか、ナイトギャラリーの一環として毎日20:30から暗闇の中で鑑賞する「闇絵巻」を実施します。暗がりで再構成される視覚体験が設計されており、会場滞在時間を変化させるプログラムです。
扇町ナイトミュージアムの位置づけと会場情報、シリーズ展の予定
『扇町ナイトミュージアム』は扇町ミュージアムキューブが主催する特別展示企画であり、令和7年度「大阪府ナイトカルチャー発掘・創出事業補助金」補助対象事業として実施されています。ロゴデザインは黒田武志(sandscape)によるものです。
本シリーズは大阪に縁のあるポップカルチャーから伝統文化まで、幅広い日本文化を取り上げる企画で、扇町ミュージアムキューブは“ART for ALL ~すべての人々に多様なアートを~”をコンセプトに活動しています。
会場と運営に関する情報
会場: 扇町ミュージアムキューブ CUBE02
住所: 〒530-0052 大阪府大阪市北区南扇町6-26
- アクセス
- 大阪メトロ堺筋線 扇町駅 5番出口 徒歩3分
- JR環状線 天満駅 徒歩7分
- JR 大阪駅 徒歩15分
- お問い合わせ
- 扇町ミュージアムキューブ 電話 06-6766-4166
- MAIL info@omcube.jp 受付時間 10:00~19:00
扇町ミュージアムキューブは2023年10月にオープンし、250席、100席、50席の劇場空間を含む10のCUBEで構成されるシアターコンプレックスです。映画、音楽、舞踊、伝統芸能、美術、体験型講座など多様なプログラムを実施しています。
主催企業である株式会社シアターワークショップは、劇場・ホールに関わる設計・運営・プロデュースまでを手がける会社で、本リリースは2025年10月9日14時00分に発表されました。会社所在地は東京都渋谷区神宮前6-23-3 第9SYビル4階です。
シリーズの今後の予定
本展はシリーズの第2弾にあたり、第3弾以降の展覧会情報も特設サイトにて順次公開予定です。現時点で発表されている次回以降の予定は以下の通りです。
- vol.3 海洋堂 フィギュア展(仮) 会期 2026年1月3日(土)~2月1日(日)
- vol.4 マッグガーデン 異世界マンガ展 異世界もの/の世界/展 会期 2026年2月20日(金)~3月8日(日)
詳細や変更情報は特設サイト https://night.omcube.jp/ にて確認してください。なお内容は予告なく変更される場合があります。
今回の記事で示した展覧会の要点まとめ
以下の表は、本展に関する主要な情報を整理したものです。会期・会場・料金・主なプログラム・問い合わせ先といった観覧に必要な事項を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 東學 墨画展 墨絵巻~墨の女たちが劇場空間に舞う、夜~ |
| 会期 | 2025年10月24日(金)~11月9日(日) |
| 開場時間 | 昼の部 13:00-17:00(最終入場 17:00)、夜の部 18:00-21:30(最終入場 21:00) |
| 入場料 | 一般 1,000円 / 高校生以下・障がい者 800円(小学生以下入場不可) |
| チケット | 短縮URL https://x.gd/YtUhY0 / Pコード 658-202 / 当日券あり |
| 主な出品 | 横幅14mの新作「落園」を含む大型作品10数点、作品例「百目」「陽炎」 |
| スペシャルプログラム | ギャラリーツアー(東學案内)、ライブペインティング、東學スペシャルトーク、毎日20:30の闇絵巻 |
| 会場 | 扇町ミュージアムキューブ CUBE02 〒530-0052 大阪府大阪市北区南扇町6-26 |
| アクセス | 大阪メトロ堺筋線 扇町駅 5番出口 徒歩3分 / JR環状線 天満駅 徒歩7分 / JR 大阪駅 徒歩15分 |
| 問い合わせ | 扇町ミュージアムキューブ 電話 06-6766-4166 / MAIL info@omcube.jp(受付 10:00~19:00) |
| 主催・運営 | 株式会社シアターワークショップ(本社 東京都渋谷区) |
| 関連サイト | 特設サイト https://night.omcube.jp/ / 公式サイト https://omcube.jp/ |
上記は発表日時 2025年10月9日 14:00 に公開されたプレスリリースの内容に基づき整理したものです。会期中のプログラム詳細や最新情報は特設サイトで確認してください。
参考リンク: