品川プリンスで『餡くらべ』和アフタヌーンが12月1日開始

品川プリンスホテルで再び開かれる『餡くらべ』──和のアフタヌーンティー、12月1日から提供開始

日本あんこ協会（東京都豊島区：にしいあんこ会長）は、品川プリンスホテルのレストラン「味街道 五十三次」にて、和のアフタヌーンティー「おこたであったか　餡くらべ」を監修します。プレス発表は2025年10月9日14時00分に行われ、提供開始日は2025年12月1日（月）です。提供期間は2025年12月1日から2026年3月31日（火）までとなります。

提供場所は品川プリンスホテル メインタワー38階、レストラン「味街道 五十三次」です。料金は6,500円／8,000円（税込、別途サービス料13%）の二段階設定で、さらに「おこた特別席」は1名様につき500円が必要です。日本あんこ協会が監修を継続するのは、昨冬の初監修メニュー「おこたであったか　あんフォンデュ」が同ホテルの和のアフタヌーンティー史上、過去最大の反響を記録したためであり、今回もあんこの新しい楽しみ方と魅力を共に伝えていく狙いがあります。

「餡くらべ」が目指す体験──味を比べ、心を交わす設計

名称にある「餡くらべ」は二重の意味を持ちます。第一に文字どおり「あんこを食べ比べる」ことを指し、本アフタヌーンティーではメインに8種のあんこを据え、来訪者が各あんこの味わいを比較しながら楽しめる構成になっています。比較を通じて好みを特定し、どら焼きや大福、羊羹などへの横展開を楽しむ入口とする趣旨です。

第二の意味は古語の「交ぶ（くらぶ）」に由来するもので、これは「心を通わせ、親しくつきあう」ことを指します。体験を通じてあんこと深く向き合い、味わいを通して親密さを得ることも目的としています。昨冬の反響を踏まえ、今年もあんことの対話を重視した演出が行われます。

食べ比べとしての設計

本プランの主要な魅力は8種のあんこを並べて味わう構成です。食べ比べによって、来訪者は自分の好みを発見し、あんこに関連する多様な和スイーツへ興味を拡げるきっかけが与えられます。

協会は2018年の創設以来、食べ比べを重視した普及活動を続けており、その実績が今回の構成にも反映されています。食べ比べは単なる試食に留まらず、知識と体験を結びつけるための教育的要素も含んでいます。

品プリあんバサダー認定の詳細

「品プリあんバサダー」は、本アフタヌーンティーの体験を通じてあんこと心を通わせ、確かな知識と経験を身につけた来訪者に授与される称号です。認定は日本あんこ協会と品川プリンスホテルが共同で行います。

認定のプロセスは以下のとおりです。来訪者にはお食事前にお品書きとともに「ＱａｎｋｏＡ」という紙面が配られ、全10問の問題（Q）が示されます。食べ比べを楽しみながら回答を考え、サービススタッフにヒントを求めることも可能です。お食事後にはお品書きの裏面のQRコードから回答（A）を確認して学習する仕組みになっており、正しく学習した方に対して認定証が授与されます。

認定の流れ

お食事前にQ（全10問）を受け取り、食事中に考える。サービススタッフからヒントを得ることが可能。

食後にQRコードで回答を確認し、学習したことをもって認定の条件を満たす。

条件を満たした参加者に「品プリあんバサダー認定証」を授与。

• 目的：あんこの知識の習得と味覚の深耕
• 教育効果：咀嚼による前頭前野の活性化を謳い、記憶力や問題解決能力の向上を図る設計
• 認定主体：日本あんこ協会と品川プリンスホテル

日本あんこ協会の役割と歩み──国内外に広がるあんこ普及の活動

日本あんこ協会は名称のとおり、あんこの普及振興を目的とした団体であり、ミッションは「あんこを通じて世界平和を実現する」ことです。事務局は東京都豊島区南池袋１丁目１６－１５ ダイヤゲート池袋５Ｆ（Rally Inc.内）に置かれています。ウェブはhttps://anko.love/です。

協会は2018年10月に創設され、設立当初17名だった協会員（あんバサダー）は2025年に11,000名を突破しました。食文化の保存・普及、地域振興への取り組みとして、多数の監修・協力・後援実績を持ちます。

協会の沿革と主な監修協力・後援実績

2018年の設立以来、協会は地域や企業と連携したあんこ関連イベントの企画・監修を多数手掛けています。これによりあんこの魅力を地域振興や観光資源として活用する道筋をつくってきました。

主な監修協力・後援事例は下記のとおりで、国内各地の祭事や商業施設、百貨店など幅広く関与しています。

• ＪＲ東日本「高輪ゲートウェイフェスト　ムーンナイトあんこ」
• 大阪メトロ「あんこ巡り」
• 岡山県倉敷市「備中あんたび」
• 島根県出雲市「出雲あんこ旅」
• 島根県津和野町「津和野あんこ旅」
• 愛知県碧南市「碧南と#花もあんこもスタンプラリー」
• 北海道剣淵町「けんぶちあんこフェスティバル」
• 高松琴平電気鉄道「ことでん 瓦町FLAG あんこまつり」
• 小田急百貨店 新宿店「餡恋 ankoi」
• 阪急うめだ本店「時をかけるあん」
• 鹿児島山形屋「あんこ展～お茶と器と～」
• 博多阪急「あんの祭典」
• 日本橋三越「あんこ博覧会」
• ららぽーと横浜・海老名「I LOVE あんこ」
• 横浜赤レンガ倉庫「あんこ横丁」
• 天満屋岡山本店「あんこフェス」
• ジャズドリーム長島「あんこの祭典」

会長・にしいあんこについて

にしいあんこ会長は日本あんこ協会の初代会長で、幼少期よりあんこを好み、これまでに食したあんこの種類は10,000種を超えるとされています。あんこレシピの開発、歴史や健康効果に関する研究にも取り組んでいます。

メディアでの取材・出演歴は多岐にわたり、新聞・テレビ・ラジオを含めた報道媒体での露出が豊富です。主な出演・取材先には日経新聞、朝日新聞、読売新聞などの紙面、TBSや日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビ、NHK各種番組などが含まれます。また講師として産業技術センターや甘味食品試験センター、地方の菓子協会などでの登壇実績もあります。2023年6月には農林水産省「ありが糖運動」アンバサダーに就任しています。

利用案内と関連情報、要点の整理

和のアフタヌーンティー「おこたであったか　餡くらべ」についての詳細や予約、写真・メニューの確認は、品川プリンスホテルの公式案内ページをご参照ください。公式ページのURLは以下です。

https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/plan/53/afternoontea_ankurabe

利用のポイント

本プランは税込価格が6,500円または8,000円の二段階（別途サービス料13%）という設定と、おこた特別席の追加料金（1名につき500円）がある点が特徴です。提供期間は2025年12月1日から2026年3月31日までですので、利用予定日は期間内であることを確認してください。

また、認定プログラム「品プリあんバサダー」を目指す場合は、お品書き配布時のQ＆Aに取り組むこと、食後のQRコードによる学習で条件を満たすことが必要です。サービススタッフにヒントを求められる点も案内されています。

キーワードとカテゴリ

本取り組みは、カテゴリとしてはホテル・旅館、レストラン・ファストフード・居酒屋に該当します。関連キーワードには「あんこ」「ホテル」「品川」「アフタヌーンティー」「和菓子」「餡子」「スイーツ」「インバウンド」「和食」などが挙げられます。

詳細情報や監修に関する問い合わせ先として、日本あんこ協会のウェブ（https://anko.love/）も利用可能です。

以上が本件の要点と詳細です。提供期間、料金体系、認定プログラムの仕組み、監修団体としての日本あんこ協会の沿革と実績、会長のプロフィールなど、プレスリリースに記載された情報を網羅的に整理しました。興味がある場合は品川プリンスホテルの公式案内ページや日本あんこ協会のウェブを参照のうえ、提供期間内の利用計画を立てるとよいでしょう。