The SG Club監修の新カクテル、エスカリエで提供開始

天空のバーで紡がれる三都市の記憶 — Escalier Signature Cocktailsが始動

ウェスティンホテル東京（総支配人 チャールズ・ジャック）は、2025年10月10日（金）より22階スカイバー「エスカリエ」にて、世界的バー「The SG Club」が監修したカクテルコレクションを「Escalier Signature Cocktails」としてリニューアル提供します。プレスリリース発表日時は2025年10月9日19時32分です。

新シリーズは通年提供となり、世界最高峰の評価を受けるThe SG Clubの監修による新作アルコールカクテル2種とノンアルコールカクテル2種を加えた全9種類が揃います。スカイバーのコンセプトである“煙”と、恵比寿の歴史的背景や1920年代の都市文化を反映したストーリーテリングを、グラスの中で再現する試みです。

• 提供開始日：2025年10月10日（金）より通年
• 場所：スカイバー「エスカリエ」（22F）
• 監修：The SG Club（後閑信吾氏率いるカクテルバー）

カクテルが描く物語 — 大正・パリ・禁酒法下アメリカを一杯に

新シリーズは、恵比寿ビールが存在感を放った1920年代の日本、禁酒法時代のアメリカ、ベルエポックやボヘミアン文化が花開いたパリという三つの都市文化をモチーフにしています。バー空間の“煙”を表現する演出と、各カクテルの構成要素が重なり合い、時代と場所を超えた情景を想起させます。

以下に、アルコールカクテルとノンアルコールカクテルの全9種類を、名称、使用素材、そしてコンセプトと味わいの説明を含めて詳述します。

アルコールカクテル（5種）

アルコールカクテルは、The SG Clubならではの素材選定と技術で再解釈された古典と新解釈が並びます。新作2種を含む5種がラインナップされています。

各カクテルは素材の詳細と意図が明示されており、当時の文化や情景を飲み手に伝える構成です。

Giggle Michelada / あの夜のミチェラーダ（新作）

素材：パトロンシルバー、パッションフルーツ、グァバ、ハラペーニョ、旨味ラム、濃縮ビール

説明：メキシコ発祥のビールカクテル「ミチェラーダ」を、1920年代の恵比寿ビールと禁酒法時代のアメリカを重ねて再解釈。濃縮ビールのフォームをフロートさせ、ビールの趣を表現することで、当時こっそり笑いを交わした記憶を呼び起こす味わいに仕上げています。

Bohemian’s Reviver / ボヘミアンの目覚め（新作）

素材：ボンベイサファイア、コニャック、オレンジ、ラズベリー、カカオ、アブサン

説明：ベルエポック期のパリで芸術家たちが愛したアブサンの要素を現代的に再構成した一杯。華やかで妖艶、創造の源泉を想起させるフレーバーが特徴です。

Pina Colada 2.0 / ピニャコラーダ 2.0

素材：The SG Shochu IMO、ココナッツ、パイナップル、ヴァン・ジョーヌ

説明：スタンダードカクテルをアップグレードした一杯。芋焼酎ベースとヴァン・ジョーヌを組み合わせることで、フルーティーかつ上品なピニャコラーダに仕立てています。

Fizzed Apples / 泡立ったリンゴ達

素材：カルヴァドス、スパイスアップル、アップルティー、シードル、トニック

説明：複数のリンゴ由来素材（カルヴァドス、アップルティー、フレッシュアップル、アップルヴィネガー、シードル）を重ね、爽快な炭酸感で仕上げた一杯。名称は”Fizzed-up”と”apple”を掛け合わせています。

Smoke and Mirrors / 煙に巻く

素材：ラフロイグ10年、KOKUTO DE LEQUIO、梅酒、麹

説明：スカイバーの“煙”コンセプトを具現化したスモーキーなカクテル。ピート香のスコッチに黒糖リキュール、麹、梅酒を合わせ、視覚・香り・味でインパクトを与える構成です。

ノンアルコールカクテル（モクテル、4種）

ノンアルコールのラインは、映画や時代の情景をモチーフにした新作2種を含む4種。カフェインやアルコールを控える方にも楽しめる構成です。

材料は果実やハーブ、伝統的な発酵飲料などを用い、デザートや食事と合わせやすい味わいが意図されています。

The Gold Rush / 黄金狂時代（新作）

素材：マンゴー、金木犀、生姜、トマト、ティムールペッパー、ソーダ

説明：チャップリン主演のサイレント映画『黄金狂時代』（1925年）をオマージュ。熟したマンゴーや金木犀、生姜の香りで黄金を追う人々の夢と狂騒を表現しています。

Moga’s Milk Shake / モガのミルクセーキ（新作）

素材：甘酒、桃、洋梨、カルピス、バニラアイスクリーム、ピスタチオ（仕上げ）

説明：大正時代のモダンガール（モガ）をテーマにしたミルクセーキ。西洋風カフェ文化の記憶を甘さとやさしさで再構築し、ピスタチオで軽やかな遊び心を添えています。

Jasmine Scent-sation / ジャスミン “香”セーション

素材：ドラゴンフルーツ、ライチ、ジャスミン、ローズ

説明：ジャスミンとフレッシュフルーツの香りが広がるモクテル。見た目はシンプルながら多層的なフレーバーを五感で楽しめます。

Meshes of the Afternoon / 午後の網目

素材：カモミール、ハイビスカス、レモンバーム

説明：マヤ・デレンの短編映画（1943年）に着想を得たカクテル。夢と反復のイメージをハーブティーベースで表現し、カフェインを控える方やデザートとのペアリングにも適した一杯です。

利用案内と予約・料金情報

提供期間は2025年10月10日（金）より通年で、営業時間は曜日により異なります。料金は税・サービス料込表示です。予約・問い合わせ先や公式サイトも明記されています。

メニュー内容や営業時間、提供時間は変更となる場合がある旨もアナウンスされています。最新の営業時間情報は案内先のURLで確認できます。

料金（税・サービス料込）

カクテル 各 ￥3,000

ノンアルコールカクテル 各 ￥2,000

場所・連絡先

スカイバー「エスカリエ」（22F）

Tel. 03-5423-7283

公式サイト：https://www.escaliertokyo.com/jp/

予約ページ：https://www.tablecheck.com/ja/shops/westin-tokyo-escalier/reserve

注意事項

メニュー内容や営業時間、メニュー提供時間は変更になる場合があります。営業時間等の最新情報は https://westintokyoshop.com/pages/info をご確認ください。

The SG Club とウェスティンホテル東京の歩み

The SG Clubは2018年に渋谷で開業したカクテルバーで、後閑信吾氏が率いるチームが東京とニューヨークを拠点に活躍しています。オープン以降、World’s 50 Best BarsやAsia’s 50 Best Barsに名を連ねるなど国際的評価を得ており、“SG”は「Sip」「Guzzle」を意味し、一杯の楽しみ方の自由さを示す哲学が店名に込められています。

ウェスティンホテル東京は恵比寿に位置し、2024年10月に開業30周年を迎えました。2023年の大規模リノベーション後は「都会のウェルネスホテル」としてリニューアルオープンし、ヘブンリーベッドの全室導入やヨーロピアンスパ「ル・スパ・パリジエン」など、ウェルビーイングを意識した設備とサービスを展開しています。

• ウェスティンのウェルネス6つの柱：Sleep Well、Eat Well、Move Well、Feel Well、Work Well、Play Well
• ブランド特徴：Heavenly® Bed、WestinWORKOUT®、フィットネスやリカバリー機器の提供
• ホテル敷地内にある「ウェスティン ガーデン」は石原和幸氏のランドスケープデザイン

記事の要点まとめ

以下の表は、本記事で触れた主要情報を整理したものです。開始日、提供場所、営業時間、料金、カクテルの主要名称と予約先を網羅しています。確認しやすいようにまとめました。

記事では、各カクテルの素材と背景、提供条件や施設情報、監修チームの紹介までを取りまとめました。メニューや営業時間は変更となる場合があるため、訪問前に公式サイトや予約ページで最新情報を確認することが推奨されます。