10/10公開|トマト農家を応援する無料ミニゲーム
ベストカレンダー編集部
2025年10月10日 17:31
トマト日無料ゲーム企画
開催期間:10月10日〜10月31日
トマト農家のストーリーを“遊び”で伝える新しい試み
2025年10月10日15時14分、農業×新技術を推進するコミュニティ「Metagri研究所」(運営:株式会社農情人、本社:千葉県船橋市、代表取締役:甲斐雄一郎)は、10月10日「トマトの日」を記念して、トマトの収穫と仕分けを体験できるミニゲーム「トマトはこづめチャレンジ」を公開しました。リリースには、オンラインでトマトを直販している農園を対象に、農園の特色を反映したオリジナル版ゲームを無料で制作する特別コラボレーション企画の開始も含まれています。
背景には、消費者に直接届く産直ビジネスの拡大期待があり、2030年に市場規模が4兆円を超えるという予測(※出典:株式会社矢野経済研究所「産直ビジネスに関する調査(2024年)」2025年3月24日発表)を受け、農園側が持つ物語やこだわりを伝える重要性が高まっています。多くの小規模農園からは「自農園を見つけてもらう方法」や「SNSだけでは情報が埋もれてしまう」といった課題が寄せられており、Metagri研究所は『ゲーム』を通じた新しい接点作りに着目しました。
- 補足
- (※1)「ト(10)マト(10)の日」は一般社団法人全国トマト工業会により2005年に制定。
- (※2)市場規模予測は株式会社矢野経済研究所の調査(2024年)より。
開発体制と目的
本ゲームの開発は、Metagri研究所に参加する高校生インターンが主体となって行っています。若年層の感性を取り入れつつ、農業体験の楽しさをシンプルな操作で表現することを狙いとしており、Z世代やα世代を含むデジタルネイティブ世代への訴求を意図しています。
目的は明確で、ゲームというポジティブな体験を通じて農園のストーリーに触れてもらい、結果としてECサイトへの自然な送客と販売促進につなげることです。遊びながら農園のブランディングを行い、滞在時間延長やSNSでの拡散を狙うデジタルマーケティング施策でもあります。
「トマトはこづめチャレンジ」――遊び方と特徴
「トマトはこづめチャレンジ」は、収穫された赤いトマトと青い未熟トマトを仕分け、箱に詰めていくシンプルなミニゲームです。操作は直感的なドラッグ&ドロップで、PCブラウザ上で手軽にプレイできます。箱が満杯になると自動で次の箱へスライドする仕様で、単純な中にもテンポ感があり、何度も挑戦したくなる設計です。
Metagri研究所は本ゲームをウェブサイトへ埋め込みやすい形で公開しており、公式のゲーム公開ページからプレイ可能です。ゲーム自体は教育的要素(食育)とプロモーション要素を兼ね備え、農園プロモーションやイベントでの展示にも活用できる点が特徴です。
主なゲーム仕様と操作
ゲームはPCブラウザで動作することを前提に設計されており、タブレットでの展示利用も想定されています。Unityでの開発をベースに、軽量化と埋め込みやすさを重視した実装になっています。
以下の点が主な特徴です。操作性、表示、導線に関するポイントを整理します。
- 操作:ドラッグ&ドロップでトマトを仕分けるシンプル操作。
- 箱詰め動作:箱が満杯になると自動で次の箱にスライド。
- 対応環境:PCブラウザでの手軽なプレイ。ウェブサイト埋め込みが容易。
- 開発主体:Metagri研究所の高校生インターンが中心に開発。研究所スタッフがサポート。
トマトの日記念・オリジナル版無料制作プログラムの全容
Metagri研究所は「トマトの日」を記念して、オンラインでトマトを直販している農園を対象に、既存の「トマトはこづめチャレンジ」をベースに農園の個性を反映したオリジナル版ゲームを無料で制作するプログラムを実施します。本企画は応募期間が2025年10月10日(金)〜2025年10月31日(金)で、募集件数は限定1農園です。
応募多数の場合は、提出された情報(栽培へのこだわり、EC運営状況、ゲーム活用イメージなど)に基づき選考され、結果は2025年11月上旬にメールで通知されます。選考過程や結果に関する個別のお問い合わせには対応しない旨が明記されています。
プログラムの目的とカスタマイズ例
プログラムの目的は、若年層や新規顧客に農園・トマトへの興味を喚起し、ウェブサイトやSNSでの滞在時間延長とエンゲージメント向上、そしてEC販売への導線強化を図ることです。ゲームを通じたブランドイメージ構築も重要な狙いです。
カスタマイズの例は次の通りです。制作にあたっては農園のロゴやブランドカラー、栽培品種に合わせたトマトデザイン、農園の背景や世界観の組み込み、ECサイトへのリンク導線の設置、オリジナルメッセージの挿入などが可能としています(ただし、要望に完全対応できない場合がある点は注意書きがあります)。
- 農園のロゴ・ブランドカラーの反映
- 栽培品種に合わせたトマトのデザイン変更
- 農園固有の背景や世界観の組み込み
- ECサイトへの直接リンク導線の組み込み
- オリジナルメッセージや告知の挿入
応募資格・費用・権利関係
応募資格は、以下の条件をすべて満たす農園が対象です。トマトを主要作物として栽培し、自社ECサイトやECプラットフォームでトマトをオンライン直販していること、開発期間中にDiscordまたはメールで円滑にコミュニケーションが取れること、完成したゲームを自社ウェブサイトやSNS等で積極的に活用できることが求められます。
費用はトマトの日記念の特別提供として完全無料ですが、制作物(ゲーム)の著作権についてはMetagri研究所(運営:株式会社農情人)に帰属します。具体的には、著作権法第27条及び第28条に定める権利を含むものが該当し、参加農園はプロモーション目的で自由に利用できますが、改変や第三者への利用許諾等はできません。
開発スケジュール、メリット、問い合わせ先
本プログラムの予定スケジュールは以下の通りです。スケジュールは開発状況等により変更となる場合がありますので、応募検討の際は留意が必要です。応募受付期間は2025年10月10日〜10月31日、選定は2025年11月上旬、企画・要件定義は同11月上旬〜11月中旬、開発・実装は11月中旬〜12月中旬、公開は2025年12月下旬を想定しています。
参加農園にとってのメリットについても詳細に示されています。無料提供により通常発生する制作費が不要となり、ゲーム導入による訪問者滞在時間の延長やECへの導線強化、Metagri研究所1,200名以上が参加するDiscordコミュニティ内でのPR効果、そして研究所側による広報支援(公式サイトやSNSでの発信)が期待されます。
具体的なスケジュール一覧
以下は公式に示された予定スケジュールです。応募検討時の参考として示されていますが、変更の可能性があります。
| 期間 | 内容 |
|---|---|
| 2025年10月10日〜10月31日 | 募集・告知期間(プレスリリース配信、ウェブサイト・SNSでの告知、応募受付) |
| 2025年11月上旬 | 参加農園様の選定(応募内容の審査、結果はメールで通知) |
| 2025年11月上旬〜11月中旬 | ゲーム企画・要件定義(ヒアリング、仕様の具体化) |
| 2025年11月中旬〜12月中旬 | ゲーム開発・実装(Unityを用いた開発、インターン主体の制作) |
| 2025年12月下旬 | 公開(内部テスト、参加農園によるレビュー、修正・公開) |
問い合わせ先と関連情報
プログラムや Metagri研究所に関する公式情報は、公式サイトやSNSで公開されています。Metagri研究所の公式サイトは https://metagri-labo.com/ 、イベントセミナー情報は https://metagrilabo.peatix.com/ 、公式X(旧Twitter)は https://x.com/metagrilabo/ 、公式Instagramは https://www.instagram.com/metagrilabo/ 、公式LINEは https://page.line.me/918tbanl です。
運営元である株式会社農情人の公式サイトは https://noujoujin.com/ 、問い合わせメールアドレスは info@noujoujin.com です。参加にあたってはDiscordまたはメールでの連絡が前提となりますので、応募前にそれらの環境を整えておく必要があります。
まとめ(本記事の要点整理)
以下の表は、本記事で触れたプレスリリース内容を整理したものです。応募期間、対象、制作スケジュール、権利関係、連絡先など、応募を検討する上で必要な情報を網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年10月10日 15:14(株式会社農情人/Metagri研究所) |
| 公開コンテンツ | ミニゲーム「トマトはこづめチャレンジ」および農園向けオリジナル版無料制作プログラム |
| 応募期間 | 2025年10月10日(金)〜 2025年10月31日(金) |
| 募集件数 | 限定1農園(応募多数の場合は選考) |
| 選考・結果発表 | 2025年11月上旬(メールにて通知) |
| 開発期間(予定) | 2025年11月中旬〜2025年12月中旬(公開:2025年12月下旬) |
| 費用 | 完全無料(トマトの日記念特別提供) |
| 応募資格 | トマトを主要作物として栽培、ECでオンライン直販していること、Discordまたはメールでの連絡が可能であること |
| 著作権等 | 制作するゲームの著作権はMetagri研究所(株式会社農情人)に帰属。参加農園はプロモーション目的で利用可能だが改変・第三者譲渡は不可(著作権法第27条・第28条に基づく) |
| 主な利点 | 無料制作、EC販売への導線強化、Discordコミュニティ(1,200名以上)を通じたPR、Metagri研究所による広報支援 |
| 公式情報・連絡先 | Metagri公式サイト: https://metagri-labo.com/ / 運営会社: 株式会社農情人 https://noujoujin.com/ / mail: info@noujoujin.com |
本企画は、ゲームの力を通じて農園の魅力やトマトのストーリーをより多くの消費者に伝えることを目的としています。応募を検討する農園は、上記スケジュールと応募資格・注意事項を確認のうえ、Discordまたはメールでの連絡体制を整えてエントリーすることが必要です。
参考リンク: