Spark Art Night：淡路島SAKIAで1,800人が体験
ベストカレンダー編集部
2025年10月15日 05:58
Spark Art Night開催
開催日：9月21日
光と音が紡いだ一夜 — Spark Art Nightの全貌
2025年9月21日（日）、淡路島の複合施設SAKIA（旧尾崎小学校）を舞台に、夜間特別イベント「Spark Art Night（スパークアートナイト）」が開催されました。これは、株式会社バルニバービが主催する体験型アートイベント「サキア アートデイズ」の最終日である「瓦の音楽祭」のフィナーレを飾る夜のプログラムとして実施されたものです。
当日は来場者数1,800名以上を記録し、地域住民や観光客、家族連れなど多彩な顔ぶれが集まりました。イルミネーション、光るバルーン、シャボン玉、スモーク、ダイナミックなライトショーが組み合わさり、旧校舎と校庭が一体となって幻想的な空間を作り出しました。
イベントの構成と演出
Spark Art Nightは単なる光のショーではなく、参加者全員が会場の演出の一部となる演出構成が特徴です。来場者に配布された光るうちわやバルーンを掲げることで、会場全体が“ひとつのアート作品”へと変貌しました。
演出は次の要素で構成されていました。
- 光るバルーン配布と来場者参加型の光の演出
- シャボン玉やスモークを用いた視覚効果
- 音楽に合わせたダイナミックなライトショー
- 旧尾崎小学校の校舎・校庭を活かした空間演出
このような演出により、訪れた人々は昼間の「瓦の音楽祭」からほぼそのまま夜のフィナーレへと移動し、一日を通して感動的な体験を享受しました。
来場者と市長が織りなした現場の様子
会場では子ども連れの家族が多く見られ、光の演出に歓声を上げる場面が随所で見られました。SNS上でも「#サキアアート」「#SparkArtNight」といったハッシュタグが多く使われ、写真つきの投稿が相次ぎました。
特に注目を集めたのは、淡路市長が登壇して行ったバルーン配布セレモニーでした。市長は最初の光るバルーンを来場したご家族に手渡し、その瞬間に会場全体が拍手と温かい空気に包まれました。地域の行政と住民が一体となる象徴的な場面となっています。
バルーンとおもちゃの配布経緯
当初の配布計画では、予約優先で1,000個の光るバルーンと、先着100個の光るおもちゃを準備していました。しかし来場者数が予想を上回ったことから、運営側は柔軟に対応しました。
- 当日急遽、バルーンを1,000個追加
- 当日急遽、光るおもちゃを100個追加
- それでも需要が続いたため、さらに60個を追加配布
この追加配布により、より多くの子どもたちが光るアイテムを手にして会場で楽しむことができ、保護者からは「子どもがとても喜んでいた」「また来年もぜひ来たい」といった声が寄せられました。
主催・協賛の背景と関係者の声
本イベントは株式会社バルニバービが主催し、東京都中央区のIT企業・株式会社ファーストイノベーションが共創・協賛しました。ファーストイノベーションは本イベントを「つながり応援プロジェクト」の一環として支援しています。
バルニバービはこれまでカフェやレストランの運営を通じ、都市と地域をつなぐ取り組みを続け、特に淡路島におけるSAKIA（旧尾崎小学校）の再生など地域プロジェクトを推進してきました。これらの活動は「地方創再生のモデルケース」として注目されています。
代表者のコメント
- 木ノ根 雄志（株式会社ファーストイノベーション 代表取締役社長）
- 「1,800名を超える方々にご来場いただき、淡路島の夜が光と笑顔で満たされたことを心より嬉しく思います。市長も参加してくださったことは地域の皆さまの信頼と期待の証であり、今後も地方創生の取り組みを加速してまいります。」
- 梶川 隆史（合同会社LinksEntertainment 代表）
- 「SPARK LIGHT LINKのプロデュースを通じ、来場者と一体となった感動の瞬間を生み出せたことに感謝しています。淡路島から全国へ、この熱量を広げていきたいです。」
- MASA（一般社団法人ASDA 代表）
- 「光と音、そして人の温かさが融合する夜を支えることができ、大変光栄です。来場された方々の心に残る時間となったことを願っています。」
ファーストイノベーション代表・木ノ根は、株式会社バルニバービ代表・佐藤裕久会長の地域に根差した活動への共感を大きな理由として挙げ、今回の協賛を決断したと述べています。木ノ根の言葉には企業としての理念と地方創生への強い意志が表れています。
次回イベント情報と企業概要
「サキア アートデイズ」は、2025年8月9日（土）から9月21日（日）まで開催され、アート展示、音楽ライブ、週末ワークショップ、地元グルメ出店、フォトコンテストなど多彩なプログラムで地域の魅力を発信しました。本稿では最終日のフィナーレとなるSpark Art Nightの詳細を中心に紹介してきましたが、引き続き地域での催しが予定されています。
以下はバルニバービが淡路島SAKIAで予定している直近イベントの情報です。
- 10月25日（土）：「昭和ナイト」
旧尾崎小学校を舞台に、オサキ食堂の特別ディナーメニューとDJ SATO HIROHISA氏による昭和ヒットメドレーで繰り広げる一夜限りのダンスパーティーです。ボディコン、肩パッドスーツ、昭和レトロなファッションも歓迎されます。
- 10月26日（日）：「サキア祭」
淡路島のおいしいものが集合するマルシェ型イベントで、地元の人気キッチンカーやグルメ店、雑貨、縁日コーナーが登場します。抽選会や恒例の「淡路玉ねぎスープ無料振る舞い（何杯でもおかわりOK！）」も予定されています。
各イベントは地域住民と来場者が共に楽しめる企画となっており、季節ごとの地域振興を意図したラインナップです。
関係企業の概要
以下に、本文中で触れた主な企業の所在地・代表者・事業内容を整理します。
- 株式会社バルニバービ
-
所在地：大阪府大阪市西区南堀江1丁目14−26 中澤唐木ビル 6F
代表者：代表取締役会長 佐藤裕久、代表取締役社長 安藤文豪
事業内容：飲食店経営・プロデュース、地域活性化事業、複合施設運営、イベント企画運営
- 株式会社ファーストイノベーション
-
所在地：東京都中央区晴海3-13-1 DEUX TOURS EASTタワー52F
代表者：代表取締役社長 木ノ根雄志
事業内容：クリエイティブ事業、プロモーション事業、マーケティング事業、ソリューション事業、地方創生事業
この記事の要点とイベント情報の整理
以下は本記事で触れたSpark Art Nightおよび関連情報をわかりやすく表で整理したものです。日時や参加者数、配布物、主催・協賛、今後のイベント予定などを一覧化しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | Spark Art Night（スパークアートナイト） — サキア アートデイズ最終日フィナーレ |
| 開催日時 | 2025年9月21日（日） 夜間特別イベント（サキア アートデイズ：2025年8月9日〜9月21日） |
| 会場 | 淡路島 SAKIA（旧尾崎小学校） |
| 来場者数 | 1,800名以上 |
| 主催 | 株式会社バルニバービ |
| 協賛・共創 | 株式会社ファーストイノベーション（「つながり応援プロジェクト」の一環） |
| 特徴的な演出 | 光るバルーン、光るうちわ配布、シャボン玉、スモーク、ダイナミックライトショー、旧校舎・校庭を生かした演出 |
| バルーン・おもちゃの配布 | 事前準備：予約優先1,000個の光るバルーン、先着100個の光るおもちゃ。 当日追加：バルーン1,000個追加、光るおもちゃ100個追加、さらに60個追加配布（合計は準備数と追加数の合算により対応） |
| 行政参加 | 淡路市長が視察参加。最初の光るバルーンを来場のご家族に手渡すセレモニーを実施 |
| SNSハッシュタグ | #サキアアート、#SparkArtNight など |
| 関係者コメント（主なもの） | 木ノ根雄志（ファーストイノベーション代表）、梶川隆史（LinksEntertainment代表）、MASA（一般社団法人ASDA代表） |
| 次回関連イベント | 2025年10月25日（土）「昭和ナイト」／2025年10月26日（日）「サキア祭」 |
| 主な企業情報 | 株式会社バルニバービ（大阪市）、株式会社ファーストイノベーション（東京都中央区） |
上記の表は本記事で扱った事実を整理したもので、イベント当日の来場動向、演出内容、主催・協賛の背景、今後予定されている催しなどを包括的に示しています。Spark Art Nightは地域と来場者が一体となった体験を通じて、地方創生の具体的な取り組みとしての可能性を示したイベントとなりました。
