10月30日開催:現代版トキワ荘 起業家育成プログラム始動
ベストカレンダー編集部
2025年10月15日 10:34
現代版トキワ荘キックオフ
開催日:10月30日
東京都事業と連携して始動する「現代版トキワ荘」起業家育成プログラムの目的とキックオフ
株式会社ABCアニメーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森 好文)は、東京都の「世界に羽ばたくアニメーター等の育成支援事業」の一環として、先端の3DCGやデジタル技術を活用する創作環境を整備し、アニメ・漫画分野のクリエーターを対象とした起業家育成プログラム「現代版トキワ荘」を開始します。プログラムは制作技術と事業化を同時に育む内容で、国内外の市場で通用するコンテンツの創出を目指します。
このプログラム開始に伴い、令和7年(2025年)10月30日(木)にキックオフイベントを開催します。イベントは一般参加が可能なハイブリッド形式で実施され、オフライン来場は先着20名、オンラインはZoom配信を予定しています。参加費は無料で、参加申込は専用ページから受け付けます。募集期間は令和7年10月29日(水)までです。
- キックオフ日時:令和7年10月30日(木) 11:30~12:35
- 開催方法:ハイブリッド(オフライン先着20名、オンラインZoom配信)
- 会場:東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC) 東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン14階
- 参加費:無料
- 申込方法:https://tokyo-anime-manga-3.peatix.com/
- 募集締切:令和7年10月29日(水)
基調講演と招待講師について
キックオフイベントでは基調講演として「フラット化する世界におけるクリエーターの共創とブランディング戦略」が行われます。講師は株式会社ファンワークス代表取締役の高山 晃 氏が務めます。高山氏は平成17年に株式会社ファンワークスを設立し、ウェブアニメ「やわらか戦車」やテレビアニメ「ざんねんないきもの事典」「チキップダンサーズ」、Netflix配信の「アグレッシブ烈子」、映画「すみっコぐらし」など多岐にわたるキャラクターアニメーション作品のプロデュースに携わってきた実績があります。
基調講演では、グローバルな視点での共創やブランド形成の手法、デジタル技術を活用した制作とプロモーションの接続点について具体的な事例を交えながら解説される予定です。参加者は現場の経験に基づいた知見を得ることができます。
育成プログラムの構成とスケジュールの詳細
「現代版トキワ荘」起業家育成プログラムは、審査を通過したアニメ・漫画のクリエーター等を対象に、デジタルスキルと事業化に必要な知識を統合して提供します。講座や制作発表、プロトタイプ制作と発表を通じて、創作から資金調達・販路開拓までを見据えた育成を行います。
プログラム全体は複数のフェーズで構成され、各フェーズでの成果を外部関係者に示す機会を設けることで実装可能な事業化プランへと繋げます。以下に各フェーズの具体的なスケジュールと内容を整理します。
- 講座(令和7年10月~令和8年3月)
- 内容
- AI、モーションキャプチャーなどのデジタル技術活用講座および共通テーマでの課題制作(全7回)
- 目的
- デジタル技術に基づく制作スキルの向上とチームでの共創力養成
- 課題制作発表会(令和8年3月)
事務局が提示した共通テーマに基づき制作したコンテンツを発表し、業界関係者等を招待して講評やネットワーキングの機会を設けます。
この発表は外部の関係者との接点を持ち、フィードバックを得て次フェーズへと繋げるための重要な場です。
- プロトタイプ制作(令和8年4月~9月)
各自のオリジナルIPをテーマにプロトタイプ作品を制作します。創作活動と並行して、事業化を見据えたプランの策定を進めます。
制作期間中はアトリエラボの設備を常時利用可能とし、技術面・制作面の支援を受けられます。
- プロトタイプ発表会(令和8年9月)
協業先となり得るコンテンツ企業、ベンチャーキャピタル、金融機関等を招待してオリジナルIPのプロトタイプと事業化プランを発表します。
発表により販路開拓や資金調達の機会創出を目指します。
プログラム参加者は、審査を経て決定され、参加者の正式発表は後日行われます。参加に関する詳細は申込ページの案内に従ってください。
TCIC内に整備されるアトリエラボの機能と利用条件
本プログラムの一環として、東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)内に「アトリエラボ」を整備します。アトリエラボは作画から収録、編集まで一貫して制作できる専用設備を備え、参加者は常時無料で利用可能です。
設備はクロス分野の制作ワークフローを想定しており、個人の制作からチームでのプロトタイプ制作までカバーします。以下にアトリエラボの主な機能を示します。
| 設備 | 主な用途 |
|---|---|
| ワークスペース | イラスト制作、編集作業、チームミーティング等の作業スペース |
| モーションキャプチャー | キャラクターの動作の収録、モーションデータの取得と適用 |
| 収録室 | キャラクターの音声収録、ナレーション、ボイスセッションの実施 |
| MA室 | アニメの音声・映像編集、ミキシング、ポストプロダクション |
アトリエラボの利用はプログラム参加者等が対象で、利用料は無料とされます。設備の利用に際しては運営事務局の案内に従い、予約や利用ルールを遵守する必要があります。画像はイメージとして提供される旨も併記されています。
利用対象と利用方法の補足
アトリエラボは起業家育成プログラム参加者の常時利用を想定しています。個々のプロジェクトの進捗に応じてモーションキャプチャーや収録室、MA室などを適宜利用し、プロトタイプ制作を実行できます。
利用にあたっての具体的な予約方法や運用ルール、利用時間帯等については事務局からの案内に従う必要があり、プログラム参加決定後に詳細が通知されます。
運営主体であるABCアニメーションの役割と参加方法・問い合わせ先
株式会社ABCアニメーション(エービーシーアニメーション、ABC ANIMATION, INC.)は朝日放送グループホールディングスの100%子会社であり、本プログラムの運営に携わります。事業としてはアニメーションの企画・製作・出資、国内外の番組販売、商品化、イベント等を通じたコンテンツ事業展開を行っています。
会社の基本情報は以下のとおりです。プログラムの運営・連絡窓口として正式な問い合わせ先も設けられています。
- 会社名
- 株式会社ABCアニメーション
- 代表取締役社長
- 森 好文
- 所在地
- 東京都新宿区新宿2-1-12 PMO新宿御苑前4階
- 設立
- 2016年4月
- 事業内容
- TV・劇場アニメーションの企画・製作、ビデオグラム販売、海外販売、物販、イベントなどのコンテンツ事業展開
- 公式サイト
- https://www.abc-anime.co.jp
- 本リリースに関するお問い合わせ先
- 株式会社ABCアニメーション 運営事務局 E-mail:info_animemanga@abc-anime.co.jp
申込やイベント参加については、関連リンクとして以下の専用申込ページが案内されています。申込受付は令和7年10月29日(水)で締切となるため、参加を希望する場合は期限内に手続きを済ませる必要があります。
https://tokyo-anime-manga-3.peatix.com/
キーワードとカテゴリ
本プログラムは、以下のキーワードやカテゴリに関連しています。プログラム参加や関係者の募集、外部連携のコンテクストを示す指標として整理します。
- キーワード:漫画、アニメ、育成、セミナー、メディアミックス、IPビジネス、起業、事業化、独立、グローバル
- カテゴリ:漫画・アニメ、政治・官公庁・地方自治体
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日(リリース日) | 2025年10月15日 10:00(株式会社ABCアニメーション発表) |
| キックオフイベント日時 | 令和7年10月30日(木) 11:30~12:35(ハイブリッド開催) |
| 申込締切 | 令和7年10月29日(水) |
| 会場 | 東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC) 中野坂上サンブライトツイン14階 |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 | https://tokyo-anime-manga-3.peatix.com/ |
| 講師 | 高山 晃 氏(株式会社ファンワークス 代表取締役) |
| プログラム期間 | 講座:令和7年10月~令和8年3月、プロトタイプ制作:令和8年4月~9月 |
| 主な内容 | AI・モーションキャプチャー等のデジタル技術講座(全7回)、課題制作発表会、プロトタイプ制作・発表会 |
| アトリエラボ機能 | ワークスペース、モーションキャプチャー、収録室、MA室(制作・収録・編集を一貫して実施可能) |
| 運営会社 | 株式会社ABCアニメーション(代表:森 好文、設立:2016年4月) |
| 問い合わせ | info_animemanga@abc-anime.co.jp(株式会社ABCアニメーション 運営事務局) |
以上が本リリースに含まれる主要情報の整理です。募集期間や会場、プログラムの各フェーズ、アトリエラボの利用形態、連絡先などの詳細を明記しましたので、参加検討や関係者間での情報共有にご活用ください。