コスメディ製薬、10月27日からドバイで『京薬粧』出展

ドバイ出展決定

開催期間:10月27日〜10月29日

ドバイ出展決定
なんでまたドバイに出展するの?
中東最大級の商談場であるBeautyworldで、京都発のマイクロニードル技術と製品を海外バイヤーに改めて訴求し販路拡大と市場反応の確認を狙っています。過去の出展で得た好反応や海外売上の伸長(前年対比242%)を受けた戦略的な出展です。
『京薬粧』って海外で買えるの?いつ中国で売るの?
『京薬粧』は2024年秋から台湾へ輸出済みで、香港やドバイ、アゼルバイジャン、カザフスタン、ロシアでも展開中。中国では2025年11月にプライベートブランドとして発売予定です。

ドバイ再出展──中東最大級「Beautyworld Middle East 2025」に出展決定

コスメディ製薬株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:権 英淑)は、2025年10月27日(月)~29日(水)にドバイ世界貿易センター(Dubai World Trade Centre)で開催される国際美容見本市「Beautyworld Middle East 2025」に出展することを発表した。出展はジャパンパビリオン内で行われる予定で、同社にとっては3年連続のドバイ出展となる。

開催時間は各日10:00~18:00。主催はMesse Frankfurt Middle East GmbHであり、「Beautyworld Middle East」は中東地域で最大規模の美容・ウェルネス関連見本市である。2024年の実績では164カ国・地域から1,966社が出展し、71,439名の業界関係者が来場している(出典:Beautyworld Middle East公式Webサイト、2024年)※3。

好業績の海外事業をさらに拡大。コスメディ製薬、ドバイ開催「Beautyworld MIDDLE EAST 2025」に出展 画像 2

出展の背景と現地での反応

同社は2023年に初出展した際、TTS(経皮吸収治療)技術を基盤とするマイクロニードル化粧品や貼付型サプリメントが現地の関心を集め、海外事業拡大のきっかけとなった。海外事業は2024年度(2024年5月~2025年4月)の売上が前年対比242%となるなど好調に推移している※2。

今回の出展では、タウリン結晶マイクロニードルを応用した自社ブランド『京薬粧(きょうやくしょう)』を中心に、世界初(※学会誌「薬剤学」より)とされる京都発のマイクロニードル化粧品技術を改めて海外市場に向けて発信する計画である。

好業績の海外事業をさらに拡大。コスメディ製薬、ドバイ開催「Beautyworld MIDDLE EAST 2025」に出展 画像 3

京都発の技術──マイクロニードルと『京薬粧』の役割

コスメディ製薬は京都薬科大学発のベンチャー企業で、TTS(経皮吸収治療)に特化した研究開発を行っている。コア技術は「マイクロニードル」と「貼付剤」であり、医療・医薬分野で用いられる経皮吸収デバイスの技術を化粧品に応用した点が特徴だ。

とくに同社が「塗るマイクロニードル」として開発したタウリン結晶マイクロニードルは、化粧品分野における新たな形態として評価を受け、「関西ものづくり新撰2025」で特別賞を受賞している。

好業績の海外事業をさらに拡大。コスメディ製薬、ドバイ開催「Beautyworld MIDDLE EAST 2025」に出展 画像 4

『京薬粧 薬用ニードルスキンケアシリーズ』の海外展開

『京薬粧 薬用ニードルスキンケアシリーズ』はタウリン結晶マイクロニードルを配合した医薬部外品のスキンケアシリーズで、2024年秋から台湾向けに輸出を開始した。日本製かつ医薬部外品としての品質が現地消費者に評価され、台湾での売上は好調である。

同シリーズは台湾以外にも香港、ドバイ、アゼルバイジャン、カザフスタン、ロシアで展開中で、さらに2025年11月には中国においてプライベートブランドとして『京薬粧』が発売される予定である。これらの展開により『京薬粧』をグローバルブランドへと育成し、京都の技術を世界へ届ける方針だ。

好業績の海外事業をさらに拡大。コスメディ製薬、ドバイ開催「Beautyworld MIDDLE EAST 2025」に出展 画像 5

出展ブースと展示内容の詳細

コスメディ製薬は「Beautyworld Middle East 2025」ジャパンパビリオンに出展し、来場者へ技術と製品の具体的紹介を行う予定である。出品は同社の主力であるマイクロニードル化粧品のほか、貼付剤技術を応用した「貼るサプリメント(サプリメントパッチ)」も含まれる。

執行役員 営業部長の福元芳史氏は、マイクロニードル化粧品の技術力とISO22716(化粧品GMP)認証を取得した製造環境を強みとして挙げ、初出展時の来場者からの関心と反響を受けて今回の出展を位置づけているとのコメントを出している。

好業績の海外事業をさらに拡大。コスメディ製薬、ドバイ開催「Beautyworld MIDDLE EAST 2025」に出展 画像 6

展示で伝えるポイント

展示では以下の点を来場者に示すことが予定されている。

  • タウリン結晶マイクロニードルの技術説明と製品サンプルの提示
  • 『京薬粧 薬用ニードルスキンケアシリーズ』のラインナップ紹介および台湾での販売実績
  • 貼付剤技術を応用した「貼るサプリメント」の説明
  • 製造環境としてのISO22716(化粧品GMP)取得状況や品質管理体制の説明

「Beautyworld Middle East」は世界有数の美容関連見本市として多国籍のバイヤーや業界関係者が集まる場であるため、同社はここでの反応を通してさらなる海外展開の方向性を確認する構えだ。

企業情報と重要データの整理

以下はコスメディ製薬の基本情報と今回の出展に関する主要データである。企業概要や出展スケジュール、関連する出典情報を網羅的に整理している。

出展に関する出典としては、同社が引用する「世界初」の表記については公益社団法人 日本薬剤学会発行学会誌「薬剤学」を参考としており、展示会の来場・出展実績はBeautyworld Middle East公式Webサイト(2024年)に基づく。また、海外事業の売上前年対比の数値は同社の2024年度(2024年5月~2025年4月)実績を基にしている。

会社概要と関連リンク

社名
コスメディ製薬株式会社
本社所在地
〒601-8438 京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
代表者
代表取締役社長 権 英淑
設立
2001年5月30日
コーポレートサイト
https://cosmed-pharm.co.jp
関連ページ(海外事業)
https://cosmed-pharm.co.jp/business/global/

注記(出典・数値の根拠)

この記事内で用いた主な注記は次の通りである。

  1. 「世界初」の記載は公益社団法人 日本薬剤学会発行 学会誌「薬剤学」に基づく(同社記載)。
  2. 海外事業の売上前年対比(242%)は2024年度(2024年5月~2025年4月)実績に基づく同社発表の数値である。
  3. 「Beautyworld Middle East」の来場・出展実績は公式Webサイトの2024年データを出典としている(2024年:164カ国・地域、1,966社出展、71,439名来場)。

以下の表は、本記事で取り上げた主要項目を簡潔に整理したものだ。

項目 内容
出展企業 コスメディ製薬株式会社(本社:京都市、代表:権 英淑)
出展イベント Beautyworld Middle East 2025(ドバイ世界貿易センター)
開催日時 2025年10月27日(月)~29日(水) 10:00~18:00
出展位置 ジャパンパビリオン
主要展示内容 タウリン結晶マイクロニードル配合『京薬粧』、貼付型サプリメント(サプリメントパッチ)等
海外展開状況 台湾(2024年秋輸出開始、好調)、香港、ドバイ、アゼルバイジャン、カザフスタン、ロシア。中国では2025年11月よりプライベートブランドで発売予定
技術・認証 マイクロニードル(TTS技術由来)、ISO22716(化粧品GMP)取得、関西ものづくり新撰2025 特別賞受賞
売上推移 海外事業:2024年度(2024年5月~2025年4月)売上前年対比242%(同社発表)
出典・参照 学会誌「薬剤学」、Beautyworld Middle East公式Webサイト(2024)、コスメディ製薬発表資料

以上の情報は、同社の発表資料および関連する公式出典に基づく。本稿は発表内容を整理して伝えるものであり、出展や製品の具体的な購入方法、イベント来場に関する案内等については主催者および出展企業の公式サイトを参照されたい。

参考リンク: