『万博世代』最終号刊行 万博の記憶を綴る特集

万博世代最終号刊行

開催日:10月13日

万博世代最終号刊行
どこでいつ手に入るの?
万博世代 Vol.5は発行日が2025年10月13日で、10月中旬から大阪市内を中心に順次配架。EXPO酒場や大阪メトロ主要駅26か所、大阪中之島美術館などで入手可能。紙版のほか英語を含むデジタル版もあります。
最終号にはどんな記事が載ってるの?
来場者24名の巻頭インタビュー、引地×花岡の公開対談、2018年決定から閉幕までの年表、制作チームの証言などを収めた総力特集。12ページの日英併記で記録と教訓を深掘りします。

「万博世代」最終号――テーマは「わすれたくない(おぼえてろよ…)」

一般社団法人demoexpoは、フリーペーパー『万博世代(EXPO GENERATION)』の第5号を発行し、2025年10月中旬より大阪市内を中心に順次配架を開始します。本誌は大阪・関西万博の会期に合わせて発行されてきたもので、今号が最終号となります。

最終号のテーマは「わすれたくない(おぼえてろよ…)」。万博に訪れた一般来場者、万博に仕事で関わった関係者、そして万博ファン(マニア)まで、多方面へ直接取材を行い、“忘れたくない記憶”と“次に活かすための教訓”をあわせて掘り下げています。誌面は、万博の記録としての価値と、他誌では読めない深い内容を目指した総力特集号です。

まちごとまきこむEXPOマガジン『万博世代』いよいよ最終号!ファイナル特集は『わすれたくない』。2025年10月中旬より大阪市内を中心に配架開始 画像 2

特集と記事構成の詳細

最終号は巻頭から年表まで、多面的に大阪・関西万博を振り返る構成になっています。実地取材および公開インタビュー、年表や制作者の証言、そして現場で感じた記憶と学びが並びます。

以下が本号に掲載された主なコンテンツであり、誌面に収められた情報はデジタル版や外部NOTEへの誘導も含めて読者が深掘りできる設計です。

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巻頭インタビュー「万博世代 interview」

夢洲会場やEXPO酒場に訪れた24名の一般来場者へ行ったインタビューを中心に、それぞれのわすれられない万博の思い出を収録しています。来場者の視点から見た体験談は、多様な年代・立場の声を集めることで、万博の記憶の幅を伝えます。

各インタビューは来場時の具体的な体験、印象に残った展示や空間、交流の様子などを丁寧に聞き取り、誌面上で断片的な記録に終わらせない配慮がされています。

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公開インタビュー:引地耕太×花岡 対談実録

大阪・関西万博のにぎわい創出プロジェクト『OPEN DESIGN 2025 「EXPO WORLDs」』に関与したキーパーソン同士の公開対談を実録掲載しています。プロジェクト仕掛け人である花岡氏(プロデューサー)と引地耕太氏(クリエイティブディレクター)が、実際の現場で体感したことや仕掛けの裏側、忘れたくない出来事と学びを語ります。

この対談は大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催中の「大阪・関西万博デザイン展」会期に合わせた公開収録のもので、誌面で伝えきれないコメントのロングバージョンはdemo!expoのNOTEで読めるようにQRコード誘導を設定しています。

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年表でたどる「わすれたくないの記録と記憶」

2018年11月24日(開催決定日)を起点に閉幕までを時系列で整理した年表を掲載しています。万博に関わった出来事、SNSで話題になった事象、イベントやプロジェクトの進行などを一貫した視点でまとめ、当時を事実ベースで振り返る資料的価値を狙った構成です。

年表には万博に深く関わった11名の「わすれたくない」コメントも併載しており、これらのコメントの長文版はデジタルでの閲覧に切り替えられる設計になっています(誌面のQRコードを経由)。

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制作チームの証言

『万博世代』の前身『EXPOST』編集人である竹田徹氏や、印刷会社、デザイナー、編集部スタッフそれぞれが万博に対する思いを短文で寄せています。制作側が何を記録に残し、どのように編集してきたかを内側から示すことで、本誌の編集方針と位置づけが明確になります。

編集人・制作スタッフの言葉は、誌面制作の過程や苦労、記録として残す意義など、現場の実感が伝わる内容になっています。

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demo!expoのこれまでの取り組みと今回の位置づけ

『万博世代』を発行する一般社団法人demoexpoは、街から「デモンストレーション」を仕掛けるプロデューサー&クリエーターの集団です。団体情報は以下の通りです。

団体名
一般社団法人demoexpo
所在地
大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F
設立
2023年4月13日
代表理事
花岡
理事
今村 治世、岡本 栄理、冨田 信雄、長井 健一、久岡 崇裕、山根 シボル

demo!expoは、万博を会場だけで完結するイベントではなく、街全体を巻き込む視点でプロジェクトを企画・実施してきました。今回の最終号は、その活動の記録と総括としての意味も兼ねています。

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主なプロジェクトと開催実績

demo!expoが実施してきた主要プロジェクトは、街のプレイヤーを巻き込むことを軸に多彩です。以下にプロジェクト名と要旨、開催時期や成果を整理します。

  • EXPO酒場プロジェクト:万博に興味のある人々が集まり語らう場として開始。2022年春から継続的に開催され、関西2府4県で同時開催したのは2022年7月18日(万博まで1000日前の節目)。累計で約75回、延べ5,100人以上が来場。
  • あたらしい大阪みやげ計画 by 大阪ええYOKAN:関西の和菓子メーカーが連携し大阪の新たな土産菓子ジャンルを作る取り組み。
  • EXPO大学:大学を拠点に万博と関わる方法をワークショップで検討(例:2023年4月に『EXPO大学 関大キャンパス』開催)。
  • EXPO TRAIN:沿線の店舗・企業・アーティストが列車内をパビリオン化する貸切列車イベント(2023年7月『近鉄号』、2024年4月『阪急号』)。
  • ヤヤコシ荘の届かないおくりもの by Panasonic:パナソニックの子ども向け体験型ワークショップ、パビリオン「ノモの国」に連動。
  • EXPO TEAM CAMP 2022:2021年9月の結成後、2022年3月に夢洲で初の大規模イベントを開催し関係者や参加者の交流を創出。
  • まちごと万博2023:開幕2年前の2023年4月13日に大阪を舞台とした約1か月の連続企画。
  • まちごと万博バスツアー & プラットフォーム発表:開幕1年前の2024年4月12日に実施。
  • demo!tape と関連イベント:2024年10月13日に梅田エリアで実証実験『demo!tape』を開始し、HH EXPO、EKI EXPO、EXPO OPEN STREET等を実施。

これらの活動は、街を巻き込んだ“もう1つの万博”をつくるという理念に基づいており、本誌はその集大成的な役割を果たす形で編まれました。

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刊行情報、配架先、協賛・制作スタッフ

『万博世代 vol.5』の刊行情報、配架・協賛・制作の詳細は以下の通りです。読者が現物に触れるための配架先情報や、制作クレジットを正確に伝えることを目的としています。

発行日・仕様・配架情報は事実として記載します。

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刊行と形態

[名 称] 万博世代 vol.5(英名:EXPO GENERATION)

[発行日] 2025年10月13日

[判 型] A4判・フルカラー/全12ページ・日英バイリンガル(一部)

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配架先(配架は2025年10月中旬より順次)

配架先は大阪市内中心に幅広く設定されています。具体的な設置場所は以下です。

  • EXPO酒場 キタ・ミナミ本店
  • Osaka Metro(梅田・なんば・天王寺など主要駅26か所)
  • 大阪中之島美術館
  • 大阪府立図書館
  • 大阪市立中央図書館
  • 大阪府下公共施設ほか

配架先の具体的なリストはプレスリリースの概要欄やdemo!expoの公式サイト(https://demoexpo.jp/)で確認可能です。

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協賛・協力・制作クレジット

[協 賛] 真生印刷株式会社、新生紙パルプ商事株式会社

[協 力] サンケイ総合印刷株式会社、大阪まちごと万博共創プラットフォーム

[企 画] 万博世代編集部

[デザイン] 桶川真由子 (Neki inc.)

[撮影] 木村華子

[翻訳] 宮外真理子

[編集・執筆] 小島知世

[編集部] 笹貫淳子、山根シボル

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デジタル版と記事のまとめ

紙の最終号に加え、英語を含むデジタル版も公開されています。デジタル版の冒頭は英語見出しで「EXPO GENERATION Vol. 5 Now Available」として配信され、テーマや掲載内容の英文サマリーが提供されています。

紙面とデジタル双方を使って、万博の記録を国内外へ伝える意図が明示されています。誌面に示されたQRコードからデジタルコンテンツへ誘導する設計も施されています。

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主要ポイントの整理

以下に本記事で触れた主要な点を整理します。記事本文では取材内容、プロジェクトの歴史、配架・制作情報など、プレスリリースに記載された情報を網羅的に伝えました。

最終章では、記事内に登場した情報を表にまとめ、要点を一目で確認できるようにします。

項目 内容
刊行物名 万博世代 vol.5(EXPO GENERATION Vol.5)
テーマ わすれたくない(おぼえてろよ…)
発行日 2025年10月13日
体裁 A4・フルカラー・全12ページ・日英バイリンガル(一部)
配架開始 2025年10月中旬より大阪市内を中心に順次配架(EXPO酒場、Osaka Metro主要駅26か所、大阪中之島美術館、大阪府立図書館、大阪市立中央図書館、大阪府下公共施設ほか)
主要コンテンツ 巻頭インタビュー(24名)、公開インタビュー(引地耕太×花岡)、年表(2018年11月24日〜閉幕)、制作者たちの証言
協賛 真生印刷株式会社、新生紙パルプ商事株式会社
協力 サンケイ総合印刷株式会社、大阪まちごと万博共創プラットフォーム
発行元 一般社団法人demoexpo
所在地(発行元) 大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F
制作スタッフ(抜粋) 企画:万博世代編集部、デザイン:桶川真由子、撮影:木村華子、翻訳:宮外真理子、編集・執筆:小島知世、編集部:笹貫淳子、山根シボル
デジタル版 EXPO GENERATION Vol.5(英語概要あり)、QRコード経由で長文コメントの閲覧が可能
公式サイト https://demoexpo.jp/

以上が本号の要点です。紙面とデジタルの双方で大阪・関西万博に関わった人々の記録を整理したことにより、開催期間中に生まれた体験や学びが後の活動へとつながるための資料的価値が高められています。

参考リンク: