ポポちゃんが捉えたMUSASHIの自然な表情|万博個展レポ

世界のMUSASHI個展

開催期間:7月9日〜7月10日

世界のMUSASHI個展
この個展っていつどこでやったの?
『世界のMUSASHI個展』は2025年7月9日・10日に大阪・関西万博会場で開催。約150団体が参画し、MUSASHIとのコラボ作品約100点が展示されました。
ポポちゃんって何者でどんな写真を撮るの?
パーティーフォト出身のフォトジャーナリストで、ライカを携え“友達のような視点”で現場のFlowやVibesを捉えた自然な瞬間を切り取る作風です。

万博会場で見えた「友達のような視点」──ポポちゃんが切り取ったMUSASHIの自然な表情

2025年7月9日・10日に大阪・関西万博で開催された『世界のMUSASHI個展』には、約150団体に及ぶ企業や団体、著名人が参画し、アーティストMUSASHIとのコラボレーション作品約100点が展示された。本稿はその会場で「フラッと遊びに来た友達のように」現れ、MUSASHIやその周辺の人々の表情を撮影していたフォトジャーナリスト、通称“ポポちゃん”の取材を中心に構成する。

万博会場でポポちゃんが捉えた写真群は、宣伝やプロモーションのために作られた演出ではなく、その場のFlow(流れ)やVibes(波長)に抗わずに出くわした瞬間を切り取るという性質を持つ。ポポちゃん自身は当日にMUSASHIと会うのも初めてで、事前情報がほとんどない状態で会場に向かったと語る。その偶発性が、彼の撮影スタイルを特徴付けている。

「フラッと来た友達のように」MUSASHIの自然な表情を撮ったフォトジャーナリスト 画像 2

会場での出会いと印象

ポポちゃんは、会場で感じた空気について「何かのプロモーションとは違う」と述べる。初対面のMUSASHIについては「商売っ気がまったくなく、本物のアーティストという印象を受けた」と語り、MUSASHIを支えるチームにも同様の印象を持ったという。

ある瞬間、MUSASHIとスタッフが「世界に行く、ロサンゼルスに行く」と話すのを聞き、そのときに自分が同行して撮影している光景がふとイメージとして浮かんだという。シャイな面と強さが同居するMUSASHIの何気ない表情を、まだ彼を知らない人へ伝えることが自分の仕事だと感じたと語る。

  • 展示規模:約150団体の参画、コラボ作品約100点展示
  • 会期:2025年7月9日・10日(万博会場で開催)
  • 主催:株式会社 石富プロパティー(プレスリリース発行日:2025年10月15日 20時00分)
「フラッと来た友達のように」MUSASHIの自然な表情を撮ったフォトジャーナリスト 画像 3

ポポちゃんが歩んだ道──パーティーフォトグラファーとしての形成と変遷

ポポちゃんは13歳のときに海外ホームステイ先でパーティーを撮影したのが原点となった。以降、高校でカナダへ留学、大学はアメリカで進学するなど海外経験を重ね、当初は俳優志望でもあったという。帰国後、俳優の道に進むことには違和感を抱き、父親が始めたウエディング関連事業と連携して写真撮影会社を立ち上げたのが23歳の頃だ。

当初は人を雇って組織化していたが、感性が勝負の世界で他者に教える難しさを感じ、27歳で1人で活動することを決意した。現在はウエディングのほか、海外ブランドのレセプションパーティーなどの依頼を受けるパーティーフォトグラファーとしての活動が主である。かつては「SHOWGO WESTFIELD」という名義を用いていたが、現在はより柔らかく親しみやすい「ポポちゃん」として活動している。

「フラッと来た友達のように」MUSASHIの自然な表情を撮ったフォトジャーナリスト 画像 4

フォトジャーナリズムとしての位置づけ

ポポちゃんは自らの仕事を「フォトジャーナリズム」と呼ぶ。結婚式のように一日に凝縮された出来事の背後にある準備、葛藤、喜び、悲しみなどの積み重ねを隠さず写し取ることを重視している。G.Q.W.P(G=グローバル、Q=クオリティ、W=ウエディング、P=フォトジャーナリズム)というブランド名はその理念を示すものである。

実際の機材選びにもその姿勢は反映されている。普段使用するカメラはライカであり、その理由は一眼レフに比べて小型で目立ちにくく、遊びに来た友人の一人として振る舞うことで被写体の自然な表情を引き出せるためである。

原点
13歳でのフィルムカメラ撮影
海外経験
高校:カナダ留学、大学:アメリカ進学
事業化
23歳でフォト撮影会社を立ち上げ、27歳で独立
旧名
SHOWGO WESTFIELD
現名
POPOちゃん(ポポちゃん)
「フラッと来た友達のように」MUSASHIの自然な表情を撮ったフォトジャーナリスト 画像 5

MUSASHI個展と関連情報──出展アーティスト、事務局、企業情報

個展の主体はアーティストMUSASHI(武蔵)で、出身は大阪府寝屋川市、2003年生まれ。幼少期から立体造形を好み、中学生から本格的に絵を描き始めた。マーカー、アクリル、顔彩などを巧みに使う作風で、キャンバス、デジタルアート、立体造形など多岐にわたる表現を行う。

MUSASHIの作品は、BeatやLyricに由来する表現や花柄を取り入れたものなど、ポジティブな表現からダークな表現まで幅広く、メッセージ性を持たせた作品群が特徴である。展示では約100点のコラボ作品が並び、参加団体は約150に及んだ。

「フラッと来た友達のように」MUSASHIの自然な表情を撮ったフォトジャーナリスト 画像 6

事務局・企業・アーティストの連絡先と基本情報

万博武蔵個展事務局の連絡先は以下の通りである。代表電話やメールアドレス、所在地が明記されているため、展示に関する問い合わせは事務局宛に行われる。

名称
万博武蔵個展事務局
代表TEL
06‐6606-9638
Mail
ishitomi.expoinfo@gmail.com
住所
〒566-0063 大阪府摂津市鳥飼銘木町1番40号

主催企業:株式会社 石富プロパティーの情報もプレスリリースに含まれている。会社の代表者、所在地、設立年、資本金、公式ウェブサイトが明記されている。

名称
株式会社 石富プロパティー
代表者
代表取締役 中井 健太
所在地
〒572-0077 大阪府寝屋川市点野3丁目30番4号
設立
2015年2月
資本金
1,700万円
HP
https://musashi-ishitomi-art.com/

アーティストMUSASHIのSNS情報も公開されており、作品や活動の詳細はSNSで確認できる。

  • MUSASHI(武蔵)SNS:https://www.instagram.com/musashi_ishitomi?igsh=M2ZuMTJlY3AxanNh
  • POPOちゃん(G.Q.W.P)Instagram:https://www.instagram.com/gqwedding_official
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要点の整理とまとめ(本文で触れた主な情報の一覧)

以下の表は、本稿で紹介した『世界のMUSASHI個展』およびポポちゃんに関する主要な情報を整理したものである。展示規模、開催日、関係者、ポポちゃんの経歴や撮影哲学、連絡先や企業情報を網羅している。

項目 内容
展示名 『世界のMUSASHI個展』
開催日 2025年7月9日・10日(大阪・関西万博)
参加団体数 約150団体
展示作品数 アーティストMUSASHIとのコラボ作品約100点
撮影者 POPOちゃん(パーティーフォトグラファー/フォトジャーナリスト)
ポポちゃんの撮影哲学 FlowとVibesを感じ取り、出くわした自然な瞬間を切り取る。フォトジャーナリズムとしてリアルな空気感を写す。
主な使用機材 ライカ(目立ちにくく、友人のように振る舞える点を重視)
ポポちゃんの略歴 13歳で撮影開始、カナダ留学、米国で大学、23歳で会社立ち上げ、27歳で独立。旧名:SHOWGO WESTFIELD。
ポポちゃんSNS https://www.instagram.com/gqwedding_official
MUSASHI(アーティスト) 出身:大阪府寝屋川市、2003年生まれ。マーカー・アクリル・顔彩などを用いた多様な表現。
MUSASHI SNS https://www.instagram.com/musashi_ishitomi?igsh=M2ZuMTJlY3AxanNh
事務局連絡先 万博武蔵個展事務局/TEL:06‐6606-9638/Mail:ishitomi.expoinfo@gmail.com
主催企業 株式会社 石富プロパティー(代表:中井 健太)/所在地:大阪府寝屋川市点野3丁目30番4号/設立:2015年2月/資本金:1,700万円

本稿では、万博での展示規模や会期、参画企業の規模感、ポポちゃんの来歴と撮影スタンス、使用機材、MUSASHIの作家プロフィール、事務局および主催企業の連絡先情報を整理して提示した。本稿を通して、展示現場での即興的な出会いと写真表現がどのように結びついているかを伝えることを主眼とした。

関連リンク(プレスリリース内に記載された情報)

参考リンク: