10/19開催 サムライソニックvol.7|藍染と音楽の融合フェス
ベストカレンダー編集部
2025年10月16日 13:22
サムライソニックvol.7
開催日:10月19日
幕張で7回目を迎える「SAMURAI SONIC vol.7」の全体像
音楽と伝統文化を掛け合わせた都市型フェス「SAMURAI SONIC vol.7」が、2025年10月19日(日)に幕張メッセ 国際展示場 展示ホール7-8で開催されます。2021年の初開催以来、ジャンルや世代の壁を越えて観客を魅了してきたこのフェスは、今回で7回目、幕張メッセでの開催は3年連続となります。
主催の株式会社エンタメラボは、今回の開催において史上最多となる総勢19組のアーティストを発表し、3つのステージ(SAMURAI / YAMATO / THE ERA STAGE)でタイムテーブルが組まれています。観覧チケットは複数種が用意され、イベントの性格上、音楽ライブとしての演出に加え、地域文化と連動した出展やワークショップが行われることが特徴です。
開催日時と会場のポイント
開催日は2025年10月19日(日)、会場は幕張メッセ 国際展示場 展示ホール7-8です。都心近接の大型展示ホールであるため、都市圏からの集客力を生かした展示・体験プログラムと、複数ステージの同時運営が可能です。
今回発表された情報では、ステージ構成は
テーマ「青炎讃歌」とその意味
vol.7のテーマは「青炎讃歌」です。プレスリリースではこの言葉を「約1000℃を超えて燃え上がる青色の炎のように、人の強い信念と高い志を象徴する言葉」と説明しています。アーティストの表現と観客の共鳴を通じ、出演者とファンを青炎の勢いで応援するという意図が込められています。
このテーマは単なるキャッチコピーに留まらず、今回のフェスが掲げる地方創生や伝統文化支援の取り組みと結びついています。青の色彩や藍(あい)にまつわる文化的要素をイベント演出や出展、コラボレーションコンテンツに反映させる意図が示されています。
音楽と文化を結ぶ象徴としての青
藍色は古くから日本の衣文化と密接に結びつき、抗菌・防虫・消臭などの薬効が認められる天然染料としての役割も担ってきました。本フェスでは、藍染など伝統的技術をテーマの一部として打ち出し、音楽を媒介に都市の来場者へ地方の文化を紹介する狙いがあります。
このテーマは、出演アーティストのパフォーマンス、会場展示、ワークショップ、オリジナルグッズなど複数の要素に横断的に反映され、来場者が「知る・出会う・応援する」体験を得られる設計になっています。
地方創生への具体的な取り組みと徳島・海陽町の連携
SAMURAI SONICは、今回から本格的に地方創生を軸にした取り組みを開始します。首都圏での高い発信力を活用し、地域の文化や産業、一次産業従事者の技術や価値を都市の観衆に届けることを目的としています。
都市と地方が接点を持つことで文化継承に留まらず、経済や教育といった広範な社会課題の解決にもつながることを想定しており、SDGsやESGの観点も盛り込んだ構想です。
徳島県・海陽町との関わり
今回フィーチャーされる地域の一つが徳島県、特に海陽町と吉野川流域の藍文化です。海陽町は海・山・川の自然環境に恵まれ、農林水産業やオーシャンカルチャーが育まれてきた場所として紹介されています。現地の人的・文化的資源に触れることが、持続可能な社会や自然なものづくりの学びにつながると位置付けられています。
フェス当日は、藍染をはじめとした伝統文化の体験ワークショップや、伝統工芸を担う職人の出展、SAMURAI SONIC限定のコラボグッズ販売などが予定されています。これらは来場者が現地の文化を肌で感じ、理解と共感を得る機会として設計されています。
コラボ作品・職人紹介と支援プラン
徳島とSAMURAI SONICの連動企画として、徳島出身の音楽家である福岡晃子(元チャットモンチー、ソロ名義「accobin」)との特別コラボレーションが実現しました。楽曲タイトルは「Echoes of Moments」で、1曲の内容を異なる4本のミュージックビデオ(MV)として同時公開する形式が取られます。
撮影・編集は accobin & The Moments、プロデュースは永原レキ、後援は海陽町および吉野川市です。これにより、音楽作品を通して地域の職人・アーティスト・伝統文化の物語を映像化します。
参加する職人・アーティスト(氏名と参照動画)
本プロジェクトでフィーチャーされた職人・アーティストは以下の通りです。各氏名と、公開されている動画のURLもプレス情報に含まれています。
- 藍染草木染め ハイカラーハンドワークス 庄司 拓也
YouTube:https://youtu.be/68yw_qCGc4k?si=GZWXDadaZ1bTUyMR - 阿波和紙 アワガミファクトリー 中島 茂之
YouTube:https://youtu.be/FbEQ34Dz2Gg?si=QEVC-pZH4-6E7A2q - パッチワークアーティスト 吉田 一郎
YouTube:https://youtu.be/lDzSr3IF8Js?si=fvlkeaeLqHoTgS_e - 竹灯り作家 たけの花 桧垣 健・フローレンス
YouTube:https://youtu.be/0eAl_GFCdwE?si=DWg2ff8zc5ekUwVh
これらの出展・映像化は、地域の伝統技術と現代のクリエイティブ表現をつなぐ試みとして位置付けられています。
応援プランと支援の仕組み
来場者向けの「応援プラン」も用意されています。会場でのワークショップ開催やSAMURAI SONIC vol.7限定コラボグッズの贈呈、VIP・VVIPエリアの利用、フードチケット付帯など、フェス体験を拡張する複数のプランがあります。
さらに、オリジナル名入れ提灯を当日会場で展示するプランや、後日に徳島県海陽町を訪れ藍染体験やグルメツアーに参加するプレミアムなプランも設定されています。ただし、一部のプランは既に募集を終了していることが明記されています。
長期的な支援策としては、今回の取り組みを皮切りに、伝統文化を支える一次産業従事者への経済的支援の仕組みづくりが目標とされています。企画制作費や売上の一部を通じた支援予定があり、社会的認知度向上と価値流通の両面から継続的な支援を行う計画です。
チケット情報、運営コンセプト、公式情報の整理
チケットは複数種で販売されています。価格やタイプは以下の通りです。ペア割チケットについては、総額と1名あたり価格の双方が公表されています。
| チケット種別 | 価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| S-VIPチケット | 24,800円 | 最上位の特典が含まれる想定 |
| VIPチケット | 19,800円 | VIPエリア利用等 |
| 一般チケット | 9,980円 | 通常入場チケット |
| ペア割チケット | 17,960円 | 1名あたり8,980円として計算 |
| U-24チケット | 3,900円 | 24歳以下対象 |
運営コンセプトは「打ち鳴らせ、魂動(こどう)」で、2021年11月に初開催して以来、今回で7回目となります。魂動(こどう)は個々の内にある「魂」が生み出す鼓動を表し、逆境の時代でも自分の鼓動を聴きながら前に進むというメッセージを込めています。
音楽ライブエンターテインメントを通じ、出演者と観客、地域社会が共に助け合い成長し続ける文化を目指すという方針が示されています。
公式情報と問い合わせ先
公式情報は以下の公式チャネルで発信されています。詳細なタイムテーブルや出演者リスト、チケット販売状況は公式サイトおよびSNSでの確認が推奨されています。
- 公式HP
- https://www.samuraisonic.com
- 公式Instagram
- https://www.instagram.com/samuraisonic21
- 公式X
- https://x.com/samuraisonic21
- LINE公式
- https://line.me/R/ti/p/%40565jixya
- 公式YouTube
- https://youtube.com/@samuraisonic7373
- 公式TikTok
- https://www.tiktok.com/@samuraisonicofficial
公式発表にあるとおり、一部の応援プランは既に募集終了となっているため、参加希望者は公式チャネルで最新情報を確認することが重要です。
この記事の要点を整理
以下の表は、本記事で触れた主な事項をわかりやすく整理したものです。開催概要、テーマ、地域連携、コラボ作品、参加プラン、チケット情報、公式リンクを網羅しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | SAMURAI SONIC vol.7 |
| 開催日 | 2025年10月19日(日) |
| 会場 | 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール7-8 |
| 出演者数 | 総勢19組(SAMURAI / YAMATO / THE ERA STAGEのタイムテーブル) |
| テーマ | 青炎讃歌(人の強い信念と高い志を象徴) |
| 地方連携 | 徳島県(海陽町、吉野川市)の伝統文化・職人をフィーチャー |
| コラボ作品 | accobin(福岡晃子)楽曲「Echoes of Moments」・1曲で異なる4本のMVを同時公開。撮影&編集:accobin & The Moments、プロデュース:永原レキ、後援:海陽町 / 吉野川市 |
| 参加職人・作品例 | 藍染(庄司 拓也)、阿波和紙(中島 茂之)、パッチワーク(吉田 一郎)、竹灯り(桧垣 健・フローレンス)+各YouTubeリンク |
| 応援プラン | 会場ワークショップ、限定コラボグッズ、VIP/VVIPエリア、名入れ提灯展示、徳島訪問プラン等(※一部プランは募集終了) |
| チケット | S-VIP 24,800円 / VIP 19,800円 / 一般 9,980円 / ペア割 17,960円(1名あたり8,980円) / U-24 3,900円(すべて税込) |
| 公式情報 | 公式HP 他、Instagram / X / LINE / YouTube / TikTok |
以上が発表されたプレスリリースの内容を網羅的に整理した記事の要点です。音楽と伝統文化を結び、都市と地域をつなぐ試みとしての今回のSAMURAI SONIC vol.7は、多面的な体験プログラムと支援の仕組みを伴って実施されます。詳細や最新情報、タイムテーブルやチケットの販売状況については公式サイトおよび各公式SNSでの確認を推奨します。
参考リンク: