11月14日開催 シネマ歌舞伎『朧の森に棲む鬼』完成披露上映会
ベストカレンダー編集部
2025年10月16日 14:23
完成披露上映会(新宿)
開催日:11月14日
シネマ歌舞伎の新章──『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』完成披露上映会が決定
松竹株式会社は、シネマ歌舞伎シリーズ最新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の完成を記念した舞台挨拶付き完成披露最速上映会を、2025年11月14日(金)に新宿ピカデリーで開催すると発表しました。シネマ歌舞伎史上初となる、主演違いの2バージョンを連続公開するという試みが実現します。
本作は「歌舞伎NEXT」シリーズの第2弾で、前作『阿弖流為〈アテルイ〉』のヒットに続く作品です。従来の歌舞伎の伝統を据え置きながら、映像表現を大胆に取り入れた新たな挑戦が目指されています。完成披露上映会では、松本幸四郎が主演する「幸四郎版」と尾上松也が主演する「松也版」の両バージョンが同日に上映され、舞台挨拶も行われます。
開催の背景と意義
シネマ歌舞伎は舞台を映画館で楽しめる映像コンテンツとして定着してきました。本作は企画シリーズの第二弾として、脚本に中島かずき、演出に劇団☆新感線のいのうえひでのりを迎え、歌舞伎の枠を超えた表現を試みています。今回、主演を変えた2バージョンを連続で公開することにより、同じ物語の異なる解釈・演出の違いを映画館で比較体験できる点が大きな特徴です。
作品の収録は、令和6年(2024年)11月・12月に行われた新橋演舞場公演がベースになっており、舞台公演の空気感を映像化したうえで映画的な編集が施されている点も注目されます。制作・配給は松竹株式会社が担当します。
完成披露上映会の詳細と当日のスケジュール
完成披露上映会は新宿ピカデリーで行われ、舞台挨拶とともに両バージョンの上映が1日で実施されます。上映は適宜休憩を挟みながら進行する予定です。
以下に当日のタイムテーブルと会場情報、登壇者情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年11月14日(金) |
| スケジュール(予定) |
|
| 会場 | 新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15-15) |
| 登壇者(敬称略) | 松本幸四郎(「幸四郎版」ライ役)、尾上松也(「松也版」ライ役) |
舞台挨拶と上映構成の特徴
当日は両主演が揃っての舞台挨拶が行われますが、上映はそれぞれ主演が異なる「幸四郎版」「松也版」を連続で上映する構成です。1日で両バージョンを上映するため、舞台と映画、異なる主演による作品の比較が可能です。
舞台挨拶の開始時間は11:00、その後まず「幸四郎版」が11:40から、続いて「松也版」が15:30から上映され、終映は19:10を予定しています(時間は予定につき変更の可能性があります)。
チケット料金・販売スケジュールと購入方法
今回の完成披露上映会は全席指定で、チケットはローソンチケットで取り扱われます。価格や販売スケジュールはプレスリリースに従い以下の通りです。
以下に料金体系と販売スケジュールを整理します。販売日程は本リリースの表記をそのまま記載しています。
| チケット種別 | 料金 |
|---|---|
| 全席指定(完成披露上映会) | 5,400円(税込)+手数料 |
- 先行抽選受付(ローソンチケット)
- エントリー期間:10月21日(火)15:00 ~ 10月28日(火)23:59
- 当落確認・発券開始:11月8日(土)15:00 ~
- 一般発売(先着)
- 販売日時:11月8日(水)18:00 ~
購入はローソンチケットにて行います。イベント・販売等の詳細は公式の案内ページで確認してください。
公式情報の参照先:シネマ歌舞伎公式ニュースページ
作品情報:あらすじ・スタッフ・出演者
『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』は中島かずきの脚本、いのうえひでのり(劇団☆新感線)の演出により舞台化され、令和6年11月・12月の新橋演舞場公演を収録したものが映像化されています。配給・制作は松竹株式会社です。
公開スケジュールは幸四郎版が2026年1月2日(金)、松也版が2026年1月23日(金)となっています。映画館での通常料金は一般2,200円、学生・小児1,500円、ムビチケ1,900円(いずれも税込)です。
主要スタッフ
- 作:中島かずき
- 演出:いのうえひでのり(劇団☆新感線)
- 収録:令和6年11・12月 新橋演舞場公演を収録
- 制作・配給:松竹株式会社
出演(掲載順・敬称略)
舞台挨拶に登壇する主演のほか、収録版に出演する主要キャストは下記の通りです。
- 松本幸四郎
- 尾上松也
- 中村時蔵
- 坂東新悟
- 尾上右近
- 市川染五郎
- 澤村宗之助
- 大谷廣太郎
- 市川猿弥
- 片岡亀蔵
- 坂東彌十郎
- ほか(令和6年11,12月新橋演舞場公演を収録)
あらすじ
いつとも知れぬ戦乱の世。とある島国の深い《オボロの森》の中で、野良犬のごとく屍の山を漁る男が一人、その名は〈ライ〉。落武者狩りで屍から金品を奪っていたところに《オボロの魔物》が現れ、〈ライ〉の奥底にある欲望を呼び覚ます。欲望はこの国の王座を我がものにすることだった。
魔物が与えた“オボロの剣”は〈ライ〉の舌に合わせて動き、人を斬っては赤い血の雨を降らす。この出会いこそが破滅の始まりだったという物語が、歌舞伎の化粧・所作・語りを基調としつつ、映像表現によって新たな視覚体験へと引き上げられます。
要点の整理(本記事のまとめ)
以下の表は、今回の完成披露上映会および作品に関する主要情報を簡潔にまとめたものです。詳細は公式ページで随時確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 松竹株式会社(プレスリリース日時:2025年10月16日 12:10) |
| イベント名 | シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』舞台挨拶付き完成披露最速上映会 |
| 開催日時 | 2025年11月14日(金) 11:00 開演(舞台挨拶)/11:40「幸四郎版」上映開始/15:30「松也版」上映開始(終映19:10予定) |
| 会場 | 新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15-15) |
| 登壇者 | 松本幸四郎、尾上松也(敬称略) |
| チケット料金(完成披露上映会) | 全席指定 5,400円(税込)+手数料 |
| チケット販売 | ローソンチケット(先行抽選:10/21 15:00〜10/28 23:59、当落・発券開始:11/8 15:00〜、一般発売:11/8 18:00〜) |
| 劇場公開日 | 幸四郎版:2026年1月2日(金)/松也版:2026年1月23日(金) |
| 劇場料金(通常公開時) | 一般2,200円、学生・小児1,500円、ムビチケ1,900円(いずれも税込) |
| スタッフ | 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり(劇団☆新感線) |
| 主な出演 | 松本幸四郎、尾上松也、中村時蔵、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、澤村宗之助、大谷廣太郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎 ほか |
| 収録 | 令和6年11,12月 新橋演舞場公演を収録 |
| 公式情報 | https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/news/3084 |
| 権利表記 | シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』©松竹株式会社 |
以上が本リリースに基づく完成披露上映会と作品の主要情報です。詳細・最新情報はシネマ歌舞伎公式ページを参照のうえ、購入や来場の際には販売ページの案内に従ってください。
参考リンク: