北九州国際映画祭が2/27開幕 短編国際コンペ新設

第3回北九州国際映画祭

開催期間:2月27日〜3月1日

第3回北九州国際映画祭
開催はいつなの?
第3回は2026年2月27日(金)の前夜祭から3月1日(日)まで開催。J:COM北九州芸術劇場やリバーウォークなど複数会場で上映やカーペット、光石研ら3名のアンバサダー参加、最終日にコンペ表彰式があります。
短編コンペってどう応募するの?締切は?
応募はFilm Freeway経由のオンライン申請のみ。受付は2025年11月1日〜2026年1月10日(早期締切11/16、標準12/16、最終1/10)。作品は5〜25分、2023年1月1日以降完成でジャパン・プレミアが条件。北九州市在住等は応募料免除です。

北九州発、地域と世界をつなぐ第3回北九州国際映画祭の開催決定

北九州市が主催する映画の祭典「北九州国際映画祭」の第3回開催概要が、2025年10月16日11時に北九州市役所より発表されました。本記事は発表資料の内容を網羅的に整理し、開催日程、会場、起用人員、短編コンペティションの募集要項など、発表されたすべての情報を分かりやすく伝えます。

発表は福岡県北九州市(北九州市役所)から行われ、今回の映画祭は「映画の街・北九州」を代表する祭典として、地域と世界をつなぐことを目指す内容になっています。以下では、ポイントごとに詳細を示します。

発表日
2025年10月16日 11時00分(北九州市役所発表)
主催
北九州国際映画祭実行委員会(北九州市)
開催期間
令和8年(2026年)2月27日(金)〜3月1日(日)
「第3回北九州国際映画祭」開催 画像 2

顔ぶれと役割:プロモーション・アンバサダー3名と総合プロデューサー

第3回北九州国際映画祭では、広報・PRを担うプロモーション・アンバサダーとして北九州市出身の俳優3名が起用されます。また、映画祭全体の監修・企画運営に携わる総合プロデューサーとして北九州市出身で国際的に実績のある映画監督が就任します。

アンバサダーと総合プロデューサーの就任は映画祭の認知拡大と質の向上を狙った布陣と位置づけられています。以下に起用人員ごとの発表内容と個別のコメント、経歴を整理します。

「第3回北九州国際映画祭」開催 画像 3

プロモーション・アンバサダー:光石 研(みついし けん)

就任理由と役割:広報・PR活動の象徴として起用。映画祭を盛り上げるための広報活動に参加します。

コメント(要旨):光石氏は第1回の開催以来、継続して映画祭に関わってきた経験を示し、回を重ねるごとに来場者や市民の映画への関心が高まっていると実感している旨を述べています。第3回は2026年2月27日〜3月1日に開催されること、プロモーション役として努める意向が示されています。

「第3回北九州国際映画祭」開催 画像 4

プロモーション・アンバサダー:野間口 徹(のまぐち とおる)

就任理由と役割:北九州市出身として地元に根差した広報活動に参加。映画祭初参加ながらアンバサダーを務めます。

コメント(要旨):野間口氏は地元で開催される国際映画祭に携われることへの喜びと、光石氏ら先輩とともに映画祭を良いものにするため尽力する意向を表明しています。開催日は来年2月27日から3月1日であると改めて案内されています。

「第3回北九州国際映画祭」開催 画像 5

プロモーション・アンバサダー:吉本 実憂(よしもと みゆ)

就任理由と役割:第1回から参加してきた経緯があり、今回はアンバサダーとして開幕までおよび開催期間中の盛り上げ役を担います。

コメント(要旨):吉本氏は地元・北九州市での映画祭参加歴を述べ、今回はプロモーション・アンバサダーとして携わることに感謝の意を示しています。開幕までの期間を含めて映画祭を盛り上げる意向を伝えています。

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総合プロデューサー:近浦 啓(ちかうら けい)監督

近浦監督は北九州市出身。これまで短編を経て長編を2本制作し、国際映画祭でのノミネートや受賞歴が豊富な映画監督です。監督自身は幼少期に黒崎の映画館で映画に触れた経験を原点とし、映画と街の関係性を重視する立場から今回の映画祭をプロデュースする意向を表明しています。

プロフィールには以下のような主要な実績が示されています。

生年
1977年生まれ
長編デビュー
2018年『コンプリシティ/優しい共犯』(第43回トロント国際映画祭ワールドプレミア等)
代表作
2023年『大いなる不在(英題:GREAT ABSENCE)』:第48回トロント国際映画祭/第71回サン・セバスティアン国際映画祭でコンペティション参加、サン・セバスティアンでは最優秀俳優賞とアテネオ・ギプスコアノ賞の受賞実績あり。2024年サンフランシスコ国際映画祭でグローバル・ビジョンアワード受賞。

初の短編国際コンペティション「サンフラワー・ショートフィルムス・インターナショナル・コンペティション」詳細

第3回の大きな特徴として、初開催の短編映画コンペティションが設定されました。名称は「サンフラワー・ショートフィルムス・インターナショナル・コンペティション」で、若手監督の国際的な登竜門を目指す意図が明記されています。

以下に応募要項、賞、審査結果発表時期など、発表資料に含まれるすべての項目を整理します。

賞と選考

  • グランプリ:ゴールデン・サンフラワー・アワード(1作品)
  • 準グランプリ:シルバー・サンフラワー・アワード(1作品)
  • 観客賞:オーディエンス・アワード(1作品)

エントリー期間と応募料

応募はFilm Freewayを通じたオンライン申請のみで受け付けます。北九州市在住者または通勤・通学者は応募料が無料となります。

種別 締切日 応募料
早期締切 2025年11月16日 20米ドル
標準締切 2025年12月16日 30米ドル
最終締切 2026年1月10日 40米ドル
エントリー開始 2025年11月1日 受付開始(北九州市在住等は無料)

応募は2025年11月1日から2026年1月10日まで受け付けられます。応募サイトはFilm Freeway(https://filmfreeway.com/)です。

応募資格・方法・審査発表

応募資格は以下の通りです。いずれの条件も満たす必要があります。

  1. 上映時間が5分以上25分以下であること。
  2. 2023年1月1日以降に完成した作品であること。
  3. 日本初公開(ジャパン・プレミア)であること。

応募方法:Film Freeway経由のオンライン申請のみ。

審査結果:一次審査結果は2026年1月下旬〜2月上旬にホームページ等で発表予定(10作品程度を予定)。最終審査の結果は北九州国際映画祭の最終日に発表されます。

会場、プログラム日程、関連情報とアクセス先

開催期間中の主なスケジュールと会場は以下の通りです。発表資料には、プログラムやゲストの詳細は専用ホームページ・SNS・報道発表資料などで随時発表すると記載されています。

日程ごとの主な内容は次のように整理されています。

  • 2月27日(金) 前夜祭イベント
  • 2月28日(土) カーペットイベント、映画上映 など
  • 3月1日(日) 映画上映、コンペティション表彰式 など

上映会場(屋内)

主演となる上映会場は以下の通りです。中劇場・小劇場の規模がある会場が含まれています。

  • J:COM北九州芸術劇場(中劇場・小劇場)
  • 小倉昭和館

これらの会場にて長編・短編の上映、トークセッション等が行われる想定です。会場ごとの詳細プログラムは後日発表されます。

屋外会場

街中の屋外スペースを活用したイベントも予定されています。屋外会場は次の場所です。

  • リバーウォーク北九州(エナジーコート)
  • 小倉駅JAM広場
  • 魚町みらい広場(小倉北区魚町一丁目4-16)

屋外では上映以外にプロモーションイベントやカーペットイベントが想定されます。具体的なスケジュール・開催時間は公式発表を参照してください。

公式情報と応募窓口

映画祭の公式ホームページは以下のURLです。プログラム、ゲスト発表、一次審査結果などは公式ホームページやSNS、報道発表で順次公開されます。

北九州国際映画祭 公式サイト
https://kitakyushu-kiff.jp/

Film Freeway(応募サイト)
https://filmfreeway.com/

発表内容の要点まとめ

以上が発表資料に基づく第3回北九州国際映画祭の全情報です。以下の表に主要事項を整理して本稿を締めます。

項目 内容
発表日 2025年10月16日 11時(北九州市役所発表)
開催期間 2026年2月27日(金・前夜祭)〜3月1日(日・表彰式含む)
会場(屋内) J:COM北九州芸術劇場(中劇場・小劇場)、小倉昭和館
会場(屋外) リバーウォーク北九州(エナジーコート)、小倉駅JAM広場、魚町みらい広場(小倉北区魚町一丁目4-16)
プロモーション・アンバサダー 光石 研、野間口 徹、吉本 実憂(いずれも北九州市出身)
総合プロデューサー 近浦 啓(北九州市出身・国際映画祭での上映・受賞歴あり)
短編コンペ名 サンフラワー・ショートフィルムス・インターナショナル・コンペティション
エントリー期間 2025年11月1日〜2026年1月10日(早期締切:11/16、標準:12/16、最終:1/10)
応募料 早期20米ドル、標準30米ドル、最終40米ドル(北九州市在住・通勤・通学者は無料)
応募資格 5分以上25分以下、2023年1月1日以降に完成、ジャパン・プレミアであること
応募方法 Film Freeway経由のオンライン申請(https://filmfreeway.com/)
審査結果発表 一次審査:2026年1月下旬〜2月上旬にホームページ等で発表(約10作品)/最終審査結果:映画祭最終日に発表
公式サイト https://kitakyushu-kiff.jp/

この表には発表資料に含まれる要点を網羅しました。プログラムの詳細やゲスト情報、上映作品一覧、セッションの時間割などは公式サイトおよび公式SNSで順次公開されます。発表された情報に基づいて整理した内容は以上です。