学生の斬新案で拓くエステの可能性—TBC協賛の関東予選
ベストカレンダー編集部
2025年10月17日 14:51
関東個人予選協賛
開催日:9月18日
Z世代の発想が示したエステティックの新たな可能性 — CAREER ROOKIES GP 2025 関東個人予選協賛の背景
TBCグループ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:長田 佳敏)は、株式会社Strobolights(本社:東京都町田市/代表取締役社長:羽田 啓一郎)が主催する学生向けビジネスコンテスト「CAREER ROOKIES GP 2025」に関東企業支援枠として協賛し、9月18日(木)に開催された関東個人予選大会に参加しました。この記事は当該プレスリリース(2025年10月17日 12時30分発表)の内容を元に、大会の狙いや当日の進行、審査結果までを整理して伝えます。
協賛の目的として同社が設定したテーマは、「TBCが考えるエステティックの魅力についてまだ知らない人たちに届けるための新しい事業とは?」というものです。創業以来エステの魅力を伝えてきたという背景がある一方で、まだ来店にためらいを感じる潜在顧客や当社を知らない層が存在するという課題があり、そうした層にどう届かせるかを学生の発想で探ることが狙いでした。
- 主催
- 株式会社Strobolights(本社:東京都町田市/代表取締役社長:羽田 啓一郎)
- 協賛
- TBCグループ株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:長田 佳敏)
- 開催日
- 関東個人予選:2025年9月18日(木)
- プレスリリース発表日時
- 2025年10月17日 12時30分
- 参加者
- 8チーム・27名の大学生(チームは初対面の学生同士で構成)
- 提示テーマ
- 「TBCが考えるエステティックの魅力についてまだ知らない人たちに届けるための新しい事業とは?」
当日の進行と学生の取り組み詳細
大会当日は午前11時から夕方17時30分まで、複数の競技形式で学生の知識・発想力・プレゼン能力を問う構成となっていました。各フェーズでは時間配分が明確に定められ、短時間での思考と表現が求められました。
以下に示すのは大会当日の各プログラムとその内容です。大会は先鋒戦・次鋒戦・副将戦の早押しクイズから始まり、続いて大将戦、長時間にわたるチームワーク、最後に全員登壇でのビジネスプレゼンへと進みました。
| 時間 | プログラム | 内容 |
|---|---|---|
| 11:00 – 11:30 | 先鋒戦・次鋒戦・副将戦(早押しクイズ) | 「一般常識」「計数」「英語」の3分野による早押し方式。解答者が一列に並び、早押しボタンで回答する形式で、集中力と即応力が求められた。 |
| 11:30 – 11:55 | 大将戦 | 提示テーマは「TBCのイメージキャラクターを提案してください」。各チームで討議し代表者が1分間でプレゼン。提案例には渡辺直美、藤井風、大谷翔平選手などが含まれた。 |
| 12:10 – 16:30 | チーム戦〈ワーク〉 | 約4時間半で議論・立案・資料作成・プレゼン準備を実施。学生は当社社員に対して顧客データや売上構成、当社の強みなどを積極的に質問し、ビジネス性の高い提案を作成した。 |
| 16:30 – 17:30 | チーム戦〈ビジネスプレゼン〉 | 各チーム全員が登壇して5分間プレゼン。審査員は当社取締役ら4名。短時間でまとめられた提案が多数披露され、熱量の高いプレゼンが展開された。 |
早押しクイズと大将戦の印象
早押しクイズでは時間制限と瞬発力が求められ、参加学生の真剣さが会場全体に伝わりました。各チームが交互に解答に挑む形式は緊張感を高め、参加者の集中度の高さが確認できました。
大将戦では「TBCのイメージキャラクター」を巡る議論が展開され、渡辺直美さん、藤井風さん、大谷翔平選手など多様な提案が出ました。Z世代の視点が反映された選定理由やキャラクター像の提示は、短時間の議論でまとめられたとは思えない示唆に富む内容でした。
約4時間半のワークとプレゼン準備の取り組み
ワーク時間中、各チームは議論と資料作成に集中しました。課題解決のために必要な情報を得る目的で、学生たちは「顧客の年代別割合」「売上内訳」「当社の強み」といった具体的なデータを当社社員へ積極的に質問しました。
短時間での資料作成にもかかわらず、各チームはビジネス性を意識した具体的な提案をまとめており、プレゼンの構成や訴求ポイントの整理に工夫が見られました。審査員の前で行われた5分間のプレゼンでは、チームごとに異なる強みを活かした発表が行われました。
提案内容の傾向と審査結果の詳細
審査は主に「新規性」と「収益性」を評価軸として行われました。学生ならではの着眼点に基づく提案が多数あり、短時間でまとめられたとは思えないレベルの提案が並びました。
審査の結果、4チームが本予選会を通過しました。審査を担当したのは同社の取締役を含む4名の審査員です。以下は公開された予選通過案の一部例です。
- 海外市場を開拓するグローバル戦略(現地ニーズに合わせたサービス設計やプロモーション計画を含む)
- マッチングアプリと連携した美容サブスクリプション(ユーザーの属性に応じたプラン最適化や継続率向上施策の構想)
これらの案は新規性と収益性の観点から高く評価され、予選通過を果たしました。その他の提案も多様で、ビジネスモデルの構造や顧客接点設計、デジタルを活用した集客戦略など、実務に近い視点の提案が目立ちました。
また、当日の審査では提案の実行可能性や市場性だけでなく、プレゼンテーション力やチームの連携も評価対象となりました。5分間という制約の中で要点を伝える能力が審査を左右した場面が見られました。
担当者コメントと総括
プレスリリースに記載された担当者コメントによれば、丸一日かけて開催された本予選会では参加した学生全員が予選通過を目指し、真剣かつ熱気に満ちた姿が印象的だったとのことです。新規事業案は学生ならではの新鮮でユニークな提案が多く、審査の難易度を高める水準だったため、社員にとっても刺激となったと報告されています。
担当者は本予選会から決勝大会へ進出し、決勝で優勝を果たすチームが出ることを関係者一同で期待していると述べています。大会を通じて示された学生の発想は、エステティック業界の顧客開拓やサービス設計に新たな示唆を与える内容でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表 | 2025年10月17日 12時30分 |
| 主催 | 株式会社Strobolights(代表:羽田 啓一郎) |
| 協賛 | TBCグループ株式会社(代表:長田 佳敏) |
| 開催日 | 関東個人予選:2025年9月18日(木) |
| 参加者 | 8チーム・27名の大学生(チームは初対面で編成) |
| 提示テーマ | 「TBCが考えるエステティックの魅力についてまだ知らない人たちに届けるための新しい事業とは?」 |
| 主な競技内容 | 早押しクイズ(一般常識・計数・英語)、イメージキャラクター提案、大規模ワーク(約4時間半)、5分間プレゼン |
| 審査基準 | 新規性、収益性(ほかプレゼン力・実現可能性も考慮) |
| 通過チーム数 | 4チーム(本予選会通過) |
| 通過案の一例 | 海外市場開拓によるグローバル戦略/マッチングアプリ連携の美容サブスク 等 |
| 担当者コメント要旨 | 参加学生の真剣さと提案の質の高さが印象的であり、社員にとっても刺激になった。決勝で優勝するチームが出ることを期待している。 |
上記の表は、本予選会の重要点を整理したものです。大会の進行、参加学生の取り組み、審査のポイント、通過案の方向性などを一目で確認できるようにまとめています。今回示された学生のアイデアは、エステティック業界の新たな顧客接点やビジネスモデル構築に関する有益な示唆を含んでおり、今後の展開が注目されます。