10月29日開催|金高騰で注目の国際宝飾展、見どころガイド
ベストカレンダー編集部
2025年10月20日 12:01
国際宝飾展【秋】開幕
開催期間:10月29日〜10月31日
金相場の急騰――「高市トレード」巻き戻しがもたらした市場の変化
2025年10月中旬、いわゆる「高市トレード」巻き戻しの影響で日経平均が急落し、投資家のリスク回避の動きが強まった。これにより、金(ゴールド)の価格が最高値を更新する展開となり、相対的に安定資産と見なされる金への関心が再燃している。
株式から実物資産へ資金がシフトする局面では、現金や預金に加え物理的に保有できる資産、特にジュエリーや純金コインといった形の実物の金が注目されやすい。報道によれば、貴金属買い取りを行う専門店では来店客が急増し、ある店舗では小判やめがね、金歯などを含めてこの1週間で約3,000万円分の金製品を買い取ったという実例が確認されている(出典:TBS NEWS DIGy)。
相場変動の直接的影響と投資行動の変化
金価格上昇の背景には、政策・政治的要因や国際的なリスク要因のほか、国内投資家の心理変化がある。今回のケースでは「高市トレード」の巻き戻しがトリガーとなり、短期間にリスクオフへの動きが加速した。
個人レベルでは、資金を流動資産から実物資産へ移す動きが見られ、これがジュエリー市場や買取市場の活況につながっている。専門店の買い取り実績は短期的なマクロ要因が個人の資産保全行動に直結することを示している。
実物資産としての金ジュエリーが集う「国際宝飾展 秋」――出展内容と取材機会
こうした市場環境を受けて、RX Japan株式会社主催の展示会「国際宝飾展【秋】(IJT)」が、2025年10月29日(水)~31日(金)にパシフィコ横浜で開催される。会場では実物資産としての金ジュエリーが多数出展され、取材者が最前線でトレンドを確認できる場となる予定だ。
主催はRX Japan 株式会社で、展示規模は大きく、400社・81万点の出展が予定されている。報道や業界関係者の注目度が高く、会場に来場する買付担当者や出展担当者への直接取材が可能である点が強みとなる。
出展予定の注目製品と企業
展示会で紹介予定の製品には、金の価値とデザイン性を兼ね備えたアイテムが揃う。以下はプレスリリースで示された出展製品の詳細である。
- (株)三浦製作所:毎年限定発行されるオリジナル純金コインを使用したペンダント。シンプルなタイプからデザイン性の高いタイプまでバリエーションがあり、在庫は残り僅かとされる。
- (有)スダマ:10.26グラムの金を使用したネックレス。メキシコ産ファイアーオパール9.84カラットとダイヤモンド0.54カラットをあしらったもので、金価格高騰前に制作されたため市場価値から見て比較的リーズナブルな価格設定となっている。
- AAROHI CO. LTD.:スイスの地金メーカーが発行したK24純金インゴット5グラムをK18オリジナル枠にセットしたペンダントトップ。総重量は約5.75グラムで、新品未使用の希少品として価値とデザイン性を両立している。
これらの製品は実物資産としての金の魅力を伝えるものであり、来場者や買付担当者の関心が集まると見込まれる。
取材の流れと現地で押さえておくべきポイント
取材を希望する場合は主催側の事前登録が必要となる。プレスリリースには取材の事前登録・問い合わせ用の案内が記載されており、取材者は登録の上、会場で担当者や買付者に直接取材することが可能だ。下記のURLが公式案内ページおよび来場登録ページとなる。
- 展示会公式ページ:https://www.ijt.jp/autumn/ja-jp.html
- 来場(取材)登録ページ:https://regist.reedexpo.co.jp/expo/IJTA/?lg=jp&tp=inv_qr&ec=IJT&em=prtimes1017
取材のポイントとしては、(1) 金価格高騰前に制作された製品の価値評価、(2) 買い取り市場の動向(個人の売却動向や店頭買取実績)、(3) 出展企業の供給体制や在庫状況、(4) デザイン性と素材価値のバランス、の4点が挙げられる。これらは現地での対面取材で深掘りできる。
取材手続きと現地での取材想定シナリオ
取材の手続きは主催のオンライン登録を経て、会期中に会場受付で取材バッジ等の手続きが行われる想定である。事前に取材希望テーマやインタビュー対象を整理し、出展者名と製品名を控えておくと効率的に動ける。
- 公式ページで出展者・出展製品を確認する。
- 来場(取材)登録ページから事前登録を行う。
- 会期中、指定時間に会場で出展者や買付担当者にインタビューを申し込む。
用語・キーワード、資料の入手先、整理表
本記事で登場した主要なキーワードと関連情報、ならびに参照先を以下に整理する。開催情報や出展内容は主催側の公式情報が最終的な出典となるため、詳細は公式ページを参照することが望ましい。
- 主要キーワード
- 高市トレード、金相場、日経平均、安全資産、ジュエリー、国際宝飾展(秋のIJT)、連立離脱、ゴールド、トランプ関税
- 主催/会期/会場
- 主催:RX Japan 株式会社
会期:2025年10月29日[水]~31日[金]
会場:パシフィコ横浜 - 出展規模
- 出展社数:400社、出展点数:81万点(プレスリリース記載)
- 取材登録・問合せ
- 展示会公式ページ:https://www.ijt.jp/autumn/ja-jp.html
来場登録ページ:https://regist.reedexpo.co.jp/expo/IJTA/?lg=jp&tp=inv_qr&ec=IJT&em=prtimes1017 - 資料/画像
- プレスリリース素材(画像等)のダウンロードが可能。詳細はプレスリリースおよび公式サイトを参照。
以下の表は、本記事で取り上げた主要事項を整理したものである。重要な日時や場所、出展のハイライト、相場動向と市場反応を一目で確認できるようにまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発端 | 「高市トレード」巻き戻しによる日経平均の急落と投資家の安全資産志向 |
| 金相場の状況 | 金価格が最高値を更新(2025年10月時点の報道に基づく) |
| 個人市場の動向 | 貴金属買取店の来店増、ある店舗で約3,000万円分の金製品買い取り(1週間) |
| 展示会名/会期 | 国際宝飾展【秋】(IJT)/2025年10月29日~31日 |
| 会場/主催 | パシフィコ横浜/RX Japan 株式会社 |
| 出展規模 | 約400社・81万点 |
| 主要出展例 | (株)三浦製作所:限定純金コインペンダント/(有)スダマ:10.26g金ネックレス(ファイアーオパール9.84ct、ダイヤ0.54ct)/AAROHI CO. LTD.:K24インゴット5gをセットしたK18枠のペンダント(総重量約5.75g) |
| 取材方法 | 事前登録の上、会場で出展者や買付担当者に直接取材可能(登録ページ参照) |
| 参照 | 展示会公式:https://www.ijt.jp/autumn/ja-jp.html / 来場登録:https://regist.reedexpo.co.jp/expo/IJTA/?lg=jp&tp=inv_qr&ec=IJT&em=prtimes1017 / 報道出典:TBS NEWS DIGy |
以上が、今回の金相場急騰とそれに伴う実物資産としての金ジュエリーへの注目、および国際宝飾展【秋】の出展概要と取材案内の整理である。会期と出展規模、注目製品の要点を確認することで、現地での取材・取材企画の立案に役立てられる。
参考リンク: