11月18日開催：ILM山田義也が語る『サンダーボルツ』VFXメイキング

ハリウッドのVFX制作の実際を国内で直接学べる機会が到来

デジタルハリウッドは、Industrial Light ＆ Magicにて数多くのハリウッド大作に携わるシニア・ジェネラリストアーティスト、山田義也氏を講師に迎え、映画『サンダーボルツ*』のVFXメイキングに迫る特別セミナーを2025年11月18日火曜日に開催します。プレスリリースは2025年10月21日14時00分に発表されました。

本セミナーは、実際の制作時の映像を交えながら、映像の魅せ方や制作上のノウハウを具体的に解説するメイキング中心の構成です。将来CGや映像業界を目指す方、映画制作の舞台裏に興味がある方に向けた内容となっています。参加は無料ですが要予約で、定員は100名に限定されます。

開催日時と会場の詳細

セミナーは2025年11月18日火曜日の19時30分開始で、開場は19時15分です。会場はデジタルハリウッド東京本校で、所在地は千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3Fです。

参加費は無料ですが事前予約が必要で、定員は100名です。オンライン同時配信の情報はプレスリリース内に明記されていませんので、会場での参加を前提に案内が行われています。受付や問い合わせはデジタルハリウッド東京本校へ連絡してください。

日程

2025年11月18日 火曜日 19時30分開始（開場 19時15分）

会場

デジタルハリウッド東京本校 千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア3F

参加費

無料（要予約）

定員

100名

セミナーの構成と対象者 — ハリウッド制作の具体的な学び

今回のセミナーは3部構成で実施されます。第1部はオープニングと講師紹介、第2部は『サンダーボルツ*』のVFXメイキング解説、第3部はQ&Aセッションです。第2部では実制作映像やワークフローの具体例を交え、映像の「魅せ方」に関するノウハウが紹介されます。

Q&Aセッションでは山田氏に直接質問する機会が設けられており、現場で用いられている技術的な考え方やキャリア形成、使用ツールに関する具体的な疑問を投げかけられる場となります。普段なかなか知ることができないハリウッドの制作現場の裏側に触れられる内容です。

対象となる参加者

本セミナーは以下のような方に推奨されています。ハリウッド作品のメイキングに興味がある方や、CG業界への就職・転職を検討している方、BlenderやMayaなどで制作を学んでいる方にとって有益な内容です。

• ハリウッド作品のメイキングに興味がある方
• CG業界への就職／転職を検討している方
• BlenderやMayaなどで制作を学んでいる方
• ILMや海外スタジオでのキャリアに憧れがある方
• 「サンダーボルツ*」やマーベル作品が好きな方

登壇者 山田義也氏の詳細な経歴と関わった作品群

講師の山田義也氏はIndustrial Light ＆ MagicのSenior Generalist Artistです。1968年広島県生まれで、岡山理科大学では機械工学を専攻しました。卒業後の1990年には家電メーカーへ就職し8年間勤務しています。

1998年30歳で渡米し、デジタルハリウッドU.S.A.校（dhima 通称ディーマ Digital Hollywood Institute of Media Arts）CG映像専攻に入学し、1999年に修了しました。その後は講師の紹介でサンタモニカのPixel Envy社でインターンを開始、ミュージックビデオのVFXを手掛け、2年の正社員勤務を経てPixel Envyの社長が設立したHydraulx社に立ち上げメンバーとして参加しました。

Hydraulx社では約12年間モデリングスーパーバイザーとして、トランスフォーマーやパシフィック・リム、スカイスクレーパーといった作品のアセットデベロップとショットワークに携わりました。2012年には夢であった『スター・ウォーズ』シリーズに参加するためILMへ移籍。Senior Generalist/Environment Artistとしてフォースの覚醒、ローグワン、ラストジェダイ等のスピンオフ作品、TVシリーズを含む多数のプロジェクトに従事しています。

山田氏が担当した主な代表作と関与時期は次の通りです。

1. 『スター・ウォーズ』シリーズの複数プロジェクト（フォースの覚醒、ローグワン、ラストジェダイ 等）
2. マーベル作品（アベンジャーズなど）
3. 『ザ・クリエイター／創世者』などの超大作
4. 2025年5月公開 マーベル・フランチャイズ最新作『サンダーボルツ*』 重要パートを担当
5. 2025年11月公開予定『ウィキッド 永遠の約束』に参加
6. 2026年5月公開予定『スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー』に携わっている

山田氏のキャリア形成のポイント

山田氏は国内の工学系出身から映像制作への転身を果たし、海外での学びとインターン経験を経て長期的にキャリアを築いた事例です。Pixel Envyでの実務経験、Hydraulxでのモデリングスーパーバイザーとしての12年、そして2012年からILMでの参加といった一連の経歴は、実務経験と専門教育が結びついたキャリアパスの好例といえます。

セミナーでは山田氏自身の制作上の考え方やワークフロー、環境構築の手法が説明される予定で、現場の実務的なノウハウを得られる機会になると案内されています。

デジタルハリウッドの学びと支援制度、申し込み方法

デジタルハリウッドはIT・デジタルコンテンツ分野の人材育成スクールとして、対面での学習環境やクリエイティブな学習環境を提供しています。1994年10月に設立され、本校は東京御茶ノ水、ほか大阪梅田にも校舎があります。社会人を中心にWeb、デザイン、3DCG、VFX、映像、グラフィック等のプロ育成を目的としたカリキュラムを整備しています。

CG分野の開講校舎とコースは以下の通りです。各校舎で対面授業や専科コース、CGGYMなど複数の選択肢が用意されています。学習環境を確認したい方は無料説明会やカウンセリングに申し込むことができます。

また、リスキリングを通じたキャリアアップ支援制度も整備されており、対象コースや支援内容の詳細は下記の案内ページで確認できます。説明会やカウンセリングは参加無料で、校舎またはオンラインで申し込みが可能です。リンクは以下です。

• 説明会・カウンセリング申し込みページ URL https://school.dhw.co.jp/school/tokyo/
• リスキリング支援事業 対象コース案内 URL https://school.dhw.co.jp/prospectus/careerup_reskilling.html
• リスキリングプログラム案内 URL https://school.dhw.co.jp/prospectus/reskillprogram/
• デジタルハリウッド専門スクール URL https://school.dhw.co.jp/

セミナーの予約や問い合わせはデジタルハリウッド東京本校へ。電話番号およびメールアドレスは次の通りです。電話は月曜定休日となっています。

問い合わせ電話

0120-386-810（月曜定休日）

問い合わせメール

tokyo@dhw.co.jp

記事の要点を表で整理

以下の表は本記事で扱った重要情報を整理したものです。参加を検討する際の確認用としてご活用ください。

この記事はプレスリリースに基づき、セミナーの開催概要、登壇者の経歴、対象者や申し込み方法、デジタルハリウッドの提供する学習環境と支援制度の情報を整理してお伝えしました。参加に関する最新情報や予約方法は上記の問い合わせ先および公式ページでご確認ください。