10月26日開催|山口ヒロキ監督がAIと映画制作を国際会議で語る
ベストカレンダー編集部
2025年10月21日 18:18
AIと映画制作の未来
開催日:10月26日
ショートフィルムの国際舞台で、生成AIを語る――山口ヒロキ監督がパネリストに選出
2025年10月26日(日)に開催されるアジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2025」(秋の国際短編映画祭)の一環として催される国際カンファレンス「AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求」に、ガウマピクス株式会社代表取締役で映画監督の山口ヒロキ氏が登壇することが発表されました。東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)に入居する企業の代表として、国内の制作現場から見た生成AIの実務知見を国際舞台で共有します。
この登壇情報は、2025年10月21日18時00分付のリリースで公開されています。リリース元は、東京都からの受託運営を行う株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木英樹)で、TCICの入居企業であるガウマピクス株式会社(本社:東京都中野区)が本件に関する主体となります。
選出の背景と登壇の意義
国際会議には世界各国の映画監督や映像産業のリーダーが集結し、映画制作におけるAI技術の活用や倫理、共同作業の在り方といったテーマが取り上げられます。山口氏は10名のパネリストの一人に選出されており、生成AIを実際に制作現場で導入している立場から、具体的な運用方法や課題、可能性について発言する予定です。
登壇にあたって山口氏は「映画制作に生成AIツールを導入し始めてから早くも2年近く経ちますが、AIツールの進化はとても早く、作り手として感じる可能性や今後の課題などを、各国から集まったパネリストの方々と一緒にお話しさせて頂きます」とコメントしています。
カンファレンスの詳細と参加情報
このカンファレンスは「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2025」の秋の国際短編映画祭プログラムの一部として実施されます。会場や日時、主催といった運営情報は以下の通りです。
主催側の告知では、パネルディスカッションを通じて国際的な視点を交えた議論が予定されており、映像制作者およびAI技術者、企業関係者など多様なステークホルダーが参加する場となります。具体的なプロラム進行や参加パネリストの詳細は主催者の公表情報にて順次案内されます(詳細は こちら)。
- イベント名:AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求
- 開催日時:2025年10月26日(日)10:00~13:00
- 会場:赤坂インターシティコンファレンス the AIR
- 主催:株式会社パシフィックボイス、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
- パネリスト数:計10名(国際的な映像制作者、AI技術者等を含む)
- チケット:2025年9月25日(木)より予約・販売開始(詳細は こちら)
会場と時間、チケット情報に関する補足
会場の赤坂インターシティコンファレンス the AIRは、都心部のアクセスが良い会議施設で運営プログラムの規模に合わせたホールを使用する想定です。カンファレンスは午前中から正午過ぎまでの3時間のプログラムで、登壇者による意見交換と質疑応答が組み込まれます。
チケットの一般販売開始は2025年9月25日からで、詳細な購入方法や料金体系は主催者の案内に準じます(詳細は こちら)。国際的な参加者を想定した座席配分やオンライン配信の有無など、実務的な運営情報は主催者の告知を確認する必要があります。
山口ヒロキ監督の経歴と生成AIを用いた映像制作の取り組み
山口ヒロキ氏は京都府出身で、立命館大学映画部第39代部長を務めた経歴を持ちます。19歳で監督した短編作品『深夜臓器』がインディーズムービー・フェスティバルでグランプリを受賞したことを皮切りに、学生時代に制作した初の劇場公開長編『グシャノビンヅメ』が2004年に公開され、海外映画祭でも評価を受けました。
以降の実写作品としては、原作:高殿円の『メサイア』シリーズ、原作:三家本礼の『血まみれスケバンチェーンソー』、原曲:40mPの『トリノコシティ』などがあり、多ジャンルでの映像制作を手掛けています。山口氏は近年、生成AIを活用した映画制作にも積極的に取り組んでいます。
- 主な受賞・招待歴
- 『グシャノビンヅメ』はモントリオール・ファンタジア国際映画祭で受賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭など多数の海外映画祭に正式招待され、各国での配給が決定。
- 生成AI作品
- 初の生成AI映画として知られる『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』は2024年にプチョン国際ファンタスティック映画祭、釜山国際AI映画祭、トリエステSF映画祭などのAI部門に正式招待されました。
- さらに、2025年8月にはAI映画『グランマレビト』が劇場公開されています。
制作現場でのAI利用と登壇テーマの関連
山口氏は生成AIツールの制作現場導入から約2年の実践経験があり、ツールの進化速度、作り手としての可能性、制作現場で生じる倫理的・法的課題について具体的な事例をもとに説明できる立場です。カンファレンスでは、創造性と協働、倫理の三点に焦点を当てた議論が期待されます。
登壇により、国際的な視座と日本の現場事情をつなげる役割を果たすことが想定され、他国の映像制作者やAI関係者との知見交換を通して、より実務的な対応策やガイドライン議論につながる可能性が高いと考えられます。
TCICとガウマピクスの役割、問い合わせ先と関連情報
TCIC(東京コンテンツインキュベーションセンター)は、東京都が設置したコンテンツ関連産業に特化した創業支援施設で、コンテンツ分野での創業支援やハンズオン支援を通じて産業の集積・情報発信を目指しています。運営は株式会社ツクリエが東京都から受託して行っています。
ガウマピクス株式会社は従来の実写映像制作に加えて生成AIによる動画制作を併用し、映画、ドラマ、CM、企業VP、MV、YouTube動画、CGなど多様なジャンルを手掛ける映像制作会社です。ガウマピクスの取り組みは、制作現場でのAI活用の実例として今回の登壇につながっています。
- リリース発信元:株式会社ツクリエ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木英樹)
- 登壇者所属:ガウマピクス株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:山口ヒロキ)
- 問い合わせ(本件):ガウマピクス株式会社 プロデューサー 寺嶋 e-mail:ff@ilink-creative.com
- TCIC公式サイト:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/
- TCIC SPACE(承認制Facebookコミュニティ)参加案内:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/tcicSpace/
- 公的主催・協力:株式会社パシフィックボイス、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
関連する公表文や公式案内について
イベントの詳細やパネリスト一覧、プログラム構成、チケット販売の開始時刻・料金等は主催者側の公式案内にて公開されます。リリース中には「詳細は こちら」「公式サイトは こちら」といった表記がありますので、主催者や映画祭の公式情報を合わせて確認することが推奨されます。
TCICおよびTCIC SPACEについての案内は上記のURLから確認できます。TCICはコンテンツ分野の起業家やクリエイターを対象とした支援を継続しており、今回のような入居企業の国際的な登壇や注目事例が出ることで、支援施設としての取り組みが具体化しています。
要点整理:今回の発表内容まとめ
以下の表に、本記事で取り上げた主要情報を整理しました。イベントの日時・会場、登壇者情報、主催・運営・問い合わせ先などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日(リリース日) | 2025年10月21日 18:00(株式会社ツクリエ発表) |
| イベント名 | AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求(SSFF & ASIA 2025内) |
| 開催日時 | 2025年10月26日(日)10:00~13:00 |
| 会場 | 赤坂インターシティコンファレンス the AIR |
| 主催 | 株式会社パシフィックボイス、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 |
| チケット販売開始 | 2025年9月25日(木)より予約・販売開始(詳細は主催者案内) |
| 登壇者(本リリースでの焦点) | 山口ヒロキ(ガウマピクス株式会社 代表取締役/映画監督)※10名のパネリストの1人として選出 |
| 山口氏の主な作品・経歴 | 初期短編『深夜臓器』(インディーズムービー・フェスティバル グランプリ)、長編『グシャノビンヅメ』(2004年劇場公開、海外映画祭招待・受賞)、『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』、『トリノコシティ』他。生成AI作品として『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』(2024年AI部門で各映画祭に招待)、『グランマレビト』(2025年8月劇場公開) |
| 問い合わせ | ガウマピクス株式会社 プロデューサー 寺嶋 e-mail:ff@ilink-creative.com |
| TCIC関連情報 | TCIC(東京コンテンツインキュベーションセンター)は都の創業支援施設。公式:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/ / TCIC SPACE:https://tcic.metro.tokyo.lg.jp/tcicSpace/ |
本記事では、TCIC入居企業の代表として山口ヒロキ監督が国際カンファレンスに参加する事実、その日時・会場・主催・チケット情報、監督の経歴や生成AIを用いた制作の履歴、ならびに問い合わせ先やTCICの役割を網羅的に整理しました。特に制作実務における生成AIの活用例と課題について、国際的な議論の場でどのように提示されるかが注目点となります。