10月31日発売『VOGUE JAPAN』12月号、ハリウッド特集で映画とファッションを再考
ベストカレンダー編集部
2025年10月22日 11:28
VOGUE JAPAN12月号発売
開催日:10月31日
ハリウッドで幕を開ける“ロール・プレイ”──『VOGUE JAPAN』12月号の狙い
世界で最も影響力のあるファッション誌の日本版、『VOGUE JAPAN(ヴォーグ ジャパン)』の2025年12月号が、2025年10月31日(金)に発売されます。本号は、グローバルイベント「ヴォーグ・ワールド(VOGUE WORLD)」の今年の開催地であるハリウッドを称え、映画とファッション、カルチャーを横断する特集を「ロール・プレイ」と題して展開します。
本プレスリリースはコンデナスト・ジャパンより、2025年10月22日10時00分に発表されました。誌面のビジュアルはPhotography by SEAN AND SENG © 2025 Condé Nast Japan. All rights reserved.としてクレジットされています。誌面の構成、掲載内容、配信情報など、発売に関わる重要事項は以下の章で詳述します。
ヴォーグ・ワールドとハリウッド開催の連携
年ごとに開催都市を変え、ファッションというレンズを通して都市のカルチャーを祝福するグローバルイベント「ヴォーグ・ワールド」。2025年は現地時間の10月26日(日)にハリウッドで「VOGUE WORLD 2025: HOLLYWOOD」が開催されます。これを記念して、12月号は映画の世界に焦点を合わせた編集構成となりました。
イベントの模様は日本時間の10月27日(月)10:00から『VOGUE JAPAN』公式ウェブサイトでライブ配信されます。視聴は同誌公式サイトを通じて行われるため、誌面とオンラインを併せて体験することで、ハリウッド開催の熱量と誌面の表現が連動する仕掛けです。
カバーと主要企画:リナ・サワヤマが映画の主役を演じる
今号の表紙を飾るのは、シンガー、俳優、事業家として多彩な活動を続けるリナ・サワヤマ。彼女は「VOGUE WORLD 2025: HOLLYWOOD」への出演が決定しており、カバーストーリーでは映画の場面転換のように異なるルックを次々とまとい、誌面全体に一貫したムードとシネマティックな時間軸を刻みます。
カバー撮影と特集は、映画をモチーフにした視覚演出とファッションの再解釈を主眼にしており、読者は一連のビジュアルから映画的な時間と空間の連続性を感じ取ることができます。誌面は単なるファッション撮影に留まらず、映画的な演出を深化させることで、ロール・プレイという主題を体現しています。
映画とファッションの交差点:誌面の主な特集
本号では、映画の諸相をファッションと文化の視点で再考する複数の企画を掲載しています。制作側の視点や映画史への回帰、衣装の再解釈など、多面的に映画を扱う編集方針が貫かれています。
主な企画は以下の通りです。誌面は映画そのものだけでなく、映画制作に関わる人物や衣装の歴史的価値、都市としてのロサンゼルスの現状までを視野に入れて構成されています。
- 「ロサンゼルスへ、愛をこめて」:サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが映画製作への想いを語るインタビュー。
- ファッションページ「映画史を彩る、アイコニックな装い」:ハリウッドの名作映画8本の衣装を現代のメゾンが再構築し、オリジナルの面影を残しつつ現代的な感性で再解釈したルックを展開。誌面で明記されている作品例には『マリー・アントワネット』『シザーハンズ(原題:Edward Scissorhands)』『華麗なるギャッツビー』が含まれます。
- 「カメラの裏側で」:映画の製作現場とスタッフに焦点を当て、画面に映らない技術と職人の役割を掘り下げる企画。
- IN VOGUE: TRAVEL ロサンゼルスへ、熱狂と進化の旅:定例のトラベルページとして、ロサンゼルスのカルチャー的風景と進化の様相を紹介。
ジュエリー&ウォッチ、人物インタビューの特集
ホリデーシーズン向けの恒例企画として、ジュエリー&ウォッチの特集を大特集しています。誌面では“ポジティブを、輝きに変えて”をテーマに、贅沢なレイヤードや個性を表現する最新作を紹介します。
俳優の福島リラが出演するビジュアルでは、カラフルで遊び心のあるジュエリーとウォッチを重ねた華やかなスタイリングが展開され、ギフトや自分へのご褒美選びの参考となるカタログも併載されます。
木村拓哉、眞栄田郷敦、アルマーニ──人物を掘り下げる特集群
本号は映画とファッションという共通テーマのもと、個々人のキャリアと表現に焦点を当てた人物特集も充実しています。
代表的な特集は次の通りです。これらはそれぞれインタビューやロングフォトを通じて被写体の言葉と姿を伝えます。
- 木村拓哉の覚悟「立ち上がらない理由はない」
- 木村拓哉は最新作『TOKYOタクシー』で山田洋次監督と19年ぶりにタッグを組みました。インタビューでは山田監督からのオファーに対する応答として「立ち上がらない理由はない」と述べ、俳優としての覚悟と矜持を語っています。また「生きていたからこそ、見られた景色」を問われた際の回答として、「強く脳裏に焼きついているのは、グループで、あるいは単独で、ステージに立たせてもらったときの景色かもしれません。」という発言が掲載されています。
- 35 SHADES OF ME:眞栄田郷敦
- 俳優・眞栄田郷敦をフィーチャーした企画。個の色合いを多面的に描くコンテンツです。
- ジョルジオ・アルマーニ:記憶を美学に変え、未来を自由にした服作りの50年
- アルマーニの50年にわたるものづくりと美学を振り返る長尺の考察記事。ブランドの歴史と影響をファッション史的視座から整理しています。
配信情報、公式アカウント、コンデナストのプロフィール
「VOGUE WORLD 2025: HOLLYWOOD」の模様は、2025年10月27日(月)10:00(日本時間)から『VOGUE JAPAN』公式ウェブサイトにてライブ配信されます。視聴は以下の公式URLから可能です。
- VOGUE JAPAN 公式ウェブサイト: https://www.vogue.co.jp
- 関連記事ページ: https://www.vogue.co.jp/article/2025-12
また、誌面と連動する各種公式アカウントは次の通りです。誌面の拡張としてSNSコンテンツも用意されています。
- Instagram: https://www.instagram.com/voguejapan/(@voguejapan)
- X: https://x.com/voguejp/(@voguejp)
- Facebook: https://www.facebook.com/VOGUEJAPAN/(@VOGUEJAPAN)
- TikTok: https://www.tiktok.com/@voguejp/(@voguejp)
- YouTube: https://www.youtube.com/@VogueJapan/(@VogueJapan)
発行元はコンデナスト・ジャパンで、プレスリリースの発信時刻は2025年10月22日10時00分です。コンデナストの企業情報やグローバルな事業展開についても誌面末尾で紹介されています。
要点の整理
ここまでに触れた本号の主要ポイントと発売・配信情報を表にまとめます。誌面の核はハリウッド開催のヴォーグ・ワールドを軸とした映画とファッションの融合です。下表で改めて主要情報を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 誌名(号) | 『VOGUE JAPAN』12月号 |
| 発売日 | 2025年10月31日(金) |
| 発表元 | コンデナスト・ジャパン(プレス発表日:2025年10月22日 10:00) |
| カバー | リナ・サワヤマ(Photography by SEAN AND SENG © 2025 Condé Nast Japan) |
| 特集の主題 | 「ロール・プレイ」──映画の世界とファッションの交差 |
| ヴォーグ・ワールド開催 | VOGUE WORLD 2025: HOLLYWOOD(現地開催日:2025年10月26日/配信:2025年10月27日 10:00 JST) |
| 主な企画 | アンソニー・ヴァカレロの映画製作に関する談話、映画史を彩る衣装の再構築(例:『マリー・アントワネット』『シザーハンズ』『華麗なるギャッツビー』)、カメラの裏側、IN VOGUE: TRAVEL(ロサンゼルス)ほか |
| 人物特集 | 木村拓哉(『TOKYOタクシー』、山田洋次監督と19年ぶりのタッグ)、眞栄田郷敦(35 SHADES OF ME)、ジョルジオ・アルマーニ(50年の美学) |
| ジュエリー&ウォッチ | 福島リラ出演ビジュアル、ホリデー向けカタログ |
| 公式情報・リンク | 公式サイト: https://www.vogue.co.jp / 関連ページ: https://www.vogue.co.jp/article/2025-12 |
まとめとして、本号はハリウッドを舞台に映画とファッションの接点を多層的に描き出す編集が特徴です。誌面で提示された企画やインタビュー、ビジュアルは、開催地であるハリウッドの文脈と連動しながら、読者に映画的な視座からのファッションの読み替えと気づきを提供します。
参考リンク: