11/10〜15 品川国際映画祭|屋外で36作品を無料上映
ベストカレンダー編集部
2025年10月22日 13:03
品川国際映画祭
開催期間:11月10日〜11月15日
都会の一角に広がる非日常──品川がアウトドアシネマ空間に変わる理由
日鉄興和不動産株式会社は、2025年11月10日(月)から11月15日(土)までの6日間、品川インターシティ セントラルガーデンおよび品川グランドコモンズ イベントプラザにて、屋外映画祭「品川国際映画祭」を開催します。本イベントは2018年の初回以来、都心の屋外映画祭の一つとして継続しており、今年も世界各国から厳選されたショートフィルムを中心に、合計36作品を無料で上映します。
今回の開催は、国際短編映画祭を主宰するShortShortsと、移動式野外映画館プロジェクトCINEMA CARAVAN(シネマキャラバン)とのコラボレーションにより実現します。短編映画の専門的なセレクションと、海辺や公園で培われたアウトドア演出が組み合わさることで、品川駅前に非日常的で視覚・聴覚だけでなく嗅覚や味覚も誘う空間が出現します。
- 主催:日鉄興和不動産株式会社
- 開催期間:2025年11月10日(月)~11月15日(土)
- 上映作品数:合計36作品(ショートフィルム中心)
- 会場:品川インターシティ セントラルガーデン/品川グランドコモンズ イベントプラザ
映画上映と合わせて、音楽ライブ、イルミネーション、グルメテント(ハイボール&カクテルBAR含む)といった要素が組み合わさり、観客は食事やドリンクを楽しみながら映画やトーク、ライブを鑑賞できます。会場周辺に設置されるイルミネーションはSNSでも注目されている“森のイルミネーション”を含み、会場までの動線を華やかに演出します。
2つのシアター構成とプログラムの詳細
今年のテーマは「PRAY FOR FUTURE」。このテーマに沿って、メインスクリーンとなる“PRAY” Theaterと、新設された“CREATOR’S” Theaterの二つのシアターで作品を日替わりに上映します。両シアターは上映だけでなく、トークセッションや制作関係者による解説を通じて映像表現の理解を深める機会を提供します。
上映作品はShortShortsのセレクションを中心に構成され、週末には家族向けの長編作品を含むプログラムが用意されています。以下に両シアターの特徴と代表的な上映作品を記載します。
“PRAY” Theater(メインスクリーン)──未来を描く短編と家族向け長編
“PRAY” Theaterは「私たちがつくる、より良き未来」を主題にしたショートフィルムを中心に上映します。争いや困難の先にある希望、環境との共存、多様性と共感を描いた作品群が並びます。平日はShortShorts厳選の短編、土曜日は家族向けの長編上映を行います。
上映例(タイトル/上映時間/監督/制作国/ジャンル):
- 『白いブランケット』/14分57秒/監督:Teppo Airaksinen/フィンランド(2021)/ドラマ
- 『雨ごい』/20分45秒/監督:Adam Finney/オーストラリア(2021)/ノンフィクション
- ファミリー特別プログラム:『この世界の片隅に』/2時間9分/監督:片渕須直/日本(2016)/アニメ
上映スケジュール(“PRAY” Theater@品川インターシティ メインスクリーン):
- 11月10日(月)
- オープニングセレモニー&イルミネーション点灯式・トークショー:18:00~18:45
- 第1部(映画祭特別セレクション):19:00~20:00
- 第2部(映画祭特別セレクション):20:00~20:55
- 11月11日(火)~11月14日(金)
- 第1部:19:00~(日替わりセレクション)
- 第2部:20:00~(日替わりセレクション、作品により終了時間は異なる)
- 11月15日(土)
- ファミリー特別プログラム:19:00~21:10
“CREATOR’S” Theater(品川グランドコモンズ イベントプラザ)──上映+クリエイターの語り
“CREATOR’S” Theaterでは上映に加えて、制作関係者や出演者によるトークセッションを開催します。作品のテーマや制作過程、現場でのエピソードといった裏側が語られる場となり、観客はクリエイターの思考や表現に直接触れることができます。
代表的な上映・関連企画の例:
- Branded Night(11月13日(木)19:00~)
- 日鉄興和不動産制作のブランデッドムービー『I THINK』(15分33秒/監督:森垣侑大/日本 2025)を中心に、脚本の増田嵩虎氏とOASTBLUE関係者によるトークショーを実施
- 『湯の町トレースクラブ』/30分00秒/監督:古郡勇斗/日本(2025)/ドラマ(OASTBLUE製作)
“CREATOR’S” Theaterの一般上映時間は11月10日(月)~11月14日(金)19:00~(作品により終了時間は異なる)、11月15日(土)は14:30~のスケジュールです。
オープニングゲストと関連イベントの全容
初日のオープニングイベントには俳優の本郷奏多さんがゲストとして登壇します。本郷さんはショートフィルムのキャストとしても登場する予定で、俳優の視点から映画の魅力や上映作品の見どころを語ります。合わせて井桁弘恵さんが点灯セレモニーに参加し、会場の“森のイルミネーション”の点灯を行います。
以下にゲストのプロフィールとオープニングでの役割を整理します。
- 本郷奏多(ほんごう・かなた)
-
俳優。1990年11月15日生まれ。『GANTZ』『進撃の巨人』『キングダム』『鋼の錬金術師』『幽☆遊☆白書』など多数の実写化作品に出演し、近年は『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』や短編『インフルエンサーゴースト』などに関与。
品川国際映画祭のオープニングイベントでの登壇を通じ、ショートフィルムや映画祭での楽しみ方を語る予定です。
- 井桁弘恵(いげた・ひろえ)
-
俳優・モデル。1997年2月3日生まれ、福岡県出身。2018年から日鉄興和不動産のイメージキャラクターを務め、ドラマや映画で幅広く活躍中。2025年10月スタートの連続ドラマ『ここから先は地獄』主演など近年の活動にも注目が集まる。
オープニングでは井桁さんがイルミネーション点灯セレモニーに参加し、本郷さんとのトークセッションにも登壇します。
加えて、最終日にはCINEMA CARAVAN主宰・志津野雷監督のドキュメンタリー『エゾシカ猟師2024』の上映とトークショーを実施。食と自然、地域の関わりにまつわる議論を行う場として、ファーマーズマーケットやアースオーブンを使ったピザワークショップも同時に開催されます。
さらに、11月13日(木)にはBranded Nightを設定。日鉄興和不動産のブランデッドムービー『I THINK』の上映に続き、脚本担当の増田嵩虎氏とOASTBLUE関係者によるトークショーで、地域や参加者を巻き込んだ映像制作の手法や効果を議論します。
グルメ、音楽、地域連携──体験を拡張する周辺プログラム
映画祭では“観る”以外にも“味わう”“聴く”といった体験を重視しています。飲食テント形式のグルメコーナーやBARカウンターでは、映画と相性の良いメニューや映画祭限定の特別ドリンクが提供されます。提供ブランドや出店内容は以下の通りです。
- AMIGO MARKET:オリジナル自家製パイ3種(ビールやコーヒーと相性良し)
- 逗子葉山常備菜研究所:グルテンフリーの唐揚げ、ベジブロスで煮込んだミネストローネ
- THE CURRY HOURS:高級国産牛スジを用いた超熟成スパイスカレー
- ハイボール&カクテルBAR:ジャックダニエル、モンキーショルダー、グレンフィディックとのコラボドリンク計6種
- ブリュードッグ(BREWDOG):代表銘柄PUNK IPAおよび映画祭限定Session IPA「BETA CRAFTJAPAN」(数量限定)
音楽プログラムは上映前の18:00~18:45に実施(11月11日~14日)。出演アーティストは金子巧、Otoji + Ray + Takseema、Gen Nagashima、EMINATAなどが予定されています。最終日には地元団体と連携した「Local Friendship Stages」を13:00~17:00に開催し、学生部活動やキッズダンス、ゴスペルコーラス、D.LEAGUE参戦チーム「SEGASAMMY LUX」によるパフォーマンスも行われます。
なお、飲食エリアの運営時間は11月10日~14日が17:00~21:30、11月15日は12:00~21:30。イルミネーションは原則16:30~24:00点灯(11月10日は点灯式あり、点灯開始時間が異なります)。
開催スケジュールとアクセス情報の整理
本映画祭は会期中の各種タイムテーブルが細かく設定されています。上映やイベントの開始時刻、会場の構成、アクセス方法などを把握することで、参加計画を立てやすくなります。以下に主要な開催情報を整理します。
会場は品川インターシティおよび品川グランドコモンズで、JR品川駅から徒歩6分、京急品川駅から徒歩8分、京急本線北品川駅からも徒歩8分となっています。詳細は公式サイト(https://www.shinagawa-cinema.com/)で確認可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催名 | 品川国際映画祭(アウトドアシアター) |
| 主催 | 日鉄興和不動産株式会社 |
| 開催期間 | 2025年11月10日(月)~11月15日(土) |
| 上映作品数 | 全36作品(ショートフィルム中心) |
| 主な上映作品(例) | 『白いブランケット』(14:57)/『雨ごい』(20:45)/『この世界の片隅に』(2:09)/『I THINK』(15:33)/『湯の町トレースクラブ』(30:00)/『エゾシカ猟師2024』 |
| 主要ゲスト | 本郷奏多(オープニングゲスト)、井桁弘恵(点灯セレモニー参加) |
| 会場 | 品川インターシティ セントラルガーデン、品川グランドコモンズ イベントプラザ(東京都港区港南2丁目15-2) |
| アクセス | JR 品川駅 徒歩6分/京急 品川駅 徒歩8分/京急本線 北品川駅 徒歩8分 |
| 飲食・物販 | グルメテント(AMIGO MARKET、逗子葉山常備菜研究所、THE CURRY HOURS等)、ハイボール&カクテルBAR(ジャックダニエル、モンキーショルダー、グレンフィディック) |
| 音楽ライブ | 11月11日~14日 18:00~18:45(出演:金子巧、Otoji + Ray + Takseema、Gen Nagashima、EMINATA) |
| ウェブ | 公式サイト:https://www.shinagawa-cinema.com/(2025年10月21日13時公開予定) |
以上が本記事で整理した「品川国際映画祭」の主な情報です。上映作品、トークイベント、飲食・物販、音楽ライブ、イルミネーションなど多様なコンテンツが組み合わさる企画構成で、会期中は日替わりのプログラムが多数用意されています。詳細なタイムテーブルや最新情報は公式サイトでの確認が推奨されます。
参考リンク: