リーガロイヤルホテル京都、2026年1月からT&Gと婚礼提携へ

リーガロイヤルホテル京都がT&Gと婚礼事業で業務提携、コンサルティング業務を委託

ロイヤルホテルが発表したプレスリリース（発表日時：2025年10月22日 11時00分）によると、リーガロイヤルホテル京都（所在地：京都市下京区東堀川通り塩小路、総支配人：藤井 友行）は、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ（以下、T&G）と婚礼事業における業務提携を行い、2026年1月より婚礼部門のコンサルティング業務をT&Gへ委託することを明らかにしました。

発表資料には、リーガロイヤルホテル京都が1969年の開業以来50年以上にわたり多数の結婚式を受け入れてきた実績と、T&Gが年間約12,000組のウエディングをプロデュースする国内有数の婚礼プロデュース企業である点が並記されています。今回の提携は両者の強みを組み合わせ、婚礼事業の価値向上を目指すものとして説明されています。

発表の具体的内容とスケジュール

発表では、2026年1月からのコンサルティング業務委託開始が明記されています。委託の対象はリーガロイヤルホテル京都の婚礼部門であり、T&Gが持つウエディング企画・デザイン・運営等のノウハウを活用して、提供サービスの拡充と品質向上を図ることが狙いです。

発表資料に含まれる概略は以下の通りです。披露宴会場イメージの提示や、京都という地域特性を踏まえた提案を行う旨が記されています。具体的な運用体制やプランの細部については、開始前の準備期間において詰められると考えられます。

• 委託開始時期：2026年1月
• 委託対象：リーガロイヤルホテル京都の婚礼部門におけるコンサルティング業務
• 目的：伝統と最新トレンドの融合による婚礼サービスの価値向上

伝統と最先端の融合を掲げるコンセプト「Traditional innovations ～伝統×革新～」

本提携で掲げられたコンセプトはTraditional innovations ～伝統×革新～です。発表文では、リーガロイヤルホテル京都が長年継承してきた「伝統・格式」と、T&Gが提供する「最先端のトレンド」を融合させることで新たなウエディングスタイルを創出する意図が示されています。

コンセプトの説明文では、結びに「s」を付けて複数形にすることで、より多くのお客様へより多くの革新を提供するという語感上の狙いも明記されています。式場の歴史的背景を踏まえつつ、企画力・デザイン力によって多様化する顧客ニーズに応える方針が示されています。

コンセプト名

Traditional innovations ～伝統×革新～

狙い

リーガの伝統とT&Gのトレンドを組み合わせ、より多様なウエディングを提供

具体的要素

企画・デザイン・運営ノウハウの融合、京都の歴史・文化を生かした提案

対象顧客とサービスの方向性

発表文は、京都の歴史と文化を背景にホテルとしての信頼を維持しつつ、T&Gの柔軟な企画力・デザイン力を活かすことで、より多様化するニーズに応えるウエディングを実現するという方向性を示しています。

また、地域に根ざした価値あるウエディングの創出に取り組み、人生の節目を彩る特別な一日を提供する旨が記載されています。具体的なメニューやプランの詳細は今後の発表や準備状況に依存しますが、両社の役割分担と連携によって多彩な提案が期待されます。

提携先と施設の概要――T&Gとリーガロイヤルホテル京都のプロフィール

プレスリリースは、提携先である株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ（T&G）とリーガロイヤルホテル京都のそれぞれの概要を具体的に示しています。以下に公表された情報を抜粋して整理します。

なお、T&Gはハウスウエディングのパイオニアとして約60の結婚式場を運営し、年間約12,000件のウエディングをプロデュースしていることが記載されています（注1）。リーガロイヤルホテル京都は1969年開業の歴史を有するホテルです。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ（T&G）

代表者

代表取締役社長　岩瀬 賢治

設立

1998年10月

所在地

東京都品川区東品川2-3-12　シーフォートスクエア Tennozu Bay Tower

事業内容

国内ウエディング事業、ホテル事業、レストラン事業、コンサルティング事業、ドレス事業、ブライダルクレジット事業、ハネムーン事業

備考

全国で約60の結婚式場を運営。年間約12,000組のウエディングをプロデュース。2017年からはグループでTRUNK(HOTEL)を展開。

リーガロイヤルホテル京都 施設概要

開業

1969年11月

所在地

京都市下京区東堀川通り塩小路下ル松明町1番地

披露宴会場

7会場

挙式会場

2会場

客室数

489室

アクセス

JR「京都」駅から西へ徒歩約7分

運営責任者

総支配人　藤井 友行

注1は日本マーケティングリサーチ機構（JMR）の2025年2月期の市場調査結果に基づくと明記されています。

提携の意義と今後の整理

今回の業務提携は、歴史あるホテルとウエディング分野の大手プロデュース企業が互いの強みを補完する形で進められる点が特徴です。発表では、ホテルが持つ伝統や格式を維持しつつ、T&Gの企画力・デザイン力でサービスの幅を広げることが主眼とされています。

また、プレスリリースでは地域に根ざした価値あるウエディングの創出に取り組む旨が明記されており、京都という地理的・文化的な背景を生かした提案が重要な要素となることが示唆されています。具体的なサービス設計や顧客向けプランは、委託開始に向けて調整が行われる見込みです。

関連情報

リーガロイヤルホテル京都の公式サイト（関連リンク）も公表資料に記載されています。詳細や今後の具体的な発表は公式情報を確認することが推奨されます。

参考リンク：https://www.rihga.co.jp/kyoto

以上が発表資料に基づく今回の業務提携の要点と各種データの整理です。発表文には披露宴会場イメージや地域の文化・歴史を生かした提案を行う旨が盛り込まれており、具体的なサービスやプランの詳細は、委託開始に向けて順次明らかになると見られます。