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digdigが約4億円を調達、リユース基盤を強化

digdig約4億円調達

開催日:10月22日

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digdig約4億円調達
digdigってどんなサービスなの?
出品代行型のファッションフリマアプリ。専用キットに服を詰めて送るだけで撮影・採寸・梱包・発送をdigdigが代行し、希望価格で出品できる仕組み。2024年8月リリースで累計約30万DL、SNS総フォロワー約100万を突破。
今回の資金調達は何に使うの?
シリーズAで約4億円を調達。プロダクト開発、AI×物流を使ったスマートリユース基盤の構築、オペレーション強化、新規事業推進、採用など組織拡大と事業拡充に充てる予定。

digdigが描く「オシャレを持続可能にするインフラ」──サービスの特徴と現状指標

株式会社digdig(ディグディグ、以下digdig)は「オシャレを持続可能にするインフラを創る。」をミッションに掲げるファッションフリマアプリ事業者です。2025年10月22日10時00分に発表されたプレスリリースによれば、同社はユーザーの「出品が面倒」「価格が安すぎる」といった課題を解消することを中核にサービスを展開しています。

アプリは2024年8月にリリースされて以来、短期間での普及を進めています。累計ダウンロード数は2025年時点で約30万ダウンロードを突破し、SNSの総フォロワー数は100万人を超える

以下はdigdigの主要なサービス仕様や特徴を整理したものです。出品から販売までのプロセスを簡潔にまとめ、ユーザー負担を軽減する点が大きなセールスポイントです。

  • 出品方法:専用の出品キットがアプリから配送され、洋服を詰めて返送するだけで出品依頼が完了する仕組み。
  • 代行業務:撮影・採寸・梱包・発送など、煩雑な作業をdigdigが代行。
  • 価格設定:ユーザーが希望販売価格を入力する方式で、売り手の希望を尊重。
ファッションフリマアプリのdigdig、シリーズAラウンドで約4億円の資金調達を実施 画像 2

シリーズAラウンドで約4億円を調達──投資スキームと引受先の構成

digdigはシリーズAラウンドにて、第三者割当増資と融資を組み合わせ、総額約4億円の資金調達を実施しました。調達手段は第三者割当増資および銀行融資で、出資者と融資元は以下の通りです。

増資での引受先として参加したのは、三井住友海上キャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、Value Chain Innovation Fund(Spiral Innovation Partners株式会社が運営)、全国保証イノベーションファンド(Spiral Innovation Partners株式会社が運営)の4者です。融資は株式会社みずほ銀行が実行しています。

この資金調達はプロダクト開発、オペレーション体制の強化、新規事業の推進、採用活動など、組織拡大と事業拡充を目的としています。資金の使途は明確にプロダクト・事業・組織に振り分けられる予定です。

調達金額
約4億円(第三者割当増資、融資の合算)
調達方法
第三者割当増資、融資(みずほ銀行)
第三者割当増資 引受先
三井住友海上キャピタル株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、Value Chain Innovation Fund(Spiral Innovation Partners運営)、全国保証イノベーションファンド(Spiral Innovation Partners運営)
融資
株式会社みずほ銀行
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出資者と関係者の見解──投資判断の背景と期待

引受先各社は今回の投資に対してそれぞれコメントを発表しています。ここでは各社の発言を掲載し、なぜdigdigに投資判断が下されたのかを整理します。

三井住友海上キャピタル、三菱UFJキャピタル、Spiral Innovation Partners(Value Chain Innovation Fundおよび全国保証イノベーションファンド運営)それぞれの視点が示すのは、サービスが有する市場的インパクトと、オペレーションの緻密さ、環境負荷低減へ寄与する点です。

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三井住友海上キャピタルの見解

投資部マネージャーの細谷裕一氏は、リード投資家としての立場からdigdigへ投資した理由を説明しています。細谷氏は、現状では出品の手間によりオフライン中心となっている古着流通の構造を指摘し、digdigのサービスが「手間なく、希望価格で手軽に販売・購入可能」な点を高く評価しました。

さらに細谷氏は、digdigがリユースを通じて環境負荷を大幅に削減する可能性を評価し、「衣類は『捨てる』から『digdigへ送る』へ、日本の常識を変えるチャレンジに伴走できることを楽しみにしている」と述べています。

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三菱UFJキャピタルとSpiral Innovation Partnersの論調

三菱UFJキャピタルの田口順一氏および佐藤可奈氏は、家庭内に眠る「売るのは面倒だが捨てるには惜しい服」を簡単に出品できる点を評価しています。合理的な採寸〜配送までのシステムが誰でも出品できるハードルを下げ、ファッションリユース市場の拡大に寄与するとしています。

Spiral Innovation Partnersの水野翔氏は、古着流通が拡大傾向にある一方で廃棄依然として多い現状に触れ、digdigが出品代行型のアプリを通じてリユース促進に真正面から向き合っている点、並びに検品や撮影・採寸といったオペレーションを愚直に磨き続けている点を評価しています。

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代表取締役のコメント

digdig代表取締役の楊 承峻氏は、ミッションに基づく事業の継続的な改善を強調しています。大量生産・大量消費のファッションの在り方を見直し、長く愛される選択肢を提供する社会の実現を目指すとの表明です。

楊氏は「流行を追うだけではなく、自分らしいスタイルを大切にする人たちを支える存在となる」こと、単なるプロダクト提供に止まらずライフスタイルの新たな提案を続けることを明言しています。小さな取り組みの積み重ねを信じ、挑戦を続ける姿勢を示しました。

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事業の社会的インパクト、今後の取り組み、採用と関連リンク

digdigはリユースの普及による環境負荷低減の試算も提示しています。プレスリリースでは、廃棄されていた衣類が再資源化されることで年間最大約2,500万トンのCO₂排出量削減が見込めるという数値を示しています。この量は東京都の年間排出量の約4割に相当する試算です。

今回の資金は具体的に以下の領域へ投資される予定です。プロダクト開発、新規事業の推進(特に古着市場に特化した事業)、AIと物流を掛け合わせたスマートリユースインフラの実装、オペレーション体制の強化、採用活動による組織拡大が主眼です。

また、資金調達にあわせて特設サイトが公開され、これまでの歩みや今後の計画、採用情報をまとめています。特別コンテンツとして当社関係者が“お気に入りの一着”を紹介する「私のdigな一枚」も公開中です。特設サイトURLは以下の通りです。

採用情報については同社がプロダクトを共に育てるメンバーを募集しており、採用サイトが案内されています。組織拡大に向けた採用強化が資金使途の一部です。

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会社概要(要点整理)

以下はプレスリリースに記載されたdigdigの基本情報です。法人情報や所在地、設立日は投資家や求職者が参照しやすいように整理されています。

会社名
株式会社digdig
設立日
2019年3月18日
代表者
楊 承峻(代表取締役)
所在地
東京都渋谷区松濤1-26-4-302
コーポレートサイト
https://digdig.inc/

本件の要点まとめ

この記事では、2025年10月22日に発表されたdigdigのシリーズA資金調達とそれに伴う事業計画、引受先コメント、サービスの特徴と社会的インパクトを整理してきました。以下の表に主要事項を整理して締めくくります。

項目 内容
発表日 2025年10月22日 10時00分
会社名 株式会社digdig
ミッション オシャレを持続可能にするインフラを創る。
調達ラウンド シリーズA(第三者割当増資+融資)
調達金額 約4億円
引受先(増資) 三井住友海上キャピタル、三菱UFJキャピタル、Value Chain Innovation Fund(Spiral Innovation Partners運営)、全国保証イノベーションファンド(Spiral Innovation Partners運営)
融資 株式会社みずほ銀行
資金使途 プロダクト開発、新規事業推進、オペレーション体制強化、採用活動等
サービス開始 アプリリリース:2024年8月
主要指標 累計ダウンロード:約30万、SNS総フォロワー:約100万人超
環境インパクト試算 年間最大約2,500万トンのCO₂削減の可能性(東京都の年間排出量の約4割相当)
特設サイト https://digdig.inc/series-a

本稿はdigdigが公開したプレスリリースの記載内容をもとに編集部の観点で整理した報告です。資金調達の構成、引受先のコメント、サービス仕様、事業インパクト、会社概要、関連リンクを網羅的にまとめました。