10/24配信開始|detector新コンピEPの注目点
ベストカレンダー編集部
2025年10月23日 06:04
ディテクター新EP発売
開催日:10月24日
東京の地下ダンス・シーンが結集した新たな5曲
東京を拠点に活動するアンダーグラウンド・ダンスミュージック・レーベルdetector〈ディテクター〉が、コンピレーションEP第2弾となる〈dance detectives E.P 2〉を世界同時リリースします。リリース日は2025年10月24日(金)。今回の作品は、東京を中心に暗躍するDJ/プロデューサー陣がフロア志向で制作した全5曲を収録しており、野外レイヴやナイトクラブの現場での再生を強く意識したサウンドが特徴です。
本リリースはfloating株式会社によるプレスリリース(配信日時:2025年10月23日 00:00)で告知され、detectorのこれまでの活動を踏襲しつつ、ベテランと新鋭のバランスが取れたラインナップになっています。EPは配信および楽曲販売で入手可能で、配信・販売リンクとレーベル情報、問い合わせ先も公式に公開されています。
収録トラックと参加アーティストの詳細
本章では収録された5トラックをそれぞれ詳述します。各トラックはジャンル感や制作背景、サウンドの特色が明確で、リスナーのシーンでの受け取り方を想定した作りになっています。
下記の各トラックに付した説明は、制作上の特徴やアーティストの立ち位置、フィールドでの機能性(フロア映え)に焦点を当てています。曲ごとの個性を把握することで、EP全体の流れや聞きどころがより明確になります。
T1: “Poor Man Riddim” — KEITA SANO
岡山在住の気鋭プロデューサーKEITA SANOによる「Poor Man Riddim」は、音数を削ぎ落としたミニマルな構成と、効果的に配置されたクセになるボイスフレーズが特徴です。無駄を省いたアレンジがリズムの強さを際立たせ、フロアでの即効性を持つ超現場型チューンとして設計されています。
このトラックは、シンプルながらもグルーヴを生み出す細かなサウンドデザインが施されており、クラブの低音帯に馴染むよう調整されています。パフォーマンスでの扱いやすさと、反復させることで高まる中毒性が両立した楽曲です。
T2: “jack me easy” — okadada
全国各地を飛び回るDJ/Producerのokadadaが久々にリリースした「jack me easy」は、キャッチーなベースラインとシンセが印象的なテックハウス・チューンです。曲の展開も計算されており、フロア直下で効く設計になっています。
本楽曲はツアー経験を背景にしたダンスフロアでの反応を重視した作りで、イントロからビルドアップ、ドロップまでの流れがスムーズです。DJセット内での繋ぎやすさも考慮されており、フロアの熱量を維持・加速させる用途に適しています。
T3: “Gimme A Mf**in’ Breakbeat” — HARD MACHINE
80KIDZのメンバーであるJUNの別名義HARD MACHINEによる「Gimme A Mf**in’ Breakbeat」は、ブレイクを効果的に散りばめたレイヴ/テクノ寄りの楽曲です。多彩なブレイクと飽きさせない展開力により、ダンスフロアでの緊張感と開放感を同時に生み出します。
本トラックは、レイヴ的な興奮を引き出すための細部の加工や、テンポ感の作り込みがなされており、クラブセットの中でアクセントとして機能する構成です。変化に富んだ展開はライブでの使用を想定した作り込みが明確です。
T4: “Game Plan” — KENTACATS
KENTACATSによる「Game Plan」は、大胆なサンプル使いとトラップ的アプローチを取り入れたラップハウス寄りのチューンです。軽快なドラムパターンが曲の推進力となり、ヴァイブスの高いグルーヴを生み出しています。
サンプルの配置とビートの運びが特徴的で、ヒップホップ的なリズム感をダンスミュージックに落とし込んだトラックです。ラップハウスの文脈でのプレイだけでなく、幅広いDJセットに組み込める柔軟性も持ち合わせています。
T5: “S&H134” — Lowki
ベースミュージックを軸に活動するプロデューサーLowkiによる「S&H134」は、没入感のある音像と太いベースラインが特徴のヘビーグルーヴ・テックハウスです。低域の力強さが全体を支え、フロアでの体感を重視した設計になっています。
このトラックは、重低音をメインに据えたミックスとサウンドデザインが際立っており、クラブのサブウーファーでの再生に最適化されています。深いグルーヴを求めるセットにおいて核となる役割を果たす楽曲です。
マスタリングとサウンド・ポリシー、再生環境について
本EPのマスタリングはクラブ現場の鳴りを最優先に行われ、リミッターギリギリの図太いサウンドを志向しています。これは野外レイヴやナイトクラブのスピーカーシステムでの再生時に最大限のインパクトを与えるための制作上の判断です。
音像はダンサブルでグルーヴィーであることを重要視しており、低域の密度やトランジェントの出方、全体のダイナミクス処理に工夫が凝らされています。したがって、最良の音楽環境(良好なスピーカーやヘッドフォン、音量管理されたクラブ環境)での試聴を推奨する仕様となっています。
リリース情報、配信リンク、問い合わせ先
EPタイトルはdance detectives E.P 2。リリース日は2025年10月24日(金)で、世界同時リリースです。配信・楽曲販売リンクは下記のURLで公開されています。
- 配信・楽曲販売リンク: https://nex-tone.lnk.to/dancedetectivesEP2
- Label: detector — https://sensorlabel.com/detector/dance
- 問い合わせ: detector@floatinginc.com
- プレス配信元: floating株式会社(配信日時:2025年10月23日 00:00)
EPの趣旨は、フロアでの機能性を重視した〈ダンサブルでグルーヴィーな波〉を作ることです。レーベルの方向性と各アーティストの個性が結実した内容であり、音響機材や再生環境の影響を受けやすいため、最適な環境での試聴が推奨されます。
この記事で伝えた主要情報の整理
以下は、本記事で触れたリリースの主要項目を表形式で整理したものです。リリース日、収録トラック、参加アーティスト、配信リンク、問い合わせ先など、必要な情報を一覧にまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EPタイトル | dance detectives E.P 2 |
| リリース日 | 2025年10月24日(世界同時リリース) |
| レーベル | detector (<https://sensorlabel.com/detector/dance>) |
| 配信・販売リンク | <https://nex-tone.lnk.to/dancedetectivesEP2> |
| 問い合わせ | detector@floatinginc.com |
| 収録トラック(全5曲) |
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| マスタリング方針 | クラブ現場最前線の鳴りを重視したリミッターギリギリの図太いサウンド |
| プレス配信元 | floating株式会社(配信日時:2025年10月23日 00:00) |
上記の表は、今回のコンピレーションEPに関する重要事項をまとめたものです。作品はフロア志向の音作りと多様なプロデューサーの個性が融合しており、レーベルの方向性を示す一枚として位置付けられます。配信リンクおよび問い合わせ先は公式に案内されているため、購入や試聴、さらに詳細な問い合わせはそれらを通じて確認できます。