TikTokで話題のちょむ初画集 等身大の表情を収録

朝まだき作品集発売

開催日:10月23日

朝まだき作品集発売
この作品集ってどんな内容?
TikTokで話題のちょむの初画集。SNSで注目されたアナログ作品に加え描き下ろしイラスト、鉛筆スケッチ、初公開の漫画、制作メイキング解説を収録したB5・128頁の一冊です。
発売日はいつで刊行イベントはあるの?
発売日は2025年10月23日。刊行記念トークイベントは2025年11月16日、青山ブックセンター本店で原画展示と希望者対象のサイン会が予定されています。

TikTokで拡散された“手描き”の力──『朝まだき ちょむ作品集』が伝えるもの

株式会社小学館集英社プロダクション(東京都千代田区神保町/代表取締役社長:松井 聡)は、イラストレーターちょむによる初の作品集『朝まだき ちょむ作品集』を2025年10月23日(木)に発売しました(発表日時:2025年10月23日 10時00分)。本作はTikTokで制作過程のメイキング動画が話題となり、アナログ表現の魅力が広く注目された流れを受けて刊行されたものです。

投稿では「とんでもない色彩感覚」「肌を緑色に? 完成に近づいていく様子が魔法みたい」といった反応が出ており、アナログでしか出せない質感や思考の過程を見せる点が支持を集めました。単なる完成品の公開に留まらず、描き進める中で形作られる「変化」や「発見」を見せることで、視聴者の共感を得ています。

TikTokでメイキング動画が大バズり! 心揺さぶるアナログ絵、ついに書籍化。『朝まだき ちょむ作品集』10月23日発売 画像 2

なぜメイキングが響くのか

メイキングではコピック(アルコールマーカー)と色鉛筆を併用するプロセスが公開されており、色の置き方、重ね方、そして最後に白を差すことで粘膜に近い部分に光を与え“生の温度”を生み出す手法が具体的に示されています。こうした工程の見せ方が「絵が生まれる瞬間」を感じさせ、視聴者に強い印象を残しました。

また、スケッチや鉛筆描きの段階、肌や頬の血色の作り込み、まつ毛の先端の繊細な描写など、工程ごとの意図が動画を通じて伝わるため、完成した作品の背景にある思考と試行錯誤を理解しやすくなっています。

TikTokでメイキング動画が大バズり! 心揺さぶるアナログ絵、ついに書籍化。『朝まだき ちょむ作品集』10月23日発売 画像 3

紙面で再現された“等身大”の女の子たちと丁寧なディテール

本書は「可愛くなりたい。憧れの人に近づきたい。あの人を振り向かせたい。 でも本当は、等身大の自分とまっすぐ向き合いたい──。」という、少女たちの揺れる気持ちをそのまま受け止めるような視点で描かれた作品を収録しています。描写はただの理想化ではなく、「今そこにいるかのようなリアリティ」を重視していることが特徴です。

使用画材はコピック(アルコールマーカー)と色鉛筆。色の重なりや筆致のムラ、紙の凹凸が持つ微妙な表情を活かし、光の入り方や頬の血色、髪の1本1本に至るまで細やかに描き込まれています。最終的に白を差して光を表現する手法は、画面に“生の温度”を与える効果があります。

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収録内容の構成

本書には、SNSで話題になった作品群に加え、本書のために描き下ろしたイラスト、ノートに溜められていた鉛筆スケッチ、初公開の漫画作品など多様な表現がまとめられています。これにより、制作の幅や作家の表現領域の広がりが一冊で把握できる構成になっています。

以下は本書の主な収録内容を整理したリストです。

  • SNSで発表して話題となったアナログイラスト群
  • 本書のために描きおろした新作イラスト
  • ノートに描かれた鉛筆スケッチ集
  • 初公開の漫画作品(描き下ろし)
  • 制作工程の一部を再現したメイキング寄稿や解説
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刊行記念イベントと著者・制作陣の紹介

刊行を記念して、ちょむ×脇田あすか(装丁担当)によるトークイベントが開催されます。イベントではイラストの制作過程や思考、作品に込められたこだわりについて二人が詳しく語る予定です。会場では本書に収録された原画や色校も展示され、質感や色味を直接確認できる機会となります。

トークイベントの詳細は以下の通りです。イベント後には希望者を対象としたサイン会も実施されます。

イベント名
『朝まだき ちょむ作品集』刊行記念 ちょむ×脇田あすか トークイベント
日時
2025年11月16日(日)
会場
青山ブックセンター本店 大教室(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア B2F)
備考
トーク終了後に希望者へのちょむさんのサイン会を実施予定。会場で原画・色校の展示あり。

イベントの案内ページは出版社側の公開情報に基づき提供されています(URL: https://aoyamabc.jp/collections/event/products/11-16tyomuevent)。

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著者ちょむと装丁担当脇田あすか

著者のちょむは2001年生まれ、出身地は京都。コピックと色鉛筆を中心にアナログ絵を制作し、これまでに書籍装画なども手がけています。趣味は料理、手芸、写真集・作品集・映画鑑賞、そしておいしい店探しです。SNSはX(旧Twitter)@chom1015_、Instagram@chom1015_、TikTok @chom1015_で情報発信を行っています。

装丁を担当した脇田あすかは、本書のレイアウトや装丁面で作品の雰囲気を可視化する役割を担っています。トークイベントでは脇田氏が気になる作品をピックアップし、背景設定や制作の裏話を引き出すクロストークも行われます。

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刊行物の基本情報と要点の整理

書誌情報は次のとおりです。仕様面ではB5判変型、並製、128頁、本文4Cという構成で、紙面の色味や質感が作品表現に配慮されています。定価は2,750円(10%税込)です。

下の表に本記事で触れた主要な情報を整理します。続く段落では表の各項目について簡潔に補足説明を加えます。

項目 内容
書名 『朝まだき ちょむ作品集』
著者 ちょむ
発売日 2025年10月23日(木)
定価 2,750円(10%税込)
仕様 B5判変型・並製・128頁・本文4C
ISBN 9784796874618
発売元 小学館集英社プロダクション
オンライン商品ページ https://books.shopro.co.jp/?contents=9784796874618
刊行記念イベント 2025年11月16日(日) 青山ブックセンター本店(詳細: https://aoyamabc.jp/collections/event/products/11-16tyomuevent)
著者SNS X(旧Twitter):@chom1015_ Instagram:@chom1015_ TikTok:@chom1015_

上表は刊行に関する基本データを一覧化したもので、購入やイベント参加の際の参照情報としてまとめています。本文中で触れた制作手法や収録内容、イベント情報、著者プロフィールなどは、書籍を実際に手に取ることでより深く確認できます。

本稿は刊行情報と収録内容、関連イベントおよび著者の経歴やSNSなどの公開情報を整理して伝えることを目的としています。