10月下旬開始：LINEマンガ×AMG 学生限定ファンアートコンテスト

LINEマンガとAMGが仕掛ける若手クリエイター支援の新たな取り組み

2025年10月23日11時、LINE Digital Frontier株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：髙橋将峰）は、電子コミックサービス「LINEマンガ」とアミューズメントメディア総合学院（AMG）によるコラボレーション企画の一環として、二次創作イラストコンテスト「推しを見つけ出せ！バッドローファンアートバトル」を開催すると発表しました。

本件は、昨年に引き続く両者の協働の一環であり、特に若手クリエイターの機会創出と実践的な表現経験の提供を目的としています。対象はAMGのイラスト分野に在籍する学生に限定され、AMG声優学科を対象とした先行の企画「第2回 LINEマンガ & AMG チーム対抗！声優発掘アフレコオーディション」に続く実施となります。

企画の位置づけと目的

LINE Digital Frontierは「マンガの未来を創る」という理念のもと、作品とクリエイターの裾野拡大を意図して本企画を実施します。AMGはエンタテインメント業界のプロを育てる教育機関として、産学連携の実践機会を提供してきた実績があります。

両者の連携は教育と産業の接点を強化し、学生にとって実務に近い機会を通じた経験値の向上を図ることを狙いとしています。今回のコンテストは、その具体的な成果の場となる設計です。

コンテストの内容と応募方法：作品と評価の仕組み

本コンテストの正式名称は「推しを見つけ出せ！バッドローファンアートバトル」です。課題作品はLINEマンガのオリジナルwebtoon『コードネーム：バッドロー』（ストーリー：金正賢／作画：Lim lina）で、参加者は同作から自分の推しキャラクターを選び、イラストを制作して投稿します。

応募はAMG在籍の学生限定で、制作したイラストをX（旧Twitter）に投稿する方式が採られます。投稿期間は〈2025年10月下旬より順次投稿予定〉と発表されています。投稿にあたっての詳細や規定はAMG側の案内ページで確認できます（詳細URL: https://www.amgakuin.co.jp/contents/chara/event/lmfanartbattle2025/）。

応募の条件と審査の観点

参加者は『コードネーム：バッドロー』の登場キャラクターの中から「推しキャラクター」を選び、そのキャラクターの魅力が伝わる表情、仕草、名シーン、あるいは意外な一面をイラストで表現します。二次創作であることを踏まえた上で、原作への理解や表現の工夫が評価対象になります。

審査項目にはイラストの出来映えに加え、投稿に対するエンゲージメント（いいね等の視聴者反応）も含まれます。作品の技術的完成度、表現力、原作との親和性、そして公開後の反響を総合的に見て受賞者が決定されます。

審査体制と賞品：作り手と原作者が評価する場

審査員には『コードネーム：バッドロー』のストーリー担当である金正賢先生、作画担当のLim lina先生、そしてAMG側からのチューターである紫蓮先生が参加します。外部協賛企業からは豪華な賞品が提供され、受賞者には様々な支援が行われます。

審査員は作品そのものの評価だけでなく、学生の創作意欲や表現から感じ取れる可能性も重視すると見られます。両作者が直接関与する点は、学生にとって貴重なフィードバック機会となります。

審査員の役割とコメント

金正賢（ストーリー担当）

金正賢氏は日本との縁が深いことに触れつつ、今回のコラボレーションに意義を感じていると述べられています。学生の熱意を感じられれば嬉しいという期待を寄せています。

同氏は、日々生まれるイラストを楽しみにしている旨のコメントを寄せています。

Lim lina（作画担当）

Lim lina氏は、本コラボレーションを通じてAMGの学生と縁を持てたことに感謝を示しています。好きなものを描く際に湧き出るエネルギーや生命力は表現の原動力であり、それが作品に反映されることを期待すると述べられています。

学生の自由な発想と表現を楽しみにしているという旨のメッセージを発表しています。

紫蓮（AMGキャラクターデザイン学科チューター）

紫蓮氏はチューターとして企画に関わり、教育現場からの視点で学生の作品を支援する役割を担います。これまでの実務経験と教育実績を背景に、制作面での助言や選出プロセスに参加します。

具体的なコメントとしては、学生の表現力向上を重視する姿勢が示されています。

賞品と協賛

協賛各社から提供される賞品は以下のとおりです。各賞の詳細は企画の公式ページで確認することが推奨されています。

• 株式会社ワコム：Wacom MovinkPad 11（DTHA116C）
• EIZO株式会社：24.1型カラーマネージメントモニター ColorEdge CS2400R とキャリブレーションセンサー EX5 のセット
• チャンスメーカー株式会社：賞金20万円
• 株式会社グラフィック：印刷の通販®グラフィックで使えるポイント5万円分

各賞についての詳細は企画ページにて確認するよう案内されています。

課題作品『コードネーム：バッドロー』と関連情報

本コンテストの課題作品は、LINEマンガで配信されているオリジナルwebtoon『コードネーム：バッドロー』です。ストーリーは金正賢、作画はLim linaが担当しています。作品は縦スクロールのカラー表現を活用するwebtoon形式で提供されています（作品URL: https://manga.line.me/product/periodic?id=Z0003254）。

作品の概要は次のとおりです。組織から裏切られた年老いたキラーが若返り、誰にも気づかれない状態を利用して復讐を誓うという物語です。主人公バッドローは、経験と若返った体を使い組織に復讐を仕掛ける展開が描かれます。

LINEマンガのサービス情報

LINEマンガはスマートフォンやタブレットで閲覧可能な電子コミックサービスで、webtoonなど縦スクロール形式のデジタルコミックにも力を入れています。2013年に日本国内でサービスを開始し、現在は国内マンガアプリ累計ダウンロード数で1位を記録しています。

グローバル全体での月間利用者数はおよそ1億5,000万人（2025年6月末時点）で、WEBTOON Worldwide Serviceの一員として日本市場で展開しています。LINEマンガ公式サイトは https://manga.line.me/ です。

AMG（アミューズメントメディア総合学院）について

AMGは1994年に設立され、2024年に開校30周年を迎えた教育機関です。設立以来「制作現場こそ、最高の教育現場である」という理念のもと、産学共同・現場実践教育を重視してきました。邦画制作、吹替えスタジオ業務、ゲーム開発、小説・漫画出版など実際の制作現場でプロとしての経験を積む機会を提供しています。

学院概要は以下の通りです。学校名：アミューズメントメディア総合学院、本館所在地：〒150-0011 東京都渋谷区東2-29-8、代表：理事長 吉田 東吾／学院長 永森 裕二、創立：1994年。姉妹校として大阪アミューズメントメディア専門学校（大阪市淀川区西中島3-12-19）があります。学科にはCG学科、アニメーション学科、キャラクターデザイン学科、声優学科などが含まれます。東京校URL: https://www.amgakuin.co.jp、大阪校URL: https://www.amg.ac.jp

要点の整理

ここまでに記載した本企画の主要な事実を表形式で整理します。コンテストの目的、対象、応募形式、課題作品、審査員、賞品、関連リンクを網羅しています。

以上が本稿で取り上げた「推しを見つけ出せ！バッドローファンアートバトル」に関する主要な情報の整理です。企画はAMGの学生に向けた限定イベントであり、作品の投稿はXを通じて行われ、受賞は審査員と公開反応を併せて決定されます。詳細や応募に関する最新の情報は、AMGの公式案内ページおよびLINEマンガの公式サイトで確認してください。