11月15日開催|Rakuten Tech 2025見どころ
ベストカレンダー編集部
2025年10月23日 16:01
Rakuten Tech 2025
開催日:11月15日
「AI-nization with U」が描くビジョン:テーマの意味と背景
テーマの定義と今回の位置づけ
楽天グループ株式会社は、17回目となるテクノロジーイベントを「Rakuten Technology Conference 2025」として、2025年11月15日(土)に楽天クリムゾンハウスで開催すると発表しました。プレスリリースは2025年10月23日 13時04分付で配信されています。今回のメインテーマは「AI-nization with U(エーアイナイゼーション・ウィズ・ユー)」です。
「AI-nization」は楽天が用いる造語で、AI化の進展を指し、そこに「with U(あなたと共に)」を添えることで、人々に寄り添うエージェント型AIや、ユーザー体験を中心に据えた技術展開を示しています。本イベントではクラウド、データ、Eコマース、フィンテック、モバイルテクノロジーなど多領域にわたる議論や実例が提示されます。
注記とイベントの言語対応
公式案内では参加登録はどなたでも無料で行えるとしつつ、公式サイト(https://tech.rakuten.co.jp)は英語のみで提供される旨が明記されています(注1)。また、イベントの大部分は英語で実施される予定です。最新情報、登壇者やタイムテーブルは公式サイトで随時更新されます(注2)。
以下は、本リリースで公表されている情報をもとに、登壇者、セッション、体験エリアや開催概要を整理したものです。情報は現時点での公表内容に基づいており、将来的に変更が生じる可能性があります。
当日の見どころと参加者が体験できる内容
講演とトークセッションの焦点
本イベントでは、AIを活用したテクノロジーの未来に関する多数のトークセッションが予定されています。テーマに沿って、エージェント型AIの社会実装、生成AIの企業活用、クラウドおよびデータ基盤の活用、セキュリティ対策など幅広い観点から議論が行われます。
代表的なセッション例としては、楽天のティン・ツァイ(チーフAI & Dataオフィサー)による「Rakuten AI」の最新活用事例紹介と、エージェント型AIを用いた楽天エコシステム(経済圏)のビジョン説明があります。ハミドゥ・ディア(Google LLC)と大越拓(楽天)によるセッションでは、企業における生成AIの活用ビジョンや、エージェント型AIが社会に果たす役割についての対話が予定されています。
主要なトピックは以下の通りです。
- エージェント型AIとユーザーインタラクション
- 生成AIの企業適用と倫理・運用面の課題
- クラウド・データ基盤を支える技術と運用
- モバイルテクノロジーとEコマースの融合
- サイバーセキュリティと信頼性の確保
体験型ブース、Kids Park、飲食とアフターパーティー
会場には「Rakuten AI」を体験できるブースのほか、テクノロジーを身近に体験できる「Kids Park」も設置されます。Kids Parkは家族連れが対象の体験エリアで、プレイエリア、Rakuten Robot Clubによるロボット体験ブース、お絵描きスペースなどが含まれます(写真は「Rakuten Technology Conference 2024」のKids Parkの様子が示されています)。
また、楽天クリムゾンハウス内の楽天カフェテリアではランチが提供され、イベント終了後には無料のアフターパーティーも企画されています。体験と交流の場が用意されているため、専門家による講演だけでなく実際に技術を手に取って確認できる構成となっています。
登壇者一覧と注目すべき個別セッション
国内外からのゲストスピーカー(五十音順)
国内外のテックリーダーがゲストスピーカーとして登壇予定です。以下はプレスリリースにあるゲストスピーカーの一覧(敬称略)です。
- 大本 修嗣(日本マイクロソフト株式会社 カスタマーサクセス事業本部 クラウド&AI アーキテクト統括本部 業務執行役員 統括本部長)
- 竹爪 慎治(日本オラクル株式会社 専務執行役員 クラウド事業統括)
- ティジュ・ジョンソン(Cisco Systems, Inc. 社 Principal Architect)
- ハミドゥ・ディア(Google LLC 社 VP, Applied AI Engineering)
- 安田 俊彦(アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 常務執行役員 サービス&テクノロジー統括本部 統括本部長)
これらのスピーカーは、クラウドやAIの最先端事例、エンタープライズでの実装、オープンソースやインフラ戦略など多角的な視点から議論に参加します。
楽天の主要登壇者と各セッションの焦点
楽天側からは経営層とテックリーダーが参加し、楽天の取り組みを内外に向けて示します。登壇者は以下の通りです。
- 三木谷 浩史
- 代表取締役会長兼社長。全体の戦略や楽天の事業横断的なAI活用の方向性に関する発言が期待されます。
- 黒住 昭仁
- 専務執行役員 Group CIO & Group CTO。技術戦略と組織横断のプラットフォーム整備に関する講演が想定されます。
- ティン・ツァイ
- 専務執行役員 Group CAIDO(チーフAI & Dataオフィサー)。「Rakuten AI」の最新活用事例とエージェント型AIを活用した楽天エコシステムのビジョンを説明します。
- 大越 拓
- 執行役員 AI & Dataディビジョン AI サービス統括部 ディレクター。ハミドゥ・ディア氏との対話では生成AIの企業活用ビジョンがテーマとなります。
- 吉田 弘典、山本 修平、加納 永康
- クラウドプラットフォーム、データプラットフォーム、サイバーセキュリティ領域の責任者として、具体的な技術課題や運用ノウハウの共有を行います。
これらのセッションにより、楽天が掲げる「AI-nization」の具体的な取り組みと、テクノロジーによるサービス変革の方向性が示されます。
開催概要と記事内容の整理
開催概要と参加方法の詳細
本イベントの主な開催情報は次のとおりです。名称は「Rakuten Technology Conference 2025」で、主催は楽天グループ株式会社です。日時は2025年11月15日(土)10:00~18:00、会場は楽天クリムゾンハウス(〒158-0094 東京都世田谷区玉川1-14-1)です。
参加は無料で、事前登録が必要です。公式サイト(https://tech.rakuten.co.jp/)で案内されているとおり登録手続きおよび最新情報の確認は同サイトで行ってください。また参加申し込みページとしてEventbriteの以下URLも案内されています:
https://www.eventbrite.com/e/rakuten-technology-conference-2025-tickets-1653615190549。
なお、公式案内には「登壇者およびコンテンツ内容は現時点での情報であり、変更が生じる可能性があります」との注意書きがあり、公式サイトは英語のみで提供される点にも留意が必要です。
この記事で取り上げた主要情報の要点整理
以下の表で本記事で紹介した主要事項を整理します。表は開催日、会場、テーマ、主要登壇者、体験コンテンツ、参加方法などを含み、読者が短時間で全体像を把握できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 楽天グループ株式会社 |
| プレスリリース日 | 2025年10月23日 13:04 |
| イベント名称 | Rakuten Technology Conference 2025 |
| テーマ | AI-nization with U(エーアイナイゼーション・ウィズ・ユー) |
| 開催日時 | 2025年11月15日(土)10:00~18:00 |
| 会場 | 楽天クリムゾンハウス(〒158-0094 東京都世田谷区玉川1-14-1) |
| 参加費 | 無料(事前登録要) |
| 公式サイト | https://tech.rakuten.co.jp/ (英語のみ) |
| 参加申し込み | https://www.eventbrite.com/e/rakuten-technology-conference-2025-tickets-1653615190549 |
| 主な登壇者(ゲスト) | 大本 修嗣、竹爪 慎治、ティジュ・ジョンソン、ハミドゥ・ディア、安田 俊彦(敬称略) |
| 楽天側の主要登壇者 | 三木谷 浩史、黒住 昭仁、ティン・ツァイ、大越 拓、吉田 弘典、山本 修平、加納 永康(敬称略) |
| 体験コンテンツ | Rakuten AI 体験ブース、Kids Park(プレイエリア、ロボット体験、お絵描きスペース)、楽天カフェテリアでのランチ、無料アフターパーティー |
| 特別企画 | 楽天テクノロジー・エクセレンスアワード2025の開催予定 |
| 注意事項 | 一部内容は英語で提供。登壇者・コンテンツは変更の可能性あり。 |
上記の表はプレスリリースに基づく要点の整理です。本記事ではプレスリリースの内容を網羅的に記載し、登壇者やイベントの構成、体験プログラム、登録方法、注意点までを含めて伝えました。参加登録や最新のスピーカー情報、タイムテーブルの確認は公式サイト(https://tech.rakuten.co.jp/)をご参照ください(注1)。