12月下旬、羽田第3ターミナルに全長40mゴジラ登場
ベストカレンダー編集部
2025年10月23日 18:28
羽田に巨大ゴジラ出現
開催期間:12月21日〜12月21日
羽田空港が迎える、ゴジラの新たな役割
2025年12月下旬、羽田空港第3ターミナルに国内外から訪れる旅客を迎える新たなランドマークとして、全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメントが登場します。本プロジェクトは東宝株式会社、日本空港ビルデング株式会社、東京国際空港ターミナル株式会社の3社連携により発表され、発表日時は2025年10月23日 15時07分です。
この取り組みは、2024年11月に生誕70周年を迎えた「ゴジラ」を、エンターテインメントの力で羽田空港を訪れる人々に体験として提供することを目的としています。羽田空港は日本の空の玄関口であり、国内外の旅行者に日本文化を伝える重要な拠点です。プロジェクト名はHANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECTとし、明確なテーマを掲げて展開されます。
発表主体とプロジェクトの背景
本プロジェクトの発表は、東宝株式会社(代表取締役:松岡宏泰)、日本空港ビルデング株式会社(代表取締役:田中一仁)、および東京国際空港ターミナル株式会社(代表取締役:赤堀正俊)の3社による連携によるものです。各社が持つ知見とネットワークを活かし、空港という公共空間での大規模展示を実現します。
プロジェクトは「日本を訪れるすべての人々をゴジラが出迎え、そして、日本を出発する際にはゴジラが見送る」をテーマとして掲げています。到着時には“ようこそ”を、出発時には“また会おう”を演出し、旅の序章と終章をゴジラによって彩ります。
展示の具体的配置と演出内容
モニュメントの主たる設置場所は、羽田空港 第3ターミナルの3階出発ロビー階と2階到着ロビー階です。3階出発ロビーには全長約40m・高さ約9mの巨大ゴジラが配置され、2階到着ロビーのインフォメーションカウンター上部には歴代怪獣のグラフィックが展開されます。
加えて、2階到着ロビーには映画『ゴジラ−1.0』で世界的に高評価を得たゴジラの立像も展示されます。到着した旅行者が最初に目にするエリアに立像を配することで、空港到着直後から日本のエンタメ文化を強く印象づける構成です。
展示物の詳細と見どころ
- 3階出発ロビー:新たに制作される全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメント(屋内設置として世界最大の規模をうたう)。
- 2階到着ロビー(インフォメーション上部):歴代怪獣を描いた大型グラフィック。
- 2階到着ロビー(立像):映画『ゴジラ−1.0』のゴジラ立像を展示。
これらの展示は到着・出発の動線に寄り添うよう設計されており、旅の高揚感と余韻を演出することを意図しています。3階の巨大モニュメントは出発ロビーという空間を支配するスケール感で、空港を訪れるすべての人の視線を集めます。
スケジュール、期間、特徴
公開期間は2025年12月下旬完成予定~2026年12月下旬(予定)となっています。展示はおおむね1年間の予定ですが、実施期間は今後の運用方針や評価により変更される可能性があります。
本プロジェクトの主な特徴は、以下の通りです。
- 世界で唯一、初代ゴジラをベースに羽田空港第3ターミナル出発ロビーのためだけに制作された、全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメント(屋内設置のゴジラモニュメントとしての最大規模を主張)。
- 到着・出発の動線に寄り添う演出により、旅の高揚や余韻を創出する設計。
- 羽田空港という日本文化・観光発信拠点ならではのコンテクストを活かした展示体験の提供。
これらは単なる大型オブジェの設置にとどまらず、空港内の動線設計・視覚演出・展示物の選定を通じて旅行体験の価値を高める試みです。プロジェクトには著作権表記としてTM & © TOHO CO., LTD.が明記されています。
観客体験と文化発信の意義
羽田空港は日本を訪れる人々にとって最初の接点であり、最後の印象を残す場所でもあります。そこにゴジラという国際的に認知された日本発のキャラクターを据えることで、旅程の始まりと終わりに強烈な記憶を刻む設計になっています。
展示は単に写真撮影の対象となるだけでなく、日本文化や映画史に触れる導入としての役割も担います。歴代怪獣のグラフィックや『ゴジラ−1.0』の立像展示は、来訪者にゴジラの系譜や日本のエンターテインメント産業の歴史を視覚的に伝える仕掛けです。
利用者にとっての具体的な体験
到着した旅行者は2階到着ロビーでゴジラ立像と歴代怪獣グラフィックに迎えられ、到着直後から日本のエンタメ文化に触れることができます。出発時には3階出発ロビーの巨大モニュメントが見送る形となり、旅の余韻を残す設計です。
展示は撮影スポットとしても想定される一方で、空港施設の安全基準や運用面の配慮がなされるはずです。展示物のサイズや屋内設置である点から、空調や人流、安全対策が重要となることが予想されますが、具体的な運用の詳細は今後の発表を待つ必要があります。
整理表:HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECTの主要事項
以下に本記事で取り上げた主要な項目を表形式で整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | HANEDA GODZILLA GLOBAL PROJECT |
| 発表日 | 2025年10月23日 15時07分 |
| 発表主体 | 東宝株式会社(代表取締役 松岡宏泰)、日本空港ビルデング株式会社(代表取締役 田中一仁)、東京国際空港ターミナル株式会社(代表取締役 赤堀正俊) |
| 設置場所 | 羽田空港 第3ターミナル 3階出発ロビー階、2階到着ロビー階 |
| 主展示内容 | 3階:全長約40m・高さ約9mのゴジラモニュメント(屋内設置として最大規模)/2階:歴代怪獣グラフィックおよび『ゴジラ−1.0』ゴジラ立像展示 |
| 公開期間 | 2025年12月下旬完成予定~2026年12月下旬(予定) |
| テーマ | 「到着では“ようこそ”を、出発では“また会おう”を。」(旅の入口と出口をつなぐ体験の創出) |
| 特徴 | 空港専用制作の大型屋内モニュメント、到着・出発の動線に寄り添う演出、日本文化・観光の発信拠点としての価値提供 |
| 著作権表記 | TM & © TOHO CO., LTD. |
本プロジェクトは、羽田空港という国際ゲートウェイにおいて日本のポップカルチャーを強く提示するものであり、旅行者の体験を開始から終了まで一貫して演出する試みである。展示の規模や配置、公開期間などは現時点での公表内容に基づいており、今後の詳細発表を通じてさらに具体的な運用や体験設計が明らかになる見込みである。
TM & © TOHO CO., LTD.