11/23開催|認知症を手がかりに暮らしのデザイン講座

ここち良い暮らし講座

開催日:11月23日

ここち良い暮らし講座
参加費はかかる?
参加は無料です。講演終了後に任意で寄付を募り、その寄付金は「市縁堂2025」参加団体の活動支援に充てられます。定員は先着130名なので事前申込をおすすめします。
申し込みってどうすればいいの?
申し込みはオンラインフォーム、電話・FAX・窓口で受け付けます。窓口等での申込はイベント名・氏名・連絡先・参加人数を明記。保育や手話等は11月5日までに連絡してください。

認知症を起点に「ここち良い暮らしのデザイン」を考える

2025年11月23日(日)に開催される市民活動支援チャリティ公開講座は、「ここち良い暮らしのデザイン 〜認知症を手がかりに、誰もが自分らしく生きる社会を考えよう〜」をテーマに、認知症をめぐる社会のあり方を再検討する場として企画されています。主催はNPO法人きょうとNPOセンターが管理・運営する京都市市民活動総合センターです。

本講座は、認知症を単に「できなくなること」「周囲に負担をかけること」として個人の問題に還元するのではなく、社会の仕組みや価値観、生活環境が認知症のある人に合っていない可能性に注目します。認知症のある人の視点や経験を起点に、誰もが自分らしく暮らせる社会へと社会設計をどうアップデートしていくかを参加者と共に考える機会です。

市民活動支援チャリティ公開講座「ここち良い暮らしのデザイン」 画像 2

チャリティ公開講座の位置づけ

京都市市民活動総合センターは、NPO法人きょうとNPOセンターが京都市から指定管理を受けて管理・運営している施設で、NPOや市民活動を応援する取り組みとして毎年チャリティ公開講座を実施しています。本講座はその一環として行われ、講演の終了後に寄付を募り、集められた寄付金は市民活動を活性化する取組「市縁堂2025」参加団体の活動に役立てられます。

寄付は任意であり、講座自体の参加は無料です。寄付金の使途が明確に定められていることから、講座参加を通じて地域の市民活動を支援する仕組みが整えられています。

講座の内容と講師プロフィール

講座では、『認知症世界の歩き方』シリーズの監修を務めた堀田聰子(ほった さとこ)氏を招き、認知症のある方100人以上との対話を通じて得られた知恵や考え方のヒントを共有します。実践的な事例や対話から見えてきた生活環境の工夫、価値観の転換について具体的な示唆が提示される予定です。

堀田氏は慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科の教授であり、「認知症未来共創ハブ」を仲間とともに立ち上げ、認知症のある方の思いや体験、知恵を中心に据えた未来の探索を行っています。筧裕介著『認知症世界の歩き方』(ライツ社、2021)を監修し、認知症施策推進関係者会議等にも委員として関与しています。学位は博士(国際公共政策)です。

当日取り上げられる主な論点(主催者発表に基づく)

  • 認知症を個人の問題としてだけでなく、社会設計の課題として捉え直す視点
  • 認知症のある人との対話から得られる具体的な生活の知恵や工夫
  • 地域や公共空間、制度の側からできるアップデートの方向性
  • 市民活動と連携した実践的アプローチの可能性

これらの論点は、参加者が自らの生活圏や活動の場で実践可能な示唆を得られるように設計されています。講義に加え質疑応答や対話の機会を通じて具体的な議論を深めることが期待されます。

参加方法・会場・運営に関する詳細

本講座は参加無料ですが、定員制のため申し込みが必要です。受付は先着130名までで、定員に達し次第締め切られます。受付開始は13:30、講座は14:00から16:00までを予定しています。

会場は「ひと・まち交流館 京都」3階の第4・5会議室です。会場の所在地や連絡先は下記の通りで、平日・祝日を含む問い合わせ時間が設定されています。

日時
2025年11月23日(日)14:00〜16:00(受付開始 13:30〜)
会場
ひと・まち交流館 京都 3F 第4・5会議室
参加費
無料(講演終了後に寄付を募ります。寄付金は「市縁堂2025」参加団体の活動に充てます。)
定員
先着130名(定員になり次第締切)

申込方法とサービス対応

申込は以下のいずれかの方法で受け付けます。オンラインフォーム、電話・FAX・窓口からの申込に対応しており、電話・FAX・窓口で申込をする場合は、イベント名・氏名・連絡先(電話番号、FAXまたはEメールアドレス)・参加人数を明記する必要があります。

  1. 申し込みフォーム: https://forms.gle/wYtyZsPNBeHbnwbi7
  2. 電話・FAX・窓口での受付(必要事項を明記)

保育サービス・手話通訳・要約筆記を希望する場合は、必ず2025年11月5日(水)までに必要なサービスの内容を連絡する必要があります。期限を過ぎると対応できない場合があるため、利用希望者は期日を確認のうえ申込手続きを行ってください。

問い合わせ先

詳細や当日の運営に関する問い合わせは京都市市民活動総合センターが担当します。問い合わせは電話・FAX・メールで可能です。

窓口 連絡先
電話 075-354-8721(平日 9:00~21:00 / 日曜日・祝日 9:00~17:00)
FAX 075-354-8723
メール shimisen@hitomachi-kyoto.jp
ウェブサイト https://shimin.hitomachi-kyoto.jp/

会場住所は〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1(河原町五条下る東側)で、施設は「ひと・まち交流館 京都」2階に該当する案内表示が行われています。関係公共施設や交通機関の情報は京都府内に限らず周辺府県(滋賀県・大阪府など)からのアクセスも可能です。

講座の意義と関連キーワードの整理

本講座は、認知症をめぐる理解を深めるだけでなく、まちづくりや地域コミュニティ、高齢者支援、NPOや市民活動の連携を含めた多角的な議論を促す場となります。認知症のある人の視点を中心に据えた議論は、ポジティブヘルスや包摂的な社会設計といった広範なテーマと結びついています。

以下に本リリースで示された主要なキーワードとカテゴリを整理します。

  • 主なキーワード: 認知症 / 認知症世界の歩き方 / ポジティブヘルス / 高齢者 / まちづくり / NPO / 市民活動 / 市縁堂 / 京都 / コミュニティ
  • カテゴリ: アート・カルチャー、ボランティア
  • イベント種別: 公開講座(チャリティ)

要点の整理(講座情報のまとめ)

以下の表は本稿で紹介した講座の主要事項を分かりやすく整理したものです。参加を検討する際に項目を確認し、申し込みや問い合わせの際の参照として利用してください。

項目 内容
講座名 ここち良い暮らしのデザイン 〜認知症を手がかりに、誰もが自分らしく生きる社会を考えよう〜
日時 2025年11月23日(日)14:00〜16:00(受付開始 13:30〜)
会場 ひと・まち交流館 京都 3F 第4・5会議室(住所: 〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1)
講師 堀田聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授、博士(国際公共政策)、「認知症未来共創ハブ」関係者)
参加費 無料(講演終了後に寄付を募ります。寄付金は「市縁堂2025」参加団体の活動に充てます)
定員 先着130名(定員に達し次第締切)
申込方法 オンラインフォーム(https://forms.gle/wYtyZsPNBeHbnwbi7)、電話・FAX・窓口で受付(氏名・連絡先・参加人数を明記)
申込期限(指定サービス) 保育・手話通訳・要約筆記を希望する場合は2025年11月5日(水)までに連絡
問合せ先 京都市市民活動総合センター 電話: 075-354-8721(平日 9:00〜21:00 / 日・祝 9:00〜17:00) FAX: 075-354-8723 メール: shimisen@hitomachi-kyoto.jp ウェブ: https://shimin.hitomachi-kyoto.jp/

本講座は認知症の理解を深めると同時に、地域や制度の側の変化を問い直す機会です。参加を希望する場合は定員やサービス申請期限に留意のうえ、上記の申込方法でお申し込みください。講座の運営や寄付の使途については京都市市民活動総合センターが窓口となります。