日本代表5チームが挑んだWFC2025と限定コラボバーガー

世界最大の舞台に挑んだ日本代表5名と大会の全体像

2025年10月16日（現地時間）よりアメリカ・インディアナポリスで開催された世界最大級のフードスポーツ大会、World Food Championships 2025に、日本から過去最多となる5名のシェフ・チームが出場しました。主催側や参加者からは「食のオリンピック」とも評されるこの大会は、世界各国の料理人が技術と創造性を競う場であり、期間中は連日高度な競技が行われました。

本大会はカテゴリーごとに競技が行われ、今回はバーガー、BBQ、シェフの3カテゴリーに日本代表が挑戦しました。出場した日本代表の構成や出品メニュー、大会での評価と最終順位を以下で詳述します。発表日は2025年10月24日 12時00分のプレスリリースに基づきます。

開催情報

大会名: World Food Championships 2025

開催地: アメリカ・インディアナポリス

開催開始: 2025年10月16日（現地時間）

日本代表（合計5チーム／シェフ）

バーガー部門: 長郷裕哉シェフ（BRISK STAND、兵庫）

バーガー部門: 佐藤賢将シェフ（Harry’s Junction、宮城）

BBQ部門: 小嶋亮太シェフ率いる WAGYU BOYS

BBQ部門: 平田匡人シェフ（THE SMOKE CLUB、静岡）

シェフ部門: 土谷真敬シェフ（ヒルトン ジャパン）

バーガー、BBQ、シェフ — 各部門の出場内容と採点結果

各部門で披露された料理の内容、審査での評価、最終順位を部門ごとに詳細にまとめます。出場各チームは持ち味を生かしたオリジナルのメニューで世界の審査員に挑みました。

以下は各部門ごとの概要と、出場チームが大会で提示した料理、得点や順位に関する情報です。各項目はプレスリリースの記載内容を忠実に反映しています。

バーガー部門: バガチャン歴代王者が世界の舞台へ

バーガー部門にはアメリカ、イタリア、フランス、アラブ首長国連邦、日本の5カ国が参戦しました。日本からは過去のJAPAN BURGER CHAMPIONSHIP（バガチャン）優勝者が2チーム出場しています。

出場した日本チームの持ち味と大会での評価は以下の通りです。

• BRISK STAND（長郷裕哉シェフ、兵庫）

  出品メニュー: 店舗の看板メニューである「切ったやつ」をアレンジし出場。肉汁をしっかり吸わせたバンズと、肉の旨みを凝縮したパティを特徴とする一品を披露しました。

  大会内表記: BRISK STAND「The Half」

  最終順位: 17位（予選敗退）

• Harry’s Junction（佐藤賢将シェフ、宮城）

  出品メニュー: 揚げ春雨、9種のスパイス、3種の肉を組み合わせた独創的なバーガーを出品。「Cloud 9 Burger」として大会に挑み、高い評価を得たものの予選突破はなりませんでした。

  大会内表記: Harry’s Junction「Cloud 9 Burger」

  最終順位: 10位（予選敗退）

BBQ部門: 和牛を軸にした挑戦と満点の記録

BBQ部門では、日本ならではの素材や調理技術を活かした挑戦が行われました。なかでもWAGYU BOYSは大会史上注目される結果を出しています。

出場チームの詳細は以下の通りです。

• WAGYU BOYS（小嶋亮太シェフほか）

  メンバー: 小嶋亮太シェフ（Weber Japan）、MICRシェフ、木村敦シェフ

  出品メニュー: 日本から輸入した和牛ブリスケットを約15時間かけて焼き上げた「Golden Wagyu Brisket Box」。2次予選において”アメリカでレストランを開くなら一番初めに提供するお皿”をテーマに、重箱スタイルでブリスケットや和牛寿司などを提供しました。

  評価: BBQ部門2次予選で大会史上初となる100点満点を記録。ただし1次と2次の総合点で順位が決定され、総合点は94.96点となり総合7位。決勝進出は逃したものの、来年のシード権を獲得しました。

• THE SMOKE CLUB（平田匡人シェフほか）

  メンバー: 平野啓介シェフ、平田匡人シェフ、たけだバーベキューシェフ

  出品メニュー: ジャックダニエルとコーラ、バターを使用した「チョコレートBONBONスペアリブ」を提供し、92.125点の高得点を記録しましたが最終的には予選敗退となりました。

  最終順位: 23位（予選敗退）

シェフ部門: ヒルトン ジャパンが決勝へ、総合5位でシード権獲得

シェフ部門は料理全体の構成やテーマ性がより重視されるカテゴリーです。ヒルトン ジャパンチームが強い存在感を示しました。

詳細は次の通りです。

• ヒルトン ジャパン（チーム）

  メンバー: クリストファー・フォートンシェフ、土谷真敬シェフ、河野明音シェフ

  決勝披露メニュー: 「ポップコーンロブスタータルト」。決勝では”懐かしさ”をテーマに、柿の種や海老のフリットなどを組み合わせた作品を披露しました。

  評価: 予選1位通過後、決勝で85.25点を獲得し総合5位。こちらも来年のシード権を獲得しました。

BRISK STAND長郷裕哉監修によるウェンディーズの期間限定コラボ商品詳細

World Food Championships 2025に出場したBRISK STAND長郷裕哉シェフが監修したコラボバーガーが、ウェンディーズ・ファーストキッチンの全国25店舗で期間限定販売されています。商品名は「かけちゃったやつ」です。

この章では商品の仕様、価格、使用素材、販売期間および販売店舗一覧を漏れなく記載します。商品に使われる素材やバンズの特徴、メニュー構成を明確にまとめています。

商品コンセプトと主要素材

「かけちゃったやつ」は秋の食材である舞茸を香ばしくグリルし、足立醸造の「かけしょうゆ」で仕上げた”和”のテイストを加えたチーズバーガーです。BRISK STANDの持ち味である素材の旨みを活かす技術が反映されています。

主な仕様は以下の通りです。

販売店舗一覧（都道府県別）

以下はプレスリリースに記載された販売対象となる全25店舗の一覧です。表記はWFK＝ウェンディーズ・ファーストキッチンの店名表記に従います。

• 東京都
  • WFK新宿南口店
  • WFK自由が丘店
  • WFK錦糸町店
  • WFK吉祥寺店
  • WFK五反田東口店
  • WFKアクアシティお台場店
  • WFK日比谷シャンテ前店
  • WFK上野浅草口店
  • WFK六本木店
  • WFK稲城アメリアショッピングセンター店
• 神奈川県
  • WFK川崎店
  • WFK大船店
  • WFKスーパービバホーム長津田店
  • WFKそよら湘南茅ヶ崎店
• 埼玉県
  • WFK桶川ベニバナウォーク店
• 群馬県
  • WFK高崎店
• 長野県
  • WFK長野駅前店
• 富山県
  • WFK富山ファボーレ店
• 静岡県
  • WFK清水エスパルスドリームプラザ店
• 和歌山県
  • WFK岩出店
• 大阪府
  • WFK梅田芝田町店
  • WFK難波戎橋店
  • WFK天保山マーケットプレース店
• 京都府
  • WFK京都新京極店
  • WFK京都大丸前店

なお、プレスリリースでは「店舗は変更になる場合がございます」との注記が付されています。

まとめと要点の整理

World Food Championships 2025における日本代表チームの出場結果と、BRISK STAND監修のコラボバーガーに関する情報を整理しました。以下の表は、本記事で取り上げた主要事項を一目で確認できるようにまとめたものです。

この記事では、World Food Championships 2025における日本代表の挑戦と、その挑戦が国内のコラボ商品へと結実した経緯を整理して伝えました。大会結果は各チームの持ち味や競技結果を可能な限り正確に反映しています。商品情報は販売期間や価格、取り扱い店舗一覧までプレスリリースに基づき網羅的に取りまとめています。