11月1日〜9日|清水寺で安倍昭恵 初個展『結』

清水寺で書×箔展「結」

開催期間:11月1日〜11月9日

清水寺で書×箔展「結」
開催っていつどこでやるの?
2025年11月1日(土)〜11月9日(日)に、京都・清水寺 成就院で開催。開館は9:00〜17:00(最終受付16:30、最終日は15:00まで)、非公開空間の特別公開です。
入場料はいくらで、どんな展示が見られるの?
入場料は600円。安倍昭恵の書と裕人礫翔の箔による約30点のコラボ作品が並び、和紙や本金箔・プラチナ箔の光と書の線が清水寺の光で表情を変えるのが見どころです。

清水寺・成就院を舞台に「書」と「箔」が紡ぐ九日間の「結」

2025年11月1日(土)から9日(日)まで、京都・清水寺 成就院にて、安倍昭恵氏と裕人礫翔氏によるアート展「結(ゆい)」が開催されます。本展は安倍昭恵氏にとって書家としての初の個展であり、箔アーティストであり伝統工芸士でもある裕人礫翔氏との共同制作によって、約30点のコラボレーション作品が公開されます。

会期は9日間、会場は普段は非公開の成就院を特別に使用し、清水寺という世界遺産の空間を活かして「書」と「箔」が織りなす視覚的かつ精神的な体験を提示します。入場料は600円、会場所在地は京都市東山区清水1丁目294(音羽山 清水寺)です。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 2

開催概要の要点

展覧会の正式タイトルは「安倍昭恵『書』× 裕人礫翔『箔』 アート展『結(ゆい)』」。英語表記は “YUI — The Bond” です。開館時間は9:00〜17:00(最終受付16:30、最終日は15:00まで)で、主催は Akie Abe × Hiroto Rakusyo アート展示会実行委員会 x COBI、協力は清水寺です。

公式情報や詳細は公式サイト(https://abeakie-art.jp/yui)にて案内されています。問い合わせは事務局(info@abeakie-art.jp)へ。展覧会は、言語や文化、環境や思想の違いを越えて人と人をつなぐという「結」の概念を具体化したものです。

会期
2025年11月1日(土)〜11月9日(日)
会場
音羽山 清水寺 成就院(京都府京都市東山区清水1丁目294)
時間
9:00〜17:00(最終受付 16:30、最終日 15:00まで)
入場料
600円
主催・協力
Akie Abe × Hiroto Rakusyo アート展示会実行委員会 x COBI(協力:清水寺)
安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 3

作家の出会いと作品化の背景

本展の発端は、箔アーティストである裕人礫翔氏が安倍晋三元総理と親交のあった関係から制作した作品群と、安倍昭恵氏が偶然出会ったことにあります。礫翔氏の作品に心を打たれた昭恵氏は、その表現と自らの「世界平和を願う思い」に共鳴し、アーティスト同士として共同企画が生まれました。

この出会いは単なる共作にとどまらず、箔の光と書の線が重なり合うことで、国や世代、文化の垣根を越えた「結び」を視覚化する試みとして展開されています。展覧会のタイトル「結」は、文字構成(「糸」と「吉」)の意味を踏まえ、人や地域、さまざまなものをつなぐという意図を明確に示しています。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 4

出会いの経緯と意義

礫翔氏の制作は、故・安倍晋三元首相とゆかりのある経緯を含み、昭恵氏がその作品を目にしたことが直接の契機となっています。昭恵氏は義母が書を得意としていたことに影響され、書に魅せられて筆を取り始めました。両者の表現が響き合うことで、伝統と現代表現の接点を提示し、文化交流の新たな形を示すことが本展の大きな柱となっています。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 5

展示作品の構成と主要作品の解説

本展では、礫翔氏の箔作品をベースに、昭恵氏が書を重ねた約30点のコラボレーション作品を展示します。素材としては和紙、本金箔、本銀箔、プラチナ箔、色粉箔、パール粉箔などが用いられ、伝統的素材と現代的表現が融合した作品群が並びます。

以下に、展示される代表的な作品とその素材・意図を具体的に示します。全点の展示解説は会場での配布資料や公式サイトをご参照ください。

  • 「結 Connect people」:和紙・プラチナ箔・色粉箔。文字「結」は「吉」に「糸」をつけた形であり、人や地域を結ぶ意味を込めています。
  • 「あなたと私 You & I」:和紙・本銀箔・パール粉箔。音としての「結」と英語表現の「You & I」が重なり、個々の存在の繋がりを表現します。
  • 「和 Peace」:和紙・本金箔・本銀箔。和の精神と平和への理想を象徴的に示す作品です。
  • 「花は咲く Hana wa Saku」:和紙・本金箔。歌詞的な詩情を宿した言葉が箔の煌めきとともに展開されます。

展示は鑑賞者に対して素材の光と筆の表現を時間帯によって異なる角度で見せる構成が意図されており、朝昼晩に変わる清水寺の光を背景に鑑賞することで、作品の表情が変化する設計になっています。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 6

会場の特性と来場者が得られる体験

展覧会の舞台は世界遺産である清水寺の成就院、特に「月の庭」と呼ばれる庭園を含む空間です。成就院の庭園は江戸時代初期に作庭された借景式・池泉鑑賞式で、国の名勝にも指定されています。歴史的建築と名庭を借景に、箔の煌めきと書の線が対話する場が作られます。

清水寺そのものは「古都京都の文化財」を構成する世界遺産の一つであり、日本の宗教・文化を象徴する場所です。この場所性が、展示の「平和」を訴えるメッセージと結びつき、国内外の鑑賞者に向けた発信力を高める要素となります。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 7

会場での鑑賞ポイント

  1. 成就院「月の庭」を含む非公開空間の特別公開という性格。
  2. 清水寺の光と影、庭園の借景が作品の見え方に影響する点。
  3. 箔の素材特性(極薄の箔が生む煌めき)と書の線のコントラスト。

展覧会は、静謐な寺院空間と現代的な表現の融合から生じる、視覚的かつ精神的な余韻を鑑賞者に提供する構成になっています。

安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」を清水寺・成就院にて開催 画像 8

展覧会の要点を表で整理

以下の表に本展の主要情報を整理しました。会期、会場、開館時間、入場料、主催・協力、問合せ先などすべての基本情報を網羅しています。

項目 内容
展覧会名 安倍昭恵「書」× 裕人礫翔「箔」 アート展「結(ゆい)」 (YUI — The Bond)
会期 2025年11月1日(土)〜11月9日(日)
会場 音羽山 清水寺 成就院(京都府京都市東山区清水1丁目294)
開館時間 9:00〜17:00(最終受付 16:30、最終日は 15:00 まで)
入場料 600円
主催 Akie Abe × Hiroto Rakusyo アート展示会実行委員会 x COBI
協力 清水寺
公式HP https://abeakie-art.jp/yui
問い合わせ info@abeakie-art.jp
展示点数 約30点(箔を基調とした礫翔氏の作品に昭恵氏の書が重ねられたコラボレーション作品)

上表は展覧会の要点を整理したものであり、展覧会の内容理解に資する基礎情報を網羅しています。詳細な展示解説や会場内での解説資料は会場および公式サイトで提供されます。

参考リンク: