FIJがTIB支援事業者に採択 参加企業を募集

TIBプログラム募集

開催期間:10月24日〜11月14日

TIBプログラム募集
どうやって申し込むの?締切はいつ?
FIJのホームページにある申込フォームから必要事項を入力して送信します。募集期間は2025年10月24日〜11月14日17時で、応募後は事務局によるニーズヒアリングが行われます。詳細は都の公表資料も確認してください。
参加費や参加条件ってどんな感じ?
参加費はおおむね3万円程度。主な要件は①スタートアップ協業の本格的な意欲、②都主催イベント等への参加意思、③SusHi Tech Tokyo 2026でのブース協力と現地参加の許諾などです。

東京都のTIBプログラムに採択 — FIJがオープンイノベーション支援事業者に選定

フォーアイディールジャパン株式会社(以下、FIJ)は、東京都が運営するスタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base(TIB)」の取り組みの一環である「TIBオープンイノベーション導入・促進プログラム」において、支援事業者として採択されました。本件は東京都が2025年10月24日に公表した報道発表資料(出典:東京都 都庁総合ホームページ)にも記載されています。採択に伴い、FIJは大手企業等を対象に成果につながる協業推進のための実践型プログラムを提供します。

本プログラムは、大手企業等によるオープンイノベーションを後押しし、実際にスタートアップと連携する“スタートアップカスタマー”を増やすことを目的としています。FIJは自社の強み・弱みの分析を元に、スタートアップと協業する取り組みを設計・実行する実践的な支援を行う予定です。

フォーアイディールジャパン(FIJ)、東京都 TIBオープンイノベーション導入・促進プログラム 支援事業者に採択 画像 2

参加募集の要件と申込手続き

本項では、募集期間・主な参加要件・申込方法など、参加を検討する企業が必要とする情報を整理して示します。応募に際しては、要件を満たすことと、事務局によるニーズヒアリングに応じることが求められます。

募集期間は令和7年(2025年)10月24日(金)から同年11月14日(金)17時までです。期間内に所定のフォームから必要事項を入力して申請を行い、その後、事務局によるヒアリングが予定されています。詳細はFIJのホームページに記載のフォームをご確認ください。

主な参加要件

参加の主要条件は以下の3点です。これらは東京都の公表資料に基づく要件であり、応募の前に自社の意志や体制を確認してください。

  • ① スタートアップとの協業を本格的に開始する意欲があり、本プログラムの支援を必要としていること。
  • ② 都が開催するオープンイノベーションに関連するイベントや成果発表の場等に積極的に参加する意思があること。
  • SusHi Tech Tokyo 2026(2026年4月27日~29日、東京ビッグサイト)において、都が設置するスタートアップとのマッチングを促進するブース展示に協力し、当日現地に参加することを許諾した企業であること。

上記要件に加え、採択にあたっては次の追加的な許諾事項を満たす企業が優先されます。これらは選定上の考慮事項であり、許諾の有無が採択結果に影響します。

  1. 本プログラム参加者として、東京都HP等への社名掲載を許諾すること。
  2. Tokyo Innovation Baseで開催するOpen innovation Day(2025年11月28日(金)予定)での本プログラムのキックオフイベントに参加することを許諾すること。

申込方法と参加費

申込はFIJのホームページに設置された申込フォームから行います。フォームに必要事項を入力のうえ送信してください。応募後は事務局によるニーズヒアリングが実施されます。

参加費としては、プログラム参加費としておおむね3万円程度が徴収されます。この費用は交流会費や講師謝金に充当されると明示されています。

関連情報の出典および詳細は東京都の公表資料(リンク:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/10/2025102407)とFIJの公式ページを参照してください。

プログラムの特典・スケジュールとイベント参加機会

本プログラムに参加することで得られる特典と関連イベントのスケジュールを整理します。東京都と連携したイベントへの参加機会が複数用意されており、協業の実務的な推進と成果発信の場が確保されています。

特典は大きく3点に分かれます。いずれも都が支援する枠組みの下で、参加者の協業経験の蓄積や外部への発信を支援する内容です。

特典の内訳

  • 特典1:Open Innovation Dayへの参加
    ・日時:2025年11月28日(金)予定。
    ・内容:本プログラムのキックオフイベントでオープニングにて参加企業を紹介。大企業とスタートアップのオープンイノベーション推進やスタートアップの事業拡大を図るイベントでの露出機会を提供。
  • 特典2:成果発表会&交流イベントへの参加
    ・日時:2026年3月上旬を予定。
    ・内容:本プログラム終了後に共創プランのピッチとゲストによるメンタリングを受けられる機会、および参加者間の交流を促すイベントへの参加。
  • 特典3:「SusHi Tech Tokyo 2026」への参加
    ・日時:2026年4月27日~29日(予定)。会場:東京ビッグサイト。
    ・内容:参加者は自社のオープンイノベーションの取り組みを発信する機会が提供される。出展に係る費用(出展費、ブース設営費、パネル代等)は東京都が負担。

これらの特典は、単なる情報の提供に留まらず、実際にスタートアップとのマッチングや対外的な成果発表を行うことで、協業から事業化へとつなげる具体的な機会を提供します。

FIJの役割・組織概要と取り組み実績

FIJは「新しいシンクタンク=アクトタンク」を目指し、産・官・学・民の四者とスタートアップをつなげる共創の場をデザインする組織です。今回の採択により、FIJは実践的なプログラム運営を通じて、企業とスタートアップの協業を促進します。

FIJの具体的な活動としては、オリジナルプログラムである「クアトロヘリックスキャンプ」の展開と、全国の自治体職員とスタートアップの出会いの場である「MonthlyPitch 7minutes」の主催があります。これらの取り組みを通じて、地域行政と民間の連携やスタートアップの事業機会創出を図ってきた実績があります。

組織としての特徴
産官学民の4者共創に向けた場づくりに注力し、社会実装を見据えた実践的なプログラムを提供する点が特徴です。
女性活躍に関する取り組み
真の女性活躍社会を目指し、どのようなライフステージでも働きやすい働き方を考え、実践する組織集団としての側面も持っています。

今回のTIBプログラムにおけるFIJの役割は、参加大企業等に対して自社の強み・弱みの分析に基づく協業プランの設計支援、及びスタートアップとの協業プロジェクトの実行支援を行うことです。企業側のリーダーが実務的に協業に取り組むことを支援するための実践型プログラムが中心となります。

要点整理(表形式)および締めくくり

以下に本記事で示した主要事項を表にまとめ、最後に本件の要点を簡潔に整理します。

項目 内容
採択事業者 フォーアイディールジャパン株式会社(FIJ)
プログラム名 TIBオープンイノベーション導入・促進プログラム(Tokyo Innovation Base連携)
募集期間 令和7年(2025年)10月24日(金)~11月14日(金)17時
主な参加要件 ① 協業の本格開始意欲 ② 都主催イベント等への参加意思 ③ SusHi Tech Tokyo 2026でのブース協力と現地参加許諾
採択の考慮事項 東京都HPへの社名掲載許諾、Open innovation Day(2025/11/28)でのキックオフ参加許諾等
参加費 約3万円(交流会費・講師謝金等に充当)
主な特典・イベント Open Innovation Day参加(2025/11/28)、成果発表会&交流イベント(2026年3月上旬予定)、SusHi Tech Tokyo 2026参加(2026/4/27~29、出展費等は東京都負担)
申込方法 FIJホームページの申込フォームからエントリー。事務局によるニーズヒアリングあり。詳細は東京都公表資料(リンク)も参照。
参考リンク 東京都 報道発表資料(2025/10/24)

今回の採択により、FIJは大手企業等とスタートアップを結び付け、実践的な協業の設計と実行を支援する専門的な立場でプログラムを運営します。募集期間や参加条件、費用、各種イベント日程等は公表資料に基づくため、参加を検討する企業は記載の日程と条件を確認のうえ、所定の申込手続きに沿って応募手続きを進めることが求められます。

参考リンク: