11月1・2日開催 S/Jリーグ東京大会の見どころ

S/Jリーグ東京大会

開催期間:11月1日〜11月2日

S/Jリーグ東京大会
いつどこでやるの?
2025年11月1日(土)〜2日(日)に東京都・大田区総合体育館で開催。女子トップ12チームがSブロック・Jブロックに分かれて団体戦を行います。午前・午後に複数試合が組まれています。
チケットまだ買える?配信はある?
チケットは公式サイトで発売中(記事記載)。会場観戦のほか、J SPORTSでの映像配信が予定されています。出展ブースでグッズ購入の機会もあるので公式情報を確認して下さい。

東京・大田区に女子バドミントンの頂点を狙う12チームが集う理由

国内最高峰の団体戦であるバドミントンS/Jリーグ2025 東京大会が、2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1丁目11-1、TEL:03-5480-6688)で開催されます。主催は公益財団法人 日本バドミントン協会、主管は東京都バドミントン協会およびバドミントンS/Jリーグ委員会、協力は大田区バドミントン協会、後援は読売新聞社と公益財団法人 大田区スポーツ協会です。

本大会には女子のトップチーム12チームがSブロックとJブロックに分かれて出場し、2複1単(第1ダブルス→シングルス→第2ダブルス)の順で対戦する団体戦のリーグ戦を戦います。各ブロックの上位2チームは年明けに行われるTOP4トーナメント進出を目指します。観戦チケットは発売中で、詳細は公式サイト(https://www.sj-league.jp/)をご確認ください。

バドミントンの女子トップチームが東京に集結!! 画像 2

2日間のタイムテーブルとコート割 — 観戦のポイントと会場情報

大会は両日ともに早朝から試合開始が設定され、短い時間で濃密な対戦が続きます。入場時間や公開練習の時間帯を含めて観戦計画を立てると、選手の練習や開会式、試合前の雰囲気も体感できます。

会場では日本協会や各メーカーのブースが出展され、バドミントングッズを購入する機会も用意されています。映像配信はJ SPORTSでの放送が予定されています(配信ページ:J SPORTS 該当ページ)。

11月1日(土)タイムスケジュール(大田区総合体育館)

開場は8:30。公開練習や開会式を経て、午前と午後に各3試合ずつ行われます。午前は公開練習8:50~9:30、開会式9:50、第一試合は10:20開始、午後は公開練習13:50~14:30、第2試合は14:50開始予定です。

以下が11月1日のコート別対戦カードです。

  • 第1試合(10:20開始)
    • 1コート:ヨネックス vs Cheerful鳥取(女子Jブロック)
    • 2コート:ACT SAIKYO vs NTT東日本(女子Sブロック)
    • 3コート:BIPROGY vs 山陰合同銀行(女子Jブロック)
  • 第2試合(14:50開始予定)
    • 1コート:岐阜Bluvic vs 北都銀行(女子Sブロック)
    • 2コート:再春館製薬所 vs 広島ガス(女子Sブロック)
    • 3コート:レゾナック vs 七十七銀行(女子Jブロック)

11月2日(日)タイムスケジュール(大田区総合体育館)

開場は9:00。両日ともに各チームが2試合を消化するため、2日目も午前・午後で計6試合が実施されます。

11月2日の対戦カードは以下のとおりです。

  • 第1試合(10:00開始)
    • 1コート:再春館製薬所 vs NTT東日本(女子Sブロック)
    • 2コート:ACT SAIKYO vs 北都銀行(女子Sブロック)
    • 3コート:レゾナック vs Cheerful鳥取(女子Jブロック)
  • 第2試合(13:30開始予定)
    • 1コート:ヨネックス vs 山陰合同銀行(女子Jブロック)
    • 2コート:岐阜Bluvic vs 広島ガス(女子Sブロック)
    • 3コート:BIPROGY vs 七十七銀行(女子Jブロック)

試合形式と観戦の見どころ

試合は男女共通のルールで、1チームが2ペアのダブルスと1名のシングルスで対戦する「2複1単」形式で行われます。進行は第1ダブルス→シングルス→第2ダブルスの順で実施されます。この順序と選手起用(オーダー)が各チームの戦略に直結するため、選手配置の読み合いも観戦の醍醐味の一つです。

S/Jリーグは男女各12チームがSブロック・Jブロックに分かれ、2024年の順位を基に6チームずつ振り分けられます。各ブロックの上位2チームがTOP4トーナメントに進出し総合優勝を争います。各ブロックの6位は11・12位決定戦へ進む点も含め、リーグ戦全体の駆け引きと順位争いが続きます。

第1日目(11月1日)の注目ポイント

午前のオープニングマッチはSブロック1試合とJブロック2試合という構成です。SブロックのACT SAIKYOは昨季ブロック3位の実績があり、初のTOP4進出を目指して開幕戦で白星を狙います。対戦相手のNTT東日本は昨季の下位に甘んじましたが日本代表ペアを擁する層の厚さがあり、一筋縄ではいかない試合となる見込みです。

Jブロックのヨネックス、BIPROGYは昨季上位チームとして開幕白星をぜひとも欲しいカードです。Cheerful鳥取は昨季S/JリーグⅡで全勝優勝し今季トップカテゴリーへ昇格してきたチームで、ヨネックス戦がS/Jでの初戦となります。午後は再春館製薬所や岐阜Bluvicといった優勝候補が登場し、どのようなオーダーで戦うかも注目です。

第2日目(11月2日)の注目ポイント

大会2日目も午前・午後の計6試合で各チームが2試合をこなし、序盤の勢いをつけることが重要になります。連覇を狙う再春館製薬所の試合は特に注目で、世界トップレベルの選手を擁する同チームがNTT東日本とどう対峙するかが見どころです。

午後には優勝候補が複数登場するカードが組まれており、ダブルスの布陣やエースダブルスをどの位置に置くかなどの戦術的な駆け引きからも多くの見所があります。若手の台頭やルーキーの起用が勝敗を左右する可能性も高いです。

出場チーム別の詳細分析 — Sブロック/Jブロックの主力と役割

本節ではSブロック6チーム、Jブロック6チームの分析を掲載します。各チームの主力選手や特徴、戦い方の見どころを整理しました。

以下はプレスリリースに掲載されている各チームの分析を漏れなく記載しています。

Sブロック:再春館製薬所/岐阜Bluvic/ACT SAIKYO/北都銀行/広島ガス/NTT東日本

再春館製薬所

昨シーズンのS/Jリーグ王者であり、6月の全日本実業団でも日本一に輝くなど充実期。シングルスの柱は山口茜(五輪3大会出場の経験と国際大会での優勝実績)。ダブルスではパリ五輪銅メダリストの志田千陽と松山奈未がエース級の存在。単複ともに層が厚く、初の連覇が期待される。

チームとして単複のバランスが良く、どのオーダーで臨むかが勝敗の鍵になる。

岐阜Bluvic

昨季3位の実績を持ち、福島由紀をダブルスの大黒柱に据え優勝を視野に入れる。廣田彩花、川添麻依子、石川心菜/平本梨々菜など経験と若手の混成が強み。

主将の古川佳奈がチームをまとめ、若手の成長がチーム力を左右する。

ACT SAIKYO

初のTOP4進出を目標とするチーム。注目は若手ルーキーの宮崎友花と、ダブルスに加入したイ・ソヒ。大澤陽奈/倉島美咲や田口真彩らを含めて流動的なペア編成が予想される。

若手主体だがポテンシャルが高く、初戦からの勝敗がシーズンの行方を左右する。

北都銀行

世代交代の過程にあり昨季は4位。シングルスの軸は舛木さくら、ダブルスは曽根夏姫/小松ゆい。全日本社会人ベスト8の経験があり、チームで勝ち星を積み重ねる姿勢が強み。

若手と内定選手の台頭が勝敗に影響する。

広島ガス

昨季は接戦を落として5位に終わったが巻き返しを狙う。第1ダブルスは小田菜摘/志波寿奈が中心。第2ダブルスには新見桃芭/相磯美心が期待され、シングルスは近藤七帆や永田萌恵が中心。

エースの白星をチーム勝利に繋げられるかが課題。

NTT東日本

伝統ある名門だが昨季はまさかのブロック最下位。ダブルスは鈴木陽向/山北奈緒を中心に上杉杏/古根川美桜も揃う。シングルスの新エースは栗原琉夏。

実力は十分で、巻き返しが可能な布陣を有している。

Jブロック:ヨネックス/BIPROGY/レゾナック/七十七銀行/山陰合同銀行/Cheerful鳥取

ヨネックス

昨季決勝進出ながら優勝はならず。ベテランから若手まで戦力は充実しており、ダブルスの櫻本絢子、保原彩夏、関野里真、シングルスの仁平菜月、髙橋明日香(高橋明日香)らが揃う。総合力で優勝を狙うチーム。

シーズン通じての安定した戦力が強み。

BIPROGY

2シーズンぶりの優勝を目指す。ダブルスに中西貴映/岩永鈴、大竹望月/髙橋美優という日本代表ペアが在籍し、五十嵐有紗もチームにいる。シングルスは杉山薫を中心に砂川温香、松田仁衣菜など若手も活躍が期待される。

ダブルスの層の厚さが大きな武器。

レゾナック

2023年S/JリーグⅡ優勝から躍進し、昨季はブロック3位。今年も室屋奏乃/畑末真緒、杉山未来/髙崎夏実を中心に、リオ五輪銅メダリストのシン・スンチャンを起用する可能性がある。シングルスは染谷菜々美や海老原詩織が期待される。

昨季逃したTOP4出場権を狙う戦いが続く。

七十七銀行

ダブルスは毛利未佳/千葉美采、宮内公佳/向井仁那といった全日本社会人で結果を出したペアが軸。シングルスは神山歩美が中心となり、若手の多さをチーム力向上に結びつけたい。

昨季のブロック4位からの上位進出を目指す。

山陰合同銀行

大澤佳歩/田部真唯が好調で、9月の全日本社会人で準優勝するなど勢いがある。伊藤朱里/伊瀬友花といった若手の台頭もあり、三輪音巴がシングルスで勝利を挙げればチームは好転する可能性がある。

ダブルスでの安定とシングルスでのポイント獲得が肝要。

Cheerful鳥取

昨季S/JリーグⅡで全勝優勝を果たしトップカテゴリーへ昇格。MVPとなった生木萌果/石田有彩、シングルスで5勝を挙げた辻田つかさが原動力。パリ五輪出場経験のあるガイ・ジェニーなど新戦力を加え、初年度から上位進出を目指す。

トップカテゴリーでの戦いぶりが注目される。

大会の基本情報と要点の整理

ここまで紹介した各種情報を整理して、会場アクセス、主催・主管、配信、公式情報へのリンクなどを明確にまとめます。観戦を検討する際に知っておくべきポイントを網羅しています。

最後に本記事で紹介した主要事項を表形式で整理し、必要な情報を一目で確認できるようにしました。

項目 内容
大会名 バドミントンS/Jリーグ2025 東京大会
開催日時 2025年11月1日(土)~11月2日(日)
会場 大田区総合体育館(東京都大田区東蒲田1丁目11-1) TEL:03-5480-6688
主催 公益財団法人 日本バドミントン協会
主管 東京都バドミントン協会、バドミントンS/Jリーグ委員会
協力/後援 大田区バドミントン協会/読売新聞社、公益財団法人 大田区スポーツ協会
出場チーム(女子・計12) Sブロック:再春館製薬所、岐阜Bluvic、ACT SAIKYO、北都銀行、広島ガス、NTT東日本
Jブロック:ヨネックス、BIPROGY、レゾナック、七十七銀行、山陰合同銀行、Cheerful鳥取
試合形式 2複1単(第1ダブルス→シングルス→第2ダブルス)
配信 J SPORTS(配信ページ:J SPORTS 該当ページ
公式情報・チケット バドミントンS/Jリーグ公式HP:https://www.sj-league.jp/
初日(11/1)主な時刻 開場8:30、公開練習8:50~9:30、開会式9:50、試合開始10:20/午後は公開練習13:50~14:30、試合14:50予定
2日目(11/2)主な時刻 開場9:00、第1試合10:00、第2試合13:30予定

以上が大会の主要情報と、出場チーム・試合日程・見どころのまとめです。本大会は国内トップ選手が多数出場し、S/Jリーグのシーズンにおける重要な一戦となります。観戦を考える際は公式サイトのチケット情報や配信情報を確認し、各試合の公開練習や開会式の時間にも余裕をもってお出かけください。

参考リンク: