12月6日 下北沢でレコード市＆野外DJ体験

レコードと街が重なる日：下北沢で広がるアナログの市とサウンド体験

東洋化成株式会社が主催する「下北沢レコ市ニテ vol.2」は、2025年12月6日(土) 10時〜19時に、下北沢の旧小田急線跡地、スーパーオオゼキ下北沢店横の広場にて開催されます。本企画は、下北沢で毎年行われるサーキットイベント「下北沢にて」と、国内最大級のアナログレコードイベント「レコードの日」との共同開催という形を取り、街を挙げてレコードカルチャーを祝う一日となります。プレスリリース発表日は2025年10月25日21時00分です。

会場では屋外のレコードマーケットと、Technics提供の移動式視聴ルーム『サウンドトレーラー』を活用した野外DJイベントが同時に行われ、来場者はレコードの購入や視聴、DJパフォーマンスを一度に楽しめます。入場は無料で、下北沢のライブハウスや商店街と連動する形で街全体が音楽に包まれる日になります。

下北沢の場と音楽のつながり

「下北沢にて」はTHEラブ人間が主催するサーキット・イベントで、2009年のスタート以来、音楽のみならずお笑い、映画、ファッション、フードなど多様なカルチャーを取り込み成長してきました。今年で16回目を迎える行事の一環として、東洋化成によるレコード市場とのコラボレーションが企画されました。街とライブハウス、商店街が一体となりイベントを行うという地域連携が特徴です。

今回の『下北沢レコ市ニテ vol.2』は昨年に続く2回目の開催であり、レコード文化を根付かせる下北沢の土壌を活かして、世代を越えた来場者にレコードを手に取ってもらうことを目的としています。会場は旧線路跡地という屋外スペースで、天候や当日の運営に応じたプログラムが組まれます。

主催

東洋化成株式会社

共同開催

下北沢にて（サーキットイベント）、レコードの日

開催日時

2025年12月6日(土) 10:00〜19:00

会場

スーパーオオゼキ下北沢店横の広場（下北沢旧小田急線跡地）

入場料

無料

出店者・スポンサー・サンプリングの内容

今回のイベントでは多数のレコードショップや関連事業者が出店します。参加が決定している出店者には、ディスクユニオン下北沢店、HMV record shop、Mulahi De Akkitum、Upstairs Records and Bar、Magic Touch、Junkan Records などが含まれ、今後さらに追加発表が予定されています。出店ブースではアナログ盤の販売や試聴、コレクター向けアイテムの展示などが行われます。

また企業出店として日清シスコの参加が発表されています。日清シスコは『レコードの日』イベントの一環として、同社の菓子『クリスプチョコ』のサンプリングを実施します。配布されるのは既存の『クリスプチョコ』に加え、今年9月に発売した新商品『クリスプチョコ ザクザククランチ』の2種類です。『クリスプチョコ』はレコード盤を思わせる丸い形状が特徴的なチョコレート菓子で、音楽鑑賞の合間に配布される予定です。

協賛企業と提供コンテンツ

協賛企業の名前も明記されています。協賛各社はイベントの実施を支援し、会場内での体験を拡張します。協賛(順不同)は次の通りです。

• Technics（移動式視聴ルーム『サウンドトレーラー』提供）
• NAGAOKA
• 日清シスコ（サンプリング提供）

Technicsの『サウンドトレーラー』は、移動式の視聴ルームとして設置され、来場者が音響環境でレコードを試聴できる特設スペースとして運用されます。これにより屋外でも高音質での視聴体験が可能になります。

DJ出演者とプログラムの詳細

イベント内で行われるDJセットは、幅広い世代やシーンをつなぐラインナップにより構成されています。選出にはTSUBAKI fmが関与し、今回出演する3組のDJをセレクトしています。DJ／選曲家、及びユニットのプロフィールは以下の通りです。

それぞれの出演者はアナログレコードのみでのプレイや、独自の選曲観に基づいたセットを披露することが告知されています。屋外特設ステージとサウンドトレーラーを併用し、来場者は複数の空間で異なる音楽体験を味わえます。

出演DJ／コレクティブ（順不同）

• 大塚広子 (Key of Life+)

  DJ、選曲家、ライター、プロデューサー。約30年のDJ経歴を持ち、国内外のフェスやイベントでのゲスト出演歴がある。渋谷のマンスリーレコードセッション『CHAMP』では長年のレジデント経験があるほか、ラジオや執筆活動、レーベル運営、企業の音楽プロデュースなど多方面で活動している。

  音楽史における女性をテーマとした企画や研究執筆活動も行っている。

• RAMI

  2002年生まれ。渋谷を拠点にバレアリック〜ディスコダブの影響を受けた選曲で、フロア向けからリスニング向けまで幅広いセットを展開する。都内クラブや東北のローカルヴェニューで活動し、各所でレジデントを務めるなど精力的に活動している。

  現在はAOYAMA TUNNEL（毎月第3水曜日）、渋谷 翠月-MITSUKI-（奇数月第1月曜日）等でレジデントを務める。

• teresahenn as ryokism

  『teresahenn』の名を受け継ぎTHE SEXORCISTにも参加。和モノやレアグルーヴを掘り、ヒップホップ的な視点でDJを組み立てることをテーマに活動する。渋谷The Roomでのイベント『白樺』を主催している。

  誰も知らない音を探求する姿勢を持ち、独自のキュレーションでフロアを作る。

• The Library (Kairi Komoda, naovillan, ueue)

  『A place to explore music from the past, present and future』を掲げるコレクティブ。ダンスミュージックのフィルターを通して各年代・各地の多様な音楽を紡ぎ、一夜を作ることをテーマとしている。青山NUMMでのパーティー主催やTSUBAKI fmでのレギュラー番組放送など活動の幅は広い。

  メンバーは全員1999年生まれで、Kairi Komodaはシカゴ滞在経験も有し、naovillanは都内主要クラブでのレジデント経験が豊富、ueueは東京生まれで独特の選曲スタイルを持つ。3人がレコードのみで繰り広げる世代をまたぐDJプレイが予定されている。

出店者一覧（順不同）

現時点で発表されている出店者は以下の通りです。追加の出店者は今後発表される可能性がありますが、ここで明示されているメンバーはイベントの中核を担います。

• ディスクユニオン下北沢店
• HMV record shop
• Mulahi De Akkitum
• Upstairs Records and Bar
• Magic Touch
• Junkan Records

開催情報の詳細と当日の問い合わせ先、まとめ表

イベントの公式情報は『下北沢にて』の公式サイトで確認できます。問い合わせや取材申請、出店に関する問い合わせは東洋化成株式会社が窓口です。告知段階では当日のスケジュールやブース配置、天候対応などの最終調整が行われるため、直前情報は公式サイトおよび主催者への連絡で確認してください。

以下は本記事で扱った全情報を分かりやすく整理した表です。開催日時、場所、主催、入場料、協賛、主要出演者、出店者、サンプリングの内容などを網羅しています。

以上が本イベントに関する発表内容の全体整理です。屋外でのレコードマーケットと移動式視聴ルーム、複数のDJセット、企業によるサンプリングを含め、下北沢という街を舞台にした総合的な音楽体験が提供されます。詳細や追加の出演・出店情報は公式サイトでの告知に注目してください。