九九九が阪神モンブラン展に初出展、和菓子モンブランが即完売

阪神モンブラン展出展

開催期間:10月8日〜10月13日

阪神モンブラン展出展
九九九ってどんな店で何を出したの?
九九九は六本木の和菓子茶寮(株式会社はらぺこ運営)で、阪神モンブラン展ではイベント限定の和菓子モンブラン「栗しぐれ」とシグニチャ「利休望」を会場で作りたてで提供しました。
会場では売り切れた?今も買えるの?
会場では両品とも連日完売。利休望は1日約3回の限定販売で各回約30分で完売し、栗しぐれも箱タイプの需要が高く連日完売でした。現時点の再販は公式情報を確認してください。

阪神梅田で展開された『モンブラン』の祭典に九九九が初出展

株式会社はらぺこ(東京都港区:代表取締役CEO 見冨右衛門)が運営する茶寮「九九九(くくく)」は、2025年10月8日(水)から10月13日(月・祝)まで阪神梅田本店1階 食祭テラスで開催された「阪神モンブラン展 vol.2」に出展しました。プレスリリースは2025年10月28日15時50分に発表されています。

本章ではまず、会場の構成やイベント全体の趣旨、来場者の動きなどを整理します。会場では〈できたて〉のモンブランをその場で楽しめる提供形態が中心で、テイクアウトの焼き菓子や同時開催の「栗きんとん祭」も並行して行われました。

【イベントレポート】九九九「阪神モンブラン展vol.2」出展 画像 2

イベントの概要と会場の特徴

「阪神モンブラン展 vol.2」は阪神梅田本店1階の食祭テラスを会場に、さまざまなモンブランや栗を使ったスイーツが集まる催事として実施されました。スイーツ芸人・スイーツなかの氏がセレクトした出展者による出品が中心で、来場者はテイクアウトだけでなく、会場で仕上げられた〈できたて〉のモンブランをパフェやアシェットデセールとして楽しめる構成でした。

会期中の主なポイントは次の通りです。

  • 開催期間:2025年10月8日(水)〜10月13日(月・祝)
  • 会場:阪神梅田本店 1階 食祭テラス
  • 出展内容:会場で提供する出来立てモンブラン(パフェ、アシェットデセール)、テイクアウト用焼き菓子、併催「栗きんとん祭」など
  • セレクション:スイーツなかの氏による栗好きも納得のラインナップ

このイベントは、会場で“作りたてを提供する”という体験価値を重視しており、来場者の回遊と購買を促す催しとして設計されていました。

【イベントレポート】九九九「阪神モンブラン展vol.2」出展 画像 3

九九九が持ち込んだ和菓子のモンブラン ― 商品構成と販売動向

九九九にとって今回が初の催事出展でした。出展した商品はイベント限定の和菓子モンブラン「栗しぐれ」と、茶寮のシグニチャである「利休望(りきゅうぼう)」の2品です。どちらも会場での“できたて提供”を重視した提供方法がとられ、短時間で完売する人気ぶりとなりました。

次に、商品ごとの構成や販売状況を詳述します。

【イベントレポート】九九九「阪神モンブラン展vol.2」出展 画像 4

イベント限定商品と販売方法

出展商品は以下のとおりです。

栗しぐれ(和菓子モンブラン)
日本の里山をイメージし、お米・胡麻・自然薯・栗を素材に組み立てた和菓子のモンブラン。カットタイプと箱タイプ(テイクアウト)の2種類で販売されました。
利休望(九九九のシグニチャ)
九九九のスペシャリテを催事用にアレンジした一品。催事限定フレーバーとして栗の生クリームとりんごジャムを組み合わせた仕様で、その場で作りたてを提供する形態を採用しました。販売は毎日3回程度の限定販売で、回ごとに短時間での完売が続きました。

いずれの商品も会場での提供は即完売が続き、販売からおよそ30分程度で完売する日が続出しました。特に「利休望」は整理列ができるほどの注目を集めました。

【イベントレポート】九九九「阪神モンブラン展vol.2」出展 画像 5

店側の声と来場者反応 ― 初出店で得られた学び

和菓子職人・藤田凱斗氏と株式会社はらぺこの経営企画室 梶原美央氏からのコメントが出されています。ここではその内容を原文どおりに紹介します。

藤田凱斗(九九九 和菓子職人)のコメント:

「今回のモンブラン展では、和菓子屋として“和菓子のモンブラン”をテーマに出展しました。日本の原風景・里山をイメージし、お米・胡麻・自然薯・栗で構成したモンブラン「栗しぐれ」を、カットと箱の2種類でご用意。また、九九九のスペシャリテ「利休望」を催事限定フレーバーの栗の生クリームとりんごジャムで仕立て、数量限定にて販売しました。
会期中は連日多くのお客様にお越しいただき、「利休望」は整理列ができるほどご注目いただき、連日30分ほどで完売となりました。「栗しぐれ」も連日完売をいただきましたが、想定していたカット販売よりも箱タイプの需要が高く、今後の展開を考えるうえで大きな学びとなりました。
SNSでご紹介してくださる方や、ミシュランガイド東京への掲載をきっかけにご来場くださる方、「東京には行けないけれど、大阪で出店されると知って来ました」と声をかけてくださる方もいらっしゃいました。あたたかい言葉や反応のひとつひとつが、私たちにとって何よりの励みでした。初出店という新しい挑戦の中で、和菓子の可能性を改めて感じる6日間となりました。」

梶原美央(株式会社はらぺこ 経営企画室)のコメント:

「初めての催事、そして初めての地方出展、さまざまな新しいことばかりの挑戦でした。今回の挑戦では、課題がたくさん見えたとともに、たくさんの学びを得ることができました。来年もまた出展して、再チャレンジしたいです!」

両氏のコメントからは、催事での需要や商品形態に関する具体的な知見、そしてSNSやミシュラン掲載を契機にした来場層の広がりを実感した点が読み取れます。特に箱タイプ(テイクアウト)の需要が想定を上回ったことは今後の販売戦略に影響を与える重要な示唆といえます。

九九九の店舗・運営情報と企業概要、関連リンク

ここでは九九九の店舗概要、営業時間、定休日、SNS情報、運営会社の基本情報をまとめます。催事参加以外でも店舗を訪れる際に必要な基礎情報を整理しました。

店舗概要と運営会社の情報は以下の通りです。来訪や問い合わせの際は、公式リンクで最新情報を確認することを推奨します。

項目 内容
店舗名 九九九(くくく)
住所 東京都港区六本木7-5-11 カサグランデミワ2F
営業時間 12:00-14:00 / 15:00-21:00(L.O.20:30)
定休日 月曜日、火曜日
座席数 カウンター8席
インスタグラム @999_kukuku
オープン 2024年11月(六本木)
評価 オープンから10ヶ月で『ミシュランガイド東京2026』クリエイティブ部門にセレクテッドレストランとして掲載

運営会社の基本情報:

会社名
株式会社はらぺこ
代表
代表取締役CEO 見冨右衛門(ミトミえもん)
本社所在地
東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー23F
事業内容
飲食店及び喫茶店の経営、食品・飲料の企画開発・販売、ケータリング、移動販売(フードトラック等)、通信販売、各種イベントの企画・製作等。
運営ブランド
鳥匠いし井ひな、鶏焼き肉 囲、ウブ、九九九、PER TE、4LDK 等

関連リンクおよびプレス素材の案内:

今回の出展が示したポイント(要約)

初の催事出展である本件からは、以下の学びが得られています。これらは今後の催事設計や商品開発において重要な示唆となります。

  1. 会場販売では〈箱タイプのテイクアウト需要〉が高い点(カット販売想定より箱需要が上回った)。
  2. 短時間で完売する商品設計は現場での供給調整、販売回数の管理が重要である点。
  3. SNSやガイド評価(ミシュラン掲載)が来場動機に直結する顧客層の存在。

この記事の要点まとめ

以下の表は、本記事で取り上げた「阪神モンブラン展 vol.2 出展」および九九九に関する主要情報を整理したものです。出展期間、販売商品、店舗情報、運営会社情報など、要点を一望できます。

項目 内容
プレス発表 株式会社はらぺこ(九九九)/2025年10月28日 15:50
イベント名 阪神モンブラン展 vol.2(阪神梅田本店 1階 食祭テラス)
開催期間 2025年10月8日(水)〜10月13日(月・祝)
九九九の出展商品 栗しぐれ(和菓子モンブラン:カット/箱)・利休望(催事限定フレーバー:栗の生クリーム+りんごジャム)
販売状況 利休望は毎日3回程度販売、販売から約30分で完売。栗しぐれも連日完売。箱タイプの需要が高かった。
九九九 店舗情報 東京都港区六本木7-5-11 カサグランデミワ2F/営業時間 12:00-14:00、15:00-21:00(L.O.20:30)/定休:月・火/カウンター8席
運営会社 株式会社はらぺこ(代表 見冨右衛門)/本社:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー23F
関連リンク https://www.hara-peko.co.jp/shop/999/

本稿は出展内容、販売動向、店側コメント、店舗および企業の基本情報を整理してお伝えしました。阪神での6日間の催事は九九九にとって初の催事出展という位置付けであり、商品別の需要動向や顧客層の反応といった実務上の示唆が得られた点が特徴です。

参考リンク: