男鹿のサウナホテルに誕生 発酵×町中華「マッチャイナ」

マッチャイナ開業

開催日:7月12日

マッチャイナ開業
マッチャイナってどんな店?
秋田・男鹿のサウナ付きホテル1階に7月12日開業した“ネオ・町中華”。稲とアガベらが運営し、発酵調味×秋田食材で朝・昼・夜と表情を変える中華ビストロです。
営業時間や定休日はどうなってる?
朝は宿泊者向けの台湾風朝食(7:00〜9:00)、昼は定食(11:30〜14:30)、夜はアラカルト(17:30〜21:30)。定休日は毎週月・火・水、総席数30席です。

男鹿に生まれたネオ・町中華「マッチャイナ」――時間帯で表情を変える新しい食の拠点

秋田県男鹿市に位置するサウナ付き宿泊施設「ホテルかぜまちみなと」(旧船川港湾労働者会館をリノベーション)が2025年6月に開業し、その1階に中華ダイニング「マッチャイナ」が2025年7月12日(土)にグランドオープンしました。運営は稲とアガベ株式会社と株式会社NEWLOCALによる合弁会社、株式会社男鹿まち企画が担っています。

「マッチャイナ」は開業直後から朝・昼・夜で異なる表情を見せ、地元客や観光客双方を惹きつけている点が特徴です。稲とアガベが推進する地域づくりの一環であり、秋田の発酵文化と地元食材を生かした“ネオ・町中華”というコンセプトで運営されています。Instagram: https://www.instagram.com/madchina_oga/?hl=ja

この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 2

開業の背景と狙い

稲とアガベが進めるまちづくりの基本方針は「町に元々あった機能を取り戻す」ことです。ラーメン店やスナック、宿泊施設が無ければそれらを復活させるという考え方の延長線上で、誰もが気軽に集える“町中華”の復活が求められていました。

ホテル開業に合わせて1階飲食店の業態として町中華を選んだのは、朝昼夜を通じて日常的に利用でき、観光客と地元住民双方の接点となる場をつくる意図があります。単なるホテル併設の食事処に留まらず、独立した中華ビストロとしての個性を打ち出すことが狙いです。

この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 3

発酵と秋田の食材を核にしたメニュー設計

マッチャイナの最大テーマは発酵です。稲とアガベの酒粕や男鹿の伝統的な魚醤(しょっつる)など、発酵素材を中華の技法と融合させることで、新しい味の地平を切り開いています。食材は秋田県産の野菜や秋田ブランド豚、地元鮮魚などを中心に使用しています。

時間帯別に提供されるメニューは、朝は台湾朝ご飯風のやさしい料理、昼は手軽な定食形式のネオ・町中華、夜はアラカルト中心の中華ビストロと、利用シーンに応じて変化します。

この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 4

時間帯別の提供内容

  • 朝(7:00~9:00):台湾の中華粥や鹹豆漿(シェントウジャン)をベースにした朝食。ホテル宿泊者向けの提供(L.O.9:00)。
  • 昼(11:30~14:00):ネオ町中華の定食。ドラゴンニラ玉や発酵麻婆豆腐などの定番を含む3種の定食と、日替わり定食1種を用意(価格帯 ¥1,000~)。
  • 夜(17:30~21:30):中華ビストロとしてアラカルト中心の提供。全22種の多彩なメニューを用意し、ドリンクは稲とアガベの酒、早苗饗蒸留所の酒、中国茶ベースのカクテル、中華に合うナチュラルワインなどをペアリングで提案(価格帯 ¥550~¥1,650)。
この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 5

主なシグネチャーメニュー(価格は税込)

以下はプレスリリースで紹介された代表的な料理とその内容・価格です。発酵調味料や地元食材を生かした特長が明示されています。

料理名 内容(特徴) 価格(税込)
発酵麻婆豆腐 稲とアガベの酒粕ベースの発酵調味料「チューニャン」とブルーチーズを組み合わせた麻婆豆腐。発酵のうまみと香辛料のバランスを追求。 1,320円
香港焼きそば 専用卵麺を一度オーブンで香ばしく焼き、茹でてから鍋で焼き上げる手間をかけた食感重視の焼きそば。ジャンキーな旨みが特徴。 1,320円
よだれ豚 横手市産ブランド豚「十豚(じゅっとん)」を自家製辣油の万能ダレで仕上げた一品。前菜としても、つけダレとしても存在感がある料理。 1,100円
この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 6

スタッフ、デザイン、運営体制と訪問時の実際

マッチャイナの料理監修は井上豪希氏(株式会社TETOTETO代表 / 食のクリエイティブディレクター)、シェフは小岩紅葉氏が務めています。両者のコメントからは、食を通じて人が集まる場を作る意図や、個性ある料理と酒の組み合わせを大切にする姿勢が示されています。

店内はホテル本体の洗練された雰囲気と敢えて「ギャップ」を作ることで、独立した専門店の個性を強調するデザインが採用されています。ストリートカルチャーやポップアートの要素を取り入れ、活気ある空間演出が行われています。

この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 7

スタッフとプロフィール

レシピ監修:井上 豪希(いのうえ ごうき)
株式会社TETOTETO代表。食のクリエイティブディレクターとして料理とクリエイティブを結びつけ、地域課題に取り組む立場で監修を担当。
シェフ:小岩 紅葉(こいわ こうよう)
新潟での経験や佐渡での修行、稲とアガベでのインターンを経て2025年6月にマッチャイナに参加。酒と料理の組合せで場を作ることを目指す。
この夏オープン以来、地元客や観光客で賑わう「ネオ・中華ビストロ」 秋田・男鹿のサウナ付きホテル「かぜまちみなと」の「マッチャイナ」が発酵と秋田の食材で、まちの新たな食のシーンを創出 画像 8

利用者の声と運営の現状

開業後、宿泊とセットで滞在する来訪者や、県外からマッチャイナを目当てに訪れる客がいるなど、「泊まれる飲食店」に近い新たなスタイルが形成されています。来店者の声としては、メニューや食材の意外性、発酵技術への評価、地域食材の活用に対する好意的な反応が報告されています。

店舗は毎週月・火・水を定休日としており、営業時間は朝7:00から夜21:30まで(朝は宿泊者限定、各L.O.あり)。席数は総席30席(テーブル25席、カウンター5席)です。

運営企業・施設概要、キャンペーン情報

運営体制は稲とアガベ株式会社と株式会社NEWLOCALが株主となる合弁会社「株式会社男鹿まち企画」が担当しています。各社の役割は、施設企画や開発、運営、地域ブランディング、エリアマネジメント等です。

プレスリリースには創業祭キャンペーンの案内も含まれています。ディナータイムに来店し「プレスリリースを見た」と伝えると、男鹿の旬野菜を使った“発酵前菜”が1品サービスされます。キャンペーン期間については文中に表記の差異があり、冒頭では「10月29日(水)〜11月31日(日)」と記載されている箇所と、後段の詳細では「10月29日(水)〜11月30日(日)」と記載されている箇所があります。詳細は直接の確認が推奨されます。

店舗・ホテル・企業の要点

店舗名
マッチャイナ(グランドオープン:2025年7月12日)
所在地
〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川海岸通り二号2−20(ホテルかぜまちみなと1階)
営業時間
朝:7:00~10:00(L.O.9:00)※宿泊者限定、昼:11:30~14:30(L.O.14:00)、夜:17:30~21:30(L.O.20:30)
定休日
毎週月・火・水
席数
総席数30席(テーブル25席、カウンター5席)
電話番号
070-9395-0955
Instagram
https://www.instagram.com/madchina_oga/?hl=ja
ホテル「かぜまちみなと」概要
所在地:〒010-0511 秋田県男鹿市船川港船川海岸通り二号2−20、地上2階、客室数14室(ダブル7、ツイン2、トリプル2、キング1、ドミトリー2)。付帯施設:中華レストラン、サウナ、ロビーラウンジ、シャワーブース。Webサイト:https://kazemachiminato.com/

企業情報については以下の通りです。株式会社男鹿まち企画は2023年3月22日設立、稲とアガベ株式会社および株式会社NEWLOCALを株主に持ち、施設企画・運営や地域ブランディングを行います。稲とアガベはクラフトサケ製造を中心に飲食店・宿泊業等を展開しています。NEWLOCALは建築・不動産・エリア開発等を手掛ける企業です。

記事の要点まとめ
項目 内容
店舗名 マッチャイナ(中華ビストロダイニング)
グランドオープン 2025年7月12日(土)
所在地 秋田県男鹿市船川港船川海岸通り二号2−20(ホテルかぜまちみなと1階)
営業時間 朝7:00~10:00(宿泊者限定)、昼11:30~14:30、夜17:30~21:30(各L.O.あり)
定休日 毎週月・火・水
席数 総席数30席(テーブル25席、カウンター5席)
電話 070-9395-0955
シグネチャー料理(例) 発酵麻婆豆腐(1,320円)、香港焼きそば(1,320円)、よだれ豚(1,100円)
コンセプト 発酵×秋田食材を軸とした「ネオ・町中華」。朝は台湾朝ご飯、昼は定食、夜は中華ビストロのアラカルト。
運営 株式会社男鹿まち企画(稲とアガベ株式会社・株式会社NEWLOCAL 出資)
キャンペーン 稲とアガベ創業祭キャンペーン:プレスリリース提示でディナー時に発酵前菜を1品サービス(プレス内表記は10月29日〜11月31日、詳細箇所では10月29日〜11月30日と表記)。

本記事はプレスリリースの内容を基に、開業背景、コンセプト、メニュー構成、運営体制、施設概要およびキャンペーン情報を整理して伝えたものです。正確な営業時間やキャンペーンの適用など最新情報は、店舗または公式ウェブサイト・SNSでの確認を推奨します。

参考リンク: