12/17開催|ファミリーマートの“あそべるコンビニ”全貌
ベストカレンダー編集部
2025年10月29日 12:31
ファミフェス2025
開催期間:12月17日〜12月20日
ファミリーマートの次の一手――「あそべるコンビニ」へ向けた発表の背景と目的
2025年10月29日、株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、新たな取り組みをまとめた発表会「FamilyMart FEST.2025(以下、ファミフェス2025)」の開催を公表した。本リリースは、同社が掲げる5つのキーワードの一つである「『あなた』のうれしい」に基づくチャレンジの一環として位置づけられている。
発表文によれば、今回のテーマは「あそべる、コンビニ」。単に物を買う場を提供するだけでなく、普段の買い物がエンターテイメントとして体験されるようなサービスやコラボレーションを拡充する狙いが示されている。2023年に実施したコンビニ業界初のファッションショーが国内外で注目を集めた実績も踏まえ、コンテンツビジネスやインバウンド対応との接点を強化する戦略を打ち出す。
ファミフェス2025の見どころ:8つのあそび方を詳しく解説
会場では、ファミリーマートが掲げる「あそべるコンビニ」を体現する8つのあそび方が発表・体験できる。これらは店舗での体験拡張、コラボレーション施策、デジタルサービス連携、サステナブルな取り組みまで多角的に設計されている。
以下に発表された8項目を項目ごとに整理し、具体的な内容や会場での見どころを示す。発表資料の内容を省略せずに記載するため、各項目についての説明は詳細に述べる。
1. エンタメグルメ ― あのキャラもこのキャラも、ファミマのグルメに
人気キャラクターやコンテンツとコラボした食べ物や飲料を「エンタメグルメ」として展開する取り組みが紹介される。会場ではその一部の展示が行われ、商品企画の趣旨やメニューの特徴が紹介される予定である。
展示される品は、ビジュアルやパッケージデザイン、味のコンセプトといった観点でコンテンツとの親和性を示すことを意図しており、来場者は商品開発のプロセスや店舗導入の段階を知ることができる。
2. ファミマの季節イベント ― 日本の四季を、あそびつくそう
季節ごとのイベント施策を拡張する方針が示される。日本の四季に根ざした商品展開や店頭演出、限定キャンペーンなどを通じて、来店体験を季節ごとの“あそび”に変えていく計画が説明される。
会場では過去の施策事例や今後導入予定の企画案が紹介され、季節性を活かしたプロモーション設計の考え方や、店頭での演出方法についても触れられる予定である。
3. お買い物アトラクション ― 「買う」を「あそび」に変える
買い物行為そのものを体験化するための施策群、すなわち「お買い物アトラクション」の構想が示される。これは店舗回遊や来店時間を増やすことを目的に、ゲーム性やインタラクティブな要素を導入する取り組みを含む。
会場では一部体験コンテンツの試遊が可能となる見込みで、来場者は買い物中に発生する仕掛けやデジタル連携のデモを通じて、具体的な運用イメージを確認できる。
4. ファミマオンラインでお宝探し ― スペシャルアイテム続々発掘
オンラインプラットフォームを活用して“お宝探し”のような購買体験を提供する施策が発表される。EC連携による限定アイテムやキャンペーン、発見型の購買導線を通じて、オンラインでもエンタメ性を高める狙いがある。
会場では企画のコンセプトや参加方法、実施例などが提示され、どのようにしてオンラインとオフラインを接続するかが説明される予定である。
5. ファミマで『聖地巡礼』 ― コンテンツコラボ店舗誕生
特定コンテンツと連動したコラボレーション店舗の展開、いわゆる「聖地巡礼」を楽しめる施策が紹介される。これにより、ファンが現地でしか得られない体験や限定メニュー、限定グッズを楽しめる場を創出する。
会場ではコラボ店舗の設計思想や導入スケジュールの方向性、導入に伴う地域連携や運営面の工夫について説明が行われる見込みである。
6. 推し活ファミマプリント ― ファミマで推し活を支援
ファン活動(推し活)を支援するサービスとして「推し活ファミマプリント」が提示される。プリントサービスなどを通じて、個人の推しに関するアイテム作成や保存が容易になる仕組みを提供することが想定される。
会場ではサービスの具体的な機能や利用方法、連携するコンテンツとの関係性が案内され、ファン向けの利便性向上に関する説明が行われる。
7. あそべるファミペイ&ファミマチャンネル ― おトクで楽しいデジタル施策
モバイル決済「ファミペイ」や情報配信の「ファミマチャンネル」と連携し、楽しさとおトクさを両立させるデジタル施策群が公表される。キャンペーン連動や限定コンテンツ配信など、デジタルでの参加価値を高める方針である。
会場ではデジタルサービスの連携イメージや利用者向けの特典設計、実装のスケジュール感について案内が行われる予定である。
8. たのしナブル ― 地球にイイを、ファミマは楽しく
サステナビリティを楽しさと結びつける取り組み「たのしナブル」が紹介される。環境配慮型商品の展開、リサイクルや省エネ施策、来店体験を通じた啓発など、環境面の配慮を組み込んだ具体策が示される。
会場では実施中の取り組みや今後の導入計画が説明され、サステナブルな行動を促す仕組みや顧客参加型の企画についても触れられる見込みである。
開催概要、会場、スケジュールと参加方法の詳細
ファミフェス2025は、東京都渋谷区のMEDIA DEPARTMENT TOKYO(住所:渋谷区宇田川町19-3)を会場に、メディアデーと一般デーで構成される。メディアデーは2025年12月17日(水)、一般デーは2025年12月19日(金)と12月20日(土)の2日間で開催される。
主催は株式会社ファミリーマート。実施内容は「8つのあそび方」に連なる施策・サービスの紹介であり、一部体験コンテンツも含まれる。公式情報は同社の案内ページにて公開される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 株式会社ファミリーマート |
| 名称 | FamilyMart FEST.2025(ファミフェス2025) |
| 会場 | MEDIA DEPARTMENT TOKYO(東京都渋谷区宇田川町19-3) |
| 開催日 | メディアデー:2025年12月17日(水) 一般デー:2025年12月19日(金)、12月20日(土) |
| 公式 | https://www.family.co.jp/campaign/spot/2510_famifest_cp_4wadrck.html |
| 参加方法 | 一般応募方法は2025年11月下旬に発表予定 |
取り組みの位置づけと過去の実績、会場での体験要素
同社は発表文の中で、ファミリーマートがこれまで継続して取り組んできた五つのキーワードの一つとして「『あなた』のうれしい」を挙げている。今回のファミフェスはその枠組みの中で、新たな顧客体験の設計とコンテンツコラボの拡大を具体化する場として位置づけられる。
また、2023年のファッションショーが国内外で話題を呼び、同社が日本のコンビニ文化を世界に発信した実績が紹介されている。報道によれば当該施策はインバウンドの拡大に寄与したと同社が述べており、今回もコンテンツビジネスと連携した施策が中心となる。
- 会場での主な体験
- ・エンタメグルメの展示と商品開発背景の紹介
- ・全国で導入が進む「ファミマクレーンゲーム店」の実機展示
- ・会場限定のグッズ販売や限定アイテムの提示
- ・デジタル施策のデモ(ファミペイ、ファミマチャンネル等)
このように、会場では実際に体験できるコンテンツと、今後の導入に向けた計画案の両面が提示される予定であり、参加者は実務上の運用イメージを掴むことができる。
要点整理:発表内容のまとめ
以下の表は本記事で取り上げたファミフェス2025の主要情報を整理したものである。発表の要旨と開催に関する基本情報、8つのあそび方の一覧をまとめて示す。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年10月29日 11時00分 |
| 発表者 | 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区)代表取締役社長 細見研介 |
| イベント名 | FamilyMart FEST.2025(ファミフェス2025) |
| テーマ | あそべるコンビニ |
| 開催日 | メディアデー:2025年12月17日(水) 一般デー:2025年12月19日(金)・12月20日(土) |
| 会場 | MEDIA DEPARTMENT TOKYO(東京都渋谷区宇田川町19-3) |
| 主な展示・体験 | エンタメグルメ、季節イベント、買い物アトラクション、オンラインお宝探し、コラボ店舗、推し活プリント、ファミペイ等のデジタル連携、サステナブル施策 |
| 公式情報 | https://www.family.co.jp/campaign/spot/2510_famifest_cp_4wadrck.html |
| 参加方法 | 一般応募方法は2025年11月下旬発表予定 |
本件は、コンビニエンスストアとしての利便性にとどまらない“小さなエンターテイメント空間”を目指す試みとして位置づけられている。会場では体験型の展示とサービス説明が同時に行われるため、発表された各施策の具体的な運用や導入スケジュールを含めた詳細は、公式発表や会場での案内を通じて確認できる。