11月4日開始 LINEで巡る藤沢の謎解き体験
ベストカレンダー編集部
2025年10月29日 17:25
藤沢でLINE謎解き
開催期間:11月4日〜12月4日
LINEの物語に導かれて藤沢を歩く──1か月限定の体験型謎解きイベント
藤沢市は、コミュニケーションアプリLINEを活用した街歩き型の謎解きイベント「謎解きキュンとするまち。藤沢~一通の手紙から始まるストーリー~」を、2025年11月4日(火)から12月4日(木)までの期間限定で開催します。プレスリリースは2025年10月29日17時03分付で発表されました。
この企画は藤沢市が主催し、参加費は無料です。LINE公式アカウントを友だち追加して物語を受け取りながら、登場人物が示すヒントを頼りに市内各所を実際に巡り、現地の看板や建物などを手がかりに謎を解いていく仕組みとなっています。現地での体験は午前10時から午後5時の間で実施することが推奨され、LINE上での解答は24時間可能です。
参加の流れと特典
参加はスマートフォンを用いて行います。LINEを通じてストーリーが段階的に提示されるため、参加者は主人公の視点で街を巡り、実際の場所と物語が連動する形で謎を解きます。
参加方法は以下の通りです。
- 1) ご自身のスマートフォンでLINE公式アカウント「謎解きキュンとするまち。藤沢」を友だち追加する。
- 2) LINE上に次々と表示されるストーリーに沿って、藤沢市内のスポットを巡りながら謎を解く。
- 3) 全ての謎を解き明かし、アンケートに回答した方の中から抽選で10名に新江ノ島水族館ペアチケットをプレゼントする。
参加用の二次元コード(QRコード)からも友だち追加が可能で、詳細は公式サイト(https://huntersvillage.jp/quest/nazokyun)で公開されています。なお、具体的な地名やスポットはストーリー進行中に順次案内されるため、事前に公開されません。
シティプロモーションとしての位置づけと開催背景
藤沢市は「キュンとするまち。藤沢」をキャッチフレーズに、市の魅力を内外に伝えるシティプロモーション活動を行っています。今回の謎解きイベントはこうした取り組みの一環であり、地域に住む市民が日常の中で見過ごしがちな“身近な魅力”の再発見と、市外の来訪者に対する藤沢全体の認知度向上を目的としています。
開催に至った具体的な課題認識としては、次の点が挙げられています。市内に暮らす人々の中には近隣の良さを見過ごしているケースが少なくないこと、そして市外の人々からは「湘南にある江の島」というイメージが強く、藤沢という名称そのものや北部地域の自然・商店街・歴史資源などの認知度に課題があることです。これらを踏まえ、物語を通じて市内を回遊してもらうことで、地元愛の醸成、北部地域を含む知られざる魅力の発信、市外来訪のきっかけづくりの三点を達成することを目指しています。
- ねらい
- 1. 市民の地元愛の醸成と再発見
- 2. 北部地域を含めた知られざる魅力の発信
- 3. 市外の方に向けた来訪のきっかけづくり
物語の構成と制作体制──リアルとデジタルをつなぐ演出
今回のストーリーは、路上で拾った一通の封筒に始まります。封筒の中には便箋、小型の双眼鏡、地図が入っており、便箋にはSOSのような文面が書かれていました。双眼鏡は覗くと悩んでいる人の心が見えるという特別な道具とされ、地図には白く光る点と数字が記されています。封筒の隅には小さく江の島の形のスタンプが押されており、差出人は不明です。
プレイヤーはその手紙を手がかりに藤沢の街を巡り、双眼鏡と地図を用いて悩みを持つ人々を見つけ、その悩みを解決する役割を担います。物語は「少し不思議でキュンとする」トーンで構成されており、実際の街並みや案内板、建物などが舞台装置として機能する点が大きな特徴です。
制作と協力体制
本イベントは、街中を舞台とした“デジタル×リアル融合型”の謎解き企画として設計されています。全体監修は、周遊型・回遊型イベントを多数手がける株式会社タカラッシュが担当し、LINEを活用するノウハウを提供しています。タカラッシュは創業から20年以上にわたり宝探し事業を行う国内でも稀有な専門会社で、40万人を超える会員を有し、累計参加者数は1,000万人を超える実績があります。
メッセージ構成や脚本、現地の建物や景観とリンクした仕掛けのデザインは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を拠点とする謎解き制作サークルK-dush2(ケーダッシュツー)が担当しました。K-dush2は慶應義塾大学公認の謎解きサークルで、「ただのアソビを全力で。」を理念に謎解きイベントの企画・制作・運営、謎解きキットの制作販売、企業委託制作など多様な活動を行っています。若い世代ならではの視点を活かし、「遊びながらまちを学ぶ」地域プロモーションの形が提案されています。
| 協力組織 | 役割・特徴 |
|---|---|
| 株式会社タカラッシュ | 全体監修。デジタル×リアル融合型イベントのノウハウ提供。累計参加者数1,000万人超、会員40万人超。 |
| K-dush2(慶應義塾大学) | LINE上のメッセージ構成、現地仕掛けのデザイン、脚本制作を担当。公認サークルとして企画制作を実施。 |
開催概要の整理と注意事項
開催期間、参加方法、実施時間帯、賞品などイベントの基本情報は以下の通りです。参加は無料で、全ての情報は公式サイトにて案内されていますが、ルートや具体的スポットはストーリーの進行に合わせて開示されるため事前非公開とされています。
現地での体験は午前10時から午後5時の間に実施することが要請されており、LINE上の解答は24時間可能となっています。参加後、全謎を解きアンケートに回答した人の中から抽選で10名に新江ノ島水族館のペアチケットが贈られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 謎解きキュンとするまち。藤沢~一通の手紙から始まるストーリー~ |
| 開催期間 | 2025年11月4日(火)~2025年12月4日(木) |
| 開催エリア | 藤沢市内 各所(具体スポットはストーリー進行中に順次案内) |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 藤沢市 |
| 協力 | 株式会社タカラッシュ、慶應義塾大学謎解き団体「K-dush2」 |
| 参加方法 | LINE公式アカウントを友だち追加し、物語に沿って謎を解く(友だち追加は参加用二次元コードや公式サイトから) |
| 現地推奨実施時間 | 午前10時~午後5時(LINEの解答は24時間可能) |
| 賞品 | 抽選で10名に新江ノ島水族館ペアチケット |
| 公式サイト | https://huntersvillage.jp/quest/nazokyun |
以上がプレスリリースに基づくイベントの全体像と実施概要の整理です。本イベントは、デジタルメッセージと実際の街並みを結びつける設計により、藤沢市内の風景や歴史、生活の一部を参加者自らが発見する形式として組み立てられており、参加者が街の新たな魅力を自分の目で確かめる機会を提供します。
参考リンク: