11/14開催｜報告から共創へ Sharely Day 2025で学ぶ株主総会

株主総会の「報告」から「共創」へ──Sharely Day 2025が提示する新しい対話のかたち

Sharely株式会社が主催するハイブリッドイベント「Sharely Day 2025」が、2025年11月14日（金）に開催されます。本イベントは、オンラインとオフラインを同時に行う形式で、株主総会の最新事例や運営ノウハウ、株主とのエンゲージメント強化について学ぶ場として企画されています。

今年で4回目の開催となる本イベントは、グリーホールディングス、メルカリ、ユーグレナの担当者が登壇し、バーチャル株主総会の先進事例や舞台裏、株主コミュニケーションの設計について具体的な経験を共有します。参加費は無料で、事前申し込み制です。

イベントの趣旨は明確です。株主総会を単なる「報告の場」から、企業と株主が共に考え、未来を描く「共創の場」へと進化させるための実践的な示唆を提供することにあります。対話を通じた信頼構築と納得ある経営を実現するための事例と手法を、多角的に提示する構成になっています。

プログラムの全体像と詳細スケジュール

イベントは14:00開始、19:45終了のワンデイプログラムで、セッションと懇親会（オフラインのみ）で構成されます。オンライン参加とオフライン参加は同時開催のため、地理的制約を超えて多くの関係者が参加可能です。

以下に当日のタイムスケジュールを示します。各セッションは登壇企業による実務的な知見を中心に展開され、質疑応答や意見交換の機会も予定されています。

タイムスケジュール（オンライン・オフライン同時開催）

• 14:00 ～ 14:05　オープニング
• 14:10 ～ 15:00　セッション1：最先端のバーチャルオンリー株主総会を学ぶ／グリーホールディングス株式会社 松村 真弓 氏
• 15:20 ～ 16:10　セッション2：メルカリのバーチャル株主総会の変遷と舞台裏／株式会社メルカリ 近藤 雅史 氏
• 16:25 ～ 17:15　セッション3：ユーグレナが目指す理想の株主コミュニケーションとは／株式会社ユーグレナ 薗田 玲子 氏
• 17:20 ～ 17:35　サブセッション：Sharelyが描く株主との最良なエンゲージメントとは／Sharely株式会社 大島 啓司
• 17:45 ～ 19:45　懇親会（オフラインのみ）

セッション間には移動や準備の余裕を確保したスケジューリングがなされており、オフライン会場では株主総会やIRの実務担当者同士の交流を目的とした懇親会も用意されています。

各セッションは、実務に直結する事例紹介と運営上の注意点、法的観点やIT基盤設計の観点からの解説など、多面的な内容が予定されています。登壇者の経験に基づく具体的なエピソードが中心となるため、実践的な学びを得やすい構成です。

登壇者と各セッションの要点

本節では、登壇者ごとの役割とセッションで扱われるテーマ、登壇者の経歴や実績を詳細に紹介します。各登壇者は株主総会運営やコーポレートガバナンス、IT設計など幅広い領域での実務経験を持っています。

以下は各セッションの登壇者紹介と主な取り扱いテーマです。登壇者のこれまでの取り組みや出版・実務経験も併せて記載します。

セッション1：最先端のバーチャルオンリー株主総会を学ぶ（グリーホールディングス 株式会社）

登壇者：コーポレート本部 総務部部長 松村 真弓 氏

松村氏は東京株式懇話会評議員としても活動しており、株主総会運営や取締役会運営、SR活動など商事法務を中心に企業法務を担当してきた実務家です。株主総会運営経験としては、2025年10月時点でリアル株主総会18回、バーチャル総会7回（双方向参加型1回、出席型2回、オンリー型4回）という豊富な実績を有します。

主な著作や寄稿に加えてテレビ出演もあり、執筆・講演多数。セッションではバーチャルオンリー型の具体的な運営手順、法的検討事項、参加者体験設計のポイントなどを解説します。

セッション2：メルカリのバーチャル株主総会の変遷と舞台裏（株式会社メルカリ）

登壇者：Director of Governance, Risk & Compliance Div. and BoD Office 近藤 雅史 氏

近藤氏は2006年に日立製作所に入社して以来、法務部門でコーポレートガバナンスやディスクロージャー、資本政策、M&A・事業再編など多岐にわたる業務に従事してきました。2022年4月にメルカリに参加して以降は、指名委員会等設置会社への移行準備のプロジェクト責任者を務め、取締役会の事務局組織構築を主導しています。

本セッションでは、メルカリにおけるバーチャル株主総会の導入背景、制度設計、運営上の工夫、移行過程での課題とその解決策について具体的に説明する予定です。近藤氏のキャリアにはMBA（米国ノースカロライナ大学）も含まれ、ガバナンスと実務の両面からの視点が期待されます。

セッション3：ユーグレナが目指す理想の株主コミュニケーションとは（株式会社ユーグレナ）

登壇者：IT推進部 総務担当 薗田 玲子 氏

薗田氏は一橋大学社会学部卒業後、IBMで銀行勘定系システムのSEとしてキャリアを開始。その後アートと社会をつなぐプロジェクトに関わるなど多様な経験を経て、2014年にユーグレナに参画しました。通販部門でのシステム導入・運用や情報システム部門の立ち上げを経て、総務部門マネージャーとして「日本初のバーチャルオンリー株主総会」をプロジェクト責任者として成功に導いた実績があります。

セッションではIT基盤の設計からステークホルダーマネジメント、実際の運用で直面した課題とソリューションなど、横断的な観点から株主コミュニケーションの設計と実践について語られます。

サブセッション：Sharelyが描く株主との最良なエンゲージメントとは（Sharely株式会社）

登壇者：取締役 大島 啓司

大島は中央大学卒、大学院でMBAを取得。人事コンサルティングやM&A支援などの経験を経て、2024年3月からSharely株式会社の取締役に就任し、バーチャル株主総会の普及に取り組んでいます。サブセッションではSharelyのサービス視点から、シナリオ設計や運営支援、参加体験の最適化について解説します。

参加方法・会場案内・特典の詳細

参加は事前申込制で、参加費は無料です。オフライン会場の定員を超えた場合は抽選となりますが、落選時でもオンライン参加が可能です。参加登録は特設サイトから行えます。

特設サイトおよび申し込み先のURLは以下です。申込時の注意事項や開催形式に関する案内が掲載されています。

• 特設サイト／申し込み：https://sharely.app/sharelyday2025

オフライン会場の所在地は次のとおりです。交通アクセスに関する情報も明記していますので、当日の移動計画を立てる際に参照してください。

会場

東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ森JPタワー27階

最寄り駅

『神谷町駅』徒歩6分、『六本木一丁目駅』徒歩7分

開催日時

2025年11月14日（金）14:00 〜 19:45

開催方式

オフライン / オンライン同時開催

参加費

無料（事前申込制）

参加者全員への特典として、オンラインギフト（giftee Box）500円分が提供されます。ただし、参加者多数の場合は抽選となる点に留意してください。これは従来の株主総会で提供されてきた物理的なお土産に代わる、議決権行使率向上や参加促進の施策としての活用が想定されています。オンラインギフトは参加者のユーザー体験確認の一環としても案内されています。

Sharelyについて：事業内容と組織情報

Sharelyは株主総会の開催・運営を総合的に支援するプラットフォームおよびサービスを提供しています。提供範囲は、バーチャル株主総会の技術基盤からシナリオ作成、当日の運営支援、株主ポータル構築、株主優待のDX化など多岐にわたります。

企業の開催形式に応じて「参加型」「出席型」「バーチャルオンリー型」まで対応することをうたっており、株主総会やIRの実務担当者向けのコミュニティ運営も行っています。サービスの公式サイトや問い合わせ窓口も公開されています。

設立

2024年3月8日（事業開始は2020年6月、事業譲渡により独立）

代表者

代表取締役 西條 晋一

事業内容

株主総会総合支援事業、IR・決算説明会支援事業、DX支援事業、その他関連事業

公式URL

https://sharely.app/

問い合わせ

https://share.hsforms.com/1ZXuQ6XHUR9KJkNXs7Kb_lw50cbt

主催はSharely株式会社、情報発信はエキサイトホールディングスを通じて行われています。本プレスリリースに含まれる画像や素材は、プレスキットとしてダウンロード可能です。

以下の表は、本記事で触れた主要事項を分かりやすく整理したものです。参加検討や社内共有の際に参照してください。

以上のとおり、Sharely Day 2025は株主総会の最前線で活躍する実務家から具体的な知見を得られる機会となります。プログラムや登壇者の経歴、参加方法や特典に関する情報は特設サイトで随時確認できます（https://sharely.app/sharelyday2025）。