前澤が語ったカブアンド総会、1万1096人が集結
ベストカレンダー編集部
2025年10月31日 11:45
カブアンド総会
開催日:10月28日
1万人を超える来場者が一堂に——Kアリーナ横浜で実施された「カブアンド総会」
2025年10月28日(火)、株式会社カブ&ピース(代表:前澤友作、所在地:東京都港区)は、初のリアルイベント「カブアンド総会」をKアリーナ横浜で開催した。本イベントは、日頃からサービスを支える株主および会員、その同伴者を対象とした有料チケット制の催しで、事前購入者11,096人が来場した。開催案内では本行為が会社法に基づく株主総会ではないことが明記されている。
来場者の属性は幅広く、平均年齢は48歳、最年少18歳、最高齢88歳、全国47都道府県からの参加が確認された。平日の夜の開催でありながら、この規模の集客を実現した点は、サービス開始から約1年という早期段階における顕著な成果といえる。
- 開催日時
- 2025年10月28日(火)
- 会場
- Kアリーナ横浜
- 来場者数
- 11,096人(事前チケット購入者)
- 主催
- 株式会社カブ&ピース(代表:前澤友作)
- プレスリリース公開日時
- 2025年10月30日 20:34
前澤友作が語った“カブアンドの未来” — 発行価格・上場目標と事業展開
イベントのメインは代表の前澤友作によるプレゼンテーション。前澤は会社設立からの歩みや決算概要、直近の新サービス導入状況を報告し、11月1日から全国放送を開始するTVCMの公開を行った。TVCMは、9月に開始した新企画「カブアンドスクラッチ」の認知拡大と本格展開を目的としている。
株式発行に関しては、第2期募集の発行価格を「6円」と発表した。これは第1期の発行価格の単純比較で2倍に相当する数値として示されたものであり、企業価値が2倍になったことを意味するものではないと注記された。また第3期募集の発行見込価格は「6〜10円」を想定しており、企業としては「総力をあげて10円を目指す」との方針を表明した。
上場に関するスケジュール表明と注意事項
上場に向けた準備状況について、前澤は「上場準備が本格的にスタートしており、上場目標は最短で2026年10月、遅くとも2027年12月を目標にしている」と述べた。ただし、これは確約ではなく目標であること、市場環境や上場審査の状況によって変更となる可能性があることも併せて説明した。
発表内容に付随する注記として、株の受け取りにはサービス利用と株式の申込が必要であること、また「サービスの利用を通じて自社の未上場株式を取得できるスキームが日本初である」とする自社調査(2024年11月時点)に基づく表現が用いられている点も明記された。
- 第2期募集 発行価格
- 6円(第1期の発行価格の単純比較で2倍)
- 第3期募集 発行見込価格
- 6〜10円(見込み)
- 上場目標時期
- 最短:2026年10月、遅くとも:2027年12月(目標。確約ではない)
ステージ構成と来場者参加型プログラムの詳細
会場では前説からエンディングまで多彩なプログラムが実施された。前説はお笑いコンビ「ちゃんぴおんず」が務め、会場の空気を温めた。進行役はお笑い芸人・吉村崇とタレント・重盛さと美が務め、来場者とのやりとりや場内の雰囲気作りを担った。
スペシャルトークセッションには、西野亮廣(芸人・童話作家)、箕輪厚介(幻冬舎編集者)、杉本宏之(株式会社シーラホールディングス 代表取締役会長 グループ執行役員CEO)が登壇し、前澤とともにトークを展開した。場内は終始高揚した雰囲気に包まれた。
来場者全員参加の「カブアンドスクラッチ 総会ver.」
イベント終盤には来場者全員参加型のスクラッチ大会「カブアンドスクラッチ 総会ver.」が実施された。大会は会場一体となる大規模な演出で進行され、1等の景品は「株引換券10万枚」と「ハワイ旅行」という組み合わせが用意された。会場内では当選発表の際に大きな歓声と拍手が起こり、1万人を超える参加者が一斉に盛り上がった。
エンディングでは前澤が約20年ぶりにドラムパフォーマンスを披露した。演奏後、前澤は感慨を述べつつ、今後のさらなるリアルイベント実施への希望と参加者への感謝を表明した。
- 前説出演:ちゃんぴおんず
- 進行:吉村崇、重盛さと美
- スペシャルゲスト:西野亮廣、箕輪厚介、杉本宏之
- 来場者参加プログラム:カブアンドスクラッチ(総会ver.)
- エンディング:前澤によるドラム生演奏
カブアンドのサービス内容と申込上の注意点、関連資料
カブアンドは、サービスの利用者がカブ&ピース社の未公開株を受け取ることができるスキームを提供するサービスである。同社は、電気、ガス、モバイルデータ通信、インターネット通信、ウォーターサーバー、ふるさと納税、クレジットカード、保険代理店、リワード、Wi-Fiルーター事業といった複数のサービスを提供しており、利用に応じて株引換券が付与される仕組みとなっている。
株引換券は電子的な引換チケットとして取り扱われ、1枚1円として株と交換できる。受け取った株を交換しない場合は、同等額の割引券としてサービス内で利用することも可能である。株の受け取りには、サービス利用に加えウェブサイトからの申込手続きが必要である。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 株引換券の扱い | 1枚1円として株と交換可能。交換しない場合は割引券に利用可能。 |
| 必要手続き | サービス利用とウェブサイトでの株式申込が必要。 |
| 提供サービス(主なもの) | 電気、ガス、モバイルデータ、インターネット、ウォーターサーバー、ふるさと納税、クレジットカード、保険代理店、リワード、Wi-Fiルーター |
| 日本初の主張 | サービスの利用を通じて自社の未上場株式を取得できるスキームは日本初(同社調査、2024年11月時点) |
関連情報と注意喚起
本イベントおよびサービスに関する詳細情報は、カブアンドの公式ウェブサイトおよび前澤のブログにて公開されている。カブアンドのブログでは、総会のアーカイブ映像が無料で公開されていると明記されている。
なお、本プレスリリースは金融商品取引法に基づく目論見書ではない。カブアンド種類株式および同社に関する詳細な情報は、同社ウェブサイトに掲載された目論見書(PDF)をダウンロードのうえ確認することが推奨されている。投資を検討する場合は、目論見書を必ず確認する必要がある。
- 前澤社長のブログ(総会後コメント)
- https://kabuand.com/mz/articles/18npkhqdty2c0a6y06d2yrtxtr
- 目論見書(ダウンロード)
- https://kabuand.com/documents/prospectus2.pdf
- 公式サイト
- https://kabuand.com/
要点の整理
以下の表は、本記事で取り上げた主要な情報をわかりやすく整理したものである。イベントの基本情報、前澤による重要発表、来場者数・属性、サービスの概要と注意点を一覧にまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | カブアンド総会(カブアンド初のリアルイベント。会社法に基づく株主総会ではない) |
| 開催日時 | 2025年10月28日(火) |
| 会場 | Kアリーナ横浜 |
| 来場者数 | 11,096人(事前チケット購入者) |
| 来場者の年齢層 | 平均48歳、最年少18歳、最高齢88歳、全国47都道府県から参加 |
| 主な進行・出演者 | 進行:吉村崇、重盛さと美。前説:ちゃんぴおんず。ゲスト:西野亮廣、箕輪厚介、杉本宏之。主催者代表:前澤友作 |
| 主要発表 | 第2期募集 発行価格:6円。第3期見込:6〜10円。上場目標:最短2026年10月、遅くとも2027年12月(目標) |
| 来場者参加プログラム | カブアンドスクラッチ(総会ver.) 1等:株引換券10万枚+ハワイ旅行 |
| サービスの核 | サービス利用に応じて未上場株式と交換可能な株引換券を付与。株に交換しない場合は割引券に利用可能 |
| 関連リンク | ブログ: https://kabuand.com/mz/articles/18npkhqdty2c0a6y06d2yrtxtr / 目論見書: https://kabuand.com/documents/prospectus2.pdf / 公式: https://kabuand.com/ |
以上が本イベントで発表された内容の整理である。発表には目標や見込みが含まれており、上場時期や株式発行価格などについては市場環境や審査状況により変動する可能性がある点に注意が必要である。サービス内容や株の受け取り手続き、目論見書の記載内容については公式資料を確認することが推奨される。
参考リンク: