11月1日発売|松竹 昭和ロゴのTシャツ&パーカー
ベストカレンダー編集部
2025年10月31日 15:39
松竹モノクロロゴ発売
開催日:11月1日
昭和初期の松竹オープニングロゴを着る──1920〜1930年代のモノクロデザインをTシャツ&パーカーに
松竹株式会社は2025年10月31日11時30分に発表したリリースにおいて、昭和100年を記念し、1920年代〜1930年代の昭和初期に映画の冒頭を飾った松竹のモノクロ・オープニングロゴをデザインしたTシャツとパーカーを、Amazonのオンデマンド・プリントサービス「Merch on Demand」にて2025年11月1日(土)より発売すると明らかにしました。
今回のラインナップは、Tシャツが黒/白/チャコールグレー、パーカーが黒/杢グレーでの展開です。これらはモノクロのロゴに調和するシックな色合いで、秋冬の着用にも適した配色が採用されています。
販売形態とシリーズ位置づけ
この企画は松竹オープニングロゴシリーズの第3弾にあたり、これまでの「松竹映画100周年ロゴ」「松竹富士山ロゴ(カラー&モノクロ)」に続く展開です。シリーズを通じて、映画の歴史的意匠を日常のファッションへ取り入れる試みが継続されています。
発売はオンデマンド方式のため、商品は注文を受けてからプリント・出荷される仕組みです。Merch on Demandの仕組みについては以下に詳細を記載します。
- 発売日:2025年11月1日(土)販売開始
- 展開:Tシャツ(黒/白/チャコールグレー)、パーカー(黒/杢グレー)
- 販売プラットフォーム:Amazon Merch on Demand(松竹ショップ)
デザインの背景と選定された6つのロゴ
今回デザインされたロゴは、主に蒲田撮影所時代に撮影された映画の冒頭を飾ったモノクロのオープニングロゴ6種です。昭和初期はロゴ自体にも多様なバリエーションが見られ、現在でもデザインとしての味わいが残っています。
1920年代の日本の映画史における一時代を象徴する“蒲田調”と呼ばれるモダンで庶民的な作風は、この時期に多くの作品で花開きました。ロゴは作品の入り口として観客の期待を高める要素であり、当時の映画文化を伝えるひとつの記録でもあります。
- 代表的な作品と監督(年代)
- 『大学は出たけれど』(小津安二郎監督/1929年)
- 『その夜の妻』(小津安二郎監督/1930年)
- 『非常線の女』(小津安二郎監督/1933年)
- 『隣りの八重ちゃん』(島津保次郎監督/1934年)
- 『伊豆の踊子』(五所平之助監督/1933年、田中絹代主演)
- 『有りがたうさん』(清水宏監督/1936年)
- 『一人息子』(小津安二郎監督/1936年、初のトーキー)
これらの作品群は、蒲田撮影所で多くが制作され、1936年に蒲田撮影所が閉鎖されて大船撮影所へ移転するまでに多くの名作が生まれました。蒲田時代の最終期にあたる『一人息子』は小津監督の初のトーキー作品であり、その後の日本映画史に向けた大きな節目になりました。
今回のロゴ収録は当時の映画の冒頭を飾った6種を中心に再構成したもので、作品映像の導入を担ったロゴの美術的魅力がTシャツやパーカーという日常アイテムを通じて再提示されています。映画を観る際にロゴにも少し注意を向けることで、昭和の映画文化をより深く楽しむことができる設計です。
購入方法、商品ページ、Merch on Demandの仕組み
購入はAmazonのMerch on Demand内に開設された松竹のショップページから行えます。公式の短縮リンクは以下です。
https://amzn.to/3WXt3qJ
商品ページはTシャツとパーカーそれぞれに用意されています。プレスリリース内に明示された「Tシャツ」「パーカー」の購入リンクは、いずれもMerch on Demandの松竹ショップに誘導される形式です。販売に関する注意事項や在庫状況、発送までの期間はAmazon側の表示に従います。
Merch on Demandとは
Merch on Demandは、クリエイターが登録したオリジナルデザインを、Amazonが注文を受けてからTシャツやパーカー等の商品にプリントし配送するオンデマンド・プリントサービスです。プリント・出荷は注文後に行われるため、在庫を持たない形での販売が可能です。
プレスリリース内の注意書きには次の文言が含まれます:
AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
販売情報の整理:
- 購入ページ(松竹ショップ):https://amzn.to/3WXt3qJ
- 発売日:2025年11月1日(土)
- 商品ラインナップ:Tシャツ(黒・白・チャコールグレー)、パーカー(黒・杢グレー)
関連作品リストと記事のまとめ(表形式)
この記事で紹介した対象作品や商品、販売情報を一覧表にまとめます。以下の表は本記事に登場した主要な情報を整理したものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元・日時 | 松竹株式会社/2025年10月31日 11時30分 |
| 商品名(シリーズ名) | 松竹映画モノクロオープニングロゴ Tシャツ&パーカー(松竹オープニングロゴシリーズ第3弾) |
| 発売日 | 2025年11月1日(土) |
| 商品仕様(カラー) | Tシャツ:黒/白/チャコールグレー パーカー:黒/杢グレー |
| デザイン出典 | 1920年代〜1930年代の松竹映画オープニングロゴ(主に蒲田撮影所時代のロゴ6種) |
| 収録ロゴに関連する代表作品 | 『大学は出たけれど』(1929)『その夜の妻』(1930)『非常線の女』(1933)『隣りの八重ちゃん』(1934)『伊豆の踊子』(1933)『有りがたうさん』(1936)『一人息子』(1936) |
| 販売プラットフォーム | Amazon Merch on Demand(松竹ショップ) – https://amzn.to/3WXt3qJ |
| シリーズの位置づけ | 松竹映画ロゴを採用したアパレル企画の第3弾(過去に「松竹映画100周年ロゴ」「松竹富士山ロゴ(カラー&モノクロ)」を展開) |
| Merch on Demandについて | 注文後プリント・出荷されるオンデマンド方式。クリエイター登録デザインをAmazonが受注生産するサービス |
この企画は、昭和初期の映画史的意匠を日常のファッションへと落とし込む取り組みであり、蒲田時代の映画文化やロゴデザインの魅力を改めて提示します。商品購入や詳細は上記のAmazon松竹ショップのページで確認できます。
参考リンク:松竹のリリース掲載ページ(シネマクラシックス)
https://www.cinemaclassics.jp/news/n-20251031110040/
参考リンク: