11月5日開始 ココフォリア新プランでAudiostock約50万曲解放

サウンドマスタープラン開始

開催日:11月5日

サウンドマスタープラン開始
いつから使えるの?
2025年11月5日から提供開始。既存のCCFOLIA PRO契約者が追加で加入する有料オプションで、月額税込880円(11月中加入は初月税込440円)でAudiostockの約50万点の音源が利用可能になります。
音源の引き継ぎはどうなるの?
引き継げるのはサウンドマスタープランで提供される楽曲のみで、引き継ぐ双方が同プランに加入していることが条件。外部音源やプラン非提供曲は引き継げず、CCFOLIA PRO未契約者は直接加入できません。

約50万点の音源がココフォリアに集結──「サウンドマスタープラン」開始

2025年11月5日、TRPGオンラインセッションツール「ココフォリア」において、新プラン「サウンドマスタープラン」が提供開始されます。本プランは世界最大級のロイヤリティフリー音楽サービス「Audiostock」(運営:株式会社オーディオストック)と連携しており、Audiostockで販売中の音源 約50万点がココフォリア上で利用可能になります。プランの提供開始はココフォリア側の発表に基づき、同社サイトのプランページ(https://ccfolia.com/plans)にて詳細が公開される予定です。

本件の発表は株式会社オーディオストックより2025年11月4日12時03分に行われています。導入の対象は既存の「CCFOLIA PRO」契約ユーザーが追加契約する形となり、音源の利用に特化したオプションとして提供されます。ココフォリアはオンライン上でボードゲームやTRPGを遊ぶための無料ツールであり、配信やイベントにも活用されています(https://ccfolia.com/)。

TRPGオンラインセッションツール「ココフォリア」で11月5日リリースの新プラン「サウンドマスタープラン」へAudiostockの音源 約50万点を提供 画像 2

導入の狙いと利用シーン

ココフォリアでは月間40万人以上のユーザーにより、11万以上の新規ルームが作成されていると公表されています。こうした利用実態を踏まえ、より豊富な音源ニーズに対応するために、従来の約100点から大幅に拡充された音源群を提供することが決定しました。TRPG、ボードゲーム、マーダーミステリーなど、ゲームジャンルに応じたBGMや効果音を用いることで、セッションの演出や雰囲気づくりを支援します。

音源はBGMや効果音として使用可能で、セッションの導入、戦闘、探索、休憩シーンなど多様な場面で活用できます。ゲームマスターや参加者がすぐに利用できるよう、ルーム作成時の設定引き継ぎ機能も同期されています(詳細は下記「機能と利用条件」を参照)。

TRPGオンラインセッションツール「ココフォリア」で11月5日リリースの新プラン「サウンドマスタープラン」へAudiostockの音源 約50万点を提供 画像 3

サウンドマスタープランの機能と利用条件

サウンドマスタープランは「CCFOLIA PRO」契約ユーザーが追加で加入する形の有料オプションです。料金や利用可能音源数、機能の詳細は次の通りです。料金は月額税込880円で、2025年11月中に加入したユーザーに限り、初月が税込440円で提供されます。利用可能音源は約50万点と発表されています。

本プランの主な特徴は、ココフォリア上で使用する音源の幅が大幅に拡大する点と、ルーム内で設定された音源の設定内容を同プラン契約ユーザー間で引き継げる点です。従来は音源の引き継ぎが対象外であり、他ユーザー作成のルームを引き継ぐ際は音源を再設定する必要がありましたが、サウンドマスタープランでは音源設定も引き継ぎ対象になります(ただし下記の制約あり)。

TRPGオンラインセッションツール「ココフォリア」で11月5日リリースの新プラン「サウンドマスタープラン」へAudiostockの音源 約50万点を提供 画像 4

利用上の制約と注意点

ルーム設定の引き継ぎについては明確な制約があります。引き継ぎ可能なのはサウンドマスタープランの提供楽曲のみであり、その他の外部音源や、サウンドマスタープランで提供されない音源は引き継ぎ対象外です。つまり、引き継ぎを行う双方のユーザーがサウンドマスタープランに加入していること、かつ該当楽曲がプラン提供曲であることが条件となります。

また、本プランは既存の「CCFOLIA PRO」契約に上乗せする形での提供となるため、CCFOLIA PRO契約を有していないユーザーは直接加入できません。既にAudiostockは2022年からココフォリアとの連携を開始しており、これまではCCFOLIA PROにてBGMや効果音を約100点提供していましたが、今回の拡充により利用可能曲数が大幅に増加します。

検索機能と音源探しの利便性

サウンドマスタープランでは音源検索機能が強化されています。従来のキーワード検索に加えて、物語の描写や雰囲気を示す文言を入力することで、近い雰囲気の音源を探すことができるとされています。例として「森の中で怪物と戦闘」「のんびりした午後の喫茶店」といった表現で検索し、シチュエーションに合ったBGMや効果音を見つけられます。

この検索機能はルーム作成時の音源選定の負担を軽減するだけでなく、即時性の高い演出切り替えにも寄与します。ゲームマスターはシーンに合わせて短時間で適切な音源を選べるため、セッションのテンポを落とさずに演出を行えます。

Audiostockとココフォリアの連携背景、企業情報と市場動向

今回の連携は、音楽配信・販売プラットフォームであるAudiostock(運営:株式会社オーディオストック)と、オンラインTRPGツールのココフォリア双方のサービス拡充を意図したものです。Audiostockはクリエイターの制作物を登録・販売し、収益化を支援するサービスを展開しており、音楽クリエイターは使用実績に応じて報酬(印税)を受け取る仕組みを持ちます。今回の連携によって、ココフォリア上で音源が利用された実績がクリエイターの収益に繋がる点が強調されています。

Audiostockは2007年10月11日に設立され、本社は岡山県岡山市北区、東京オフィスは東京都品川区に所在します。代表取締役社長は西尾 周一郎氏です。サービスURLはhttps://audiostock.jp/、定額制プラン案内はhttps://audiostock.jp/s_plan、企業サイトはhttps://audiostock.co.jp/です。ココフォリアのサイトはhttps://ccfolia.com/です。

市場予測とクリエイター支援の位置付け

プレスリリースでは、動画コンテンツ需要の増加を背景にストックミュージック市場は拡大が見込まれ、2028年までに約20.3億ドル(USD)まで拡大するとの市場予測が示されています(出典:Stock Music Market – Global Outlook & Forecast 2023-2028)。Audiostockはこの市場拡大の中で、クリエイターの持続的な創作活動と収益化を支援する役割を果たすことを目指しています。

今回の取り組みは、ゲームや配信といったコンテンツ側の利便性向上だけでなく、音楽クリエイターの収益機会の拡大にも繋がる構造を持ちます。ココフォリア上での利用実績が増えるほど、クリエイターの印税収入や楽曲の露出増加に寄与するため、クリエイターとプラットフォーム双方の価値向上が期待されます。

要点の整理:提供開始日・料金・機能を一覧で確認

以下の表は、本記事で触れた主要な情報をわかりやすく整理したものです。表を参照することで、提供開始日や料金、利用条件、関連リンクなどの要点を一括して確認できます。

項目 内容
プラン名 サウンドマスタープラン(ココフォリアの追加オプション)
提供開始日 2025年11月5日(ココフォリアで提供開始)
発表元(プレスリリース日) 株式会社オーディオストック(2025年11月4日 12:03)
利用可能音源数 約50万点(Audiostockで販売中の音源)
料金 月額 税込880円(※2025年11月中に加入した場合、初月税込440円)
加入条件 既存の「CCFOLIA PRO」契約ユーザーが追加契約する形
ルーム設定の引き継ぎ サウンドマスタープランの提供楽曲のみ、同プラン契約ユーザー同士で引き継ぎ可能
検索機能 キーワード検索に加え、物語的表現(例:「森の中で怪物と戦闘」等)で近い雰囲気の楽曲を検索可能
関連URL
企業情報(Audiostock)
社名
株式会社オーディオストック
設立
2007年10月11日
代表者
代表取締役社長 西尾 周一郎
本社
岡山県岡山市北区富田町一丁目6−10 東光第一ビル 2F
東京オフィス
東京都品川区東五反田2丁目3-5 五反田中央ビル 7F
市場見通し(出典あり) ストックミュージック市場は2028年までに約20.3億ドル(USD)まで拡大見込み(出典:Stock Music Market – Global Outlook & Forecast 2023-2028)

本記事では、ココフォリアの新プラン「サウンドマスタープラン」がAudiostockの約50万点の音源を利用可能にする点、料金・加入条件・引き継ぎ仕様・検索機能などの詳細、ならびにAudiostockの企業情報と市場背景を整理して提示しました。利用を検討する際は、ココフォリアのプランページやAudiostockの各種案内にて最新の提供条件や細則を確認することが推奨されます。

参考リンク: