那覇空港・ファミンチュシアターで短編6本を上映
ベストカレンダー編集部
2025年11月4日 16:38
那覇空港で短編上映開始
開催日:11月1日
那覇空港発、短編映画の新しい体験がはじまる
株式会社SAMANSA(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岩永 祐一、共同代表:遠山 孝行)と有限会社チャオジャパントレーディング(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:洲鎌 一馬)は、那覇空港で展開する「ファミンチュシアター」において、2025年11月1日より新たな上映ラインナップを公開することを2025年11月4日 12時30分のリリースで発表しました。
今回発表されたラインナップは、3つのプログラム『人生を変えた 心に染みるショート映画特集』『「ぼくらが世界を知るとき」-世界中に生きるこどもたち特集①』『「波のむこうの約束」-世界中に生きるこどもたち特集②』です。なお、2025年11月からは1パッケージあたりの上演時間を従来の60分から30分へと変更し、より気軽に短時間で文化体験ができる編成に改められます。
今月の上映パッケージと作品詳細
発表された3パッケージは合計6本のショート映画で構成されています。それぞれの作品は制作背景や登場人物の設定が異なり、国際的な映画祭での受賞歴を持つ作品や、盲目かつ聴覚に障がいのある俳優を起用した作品など注目作を含みます。
以下に各パッケージの構成と各作品のあらすじ、上映時間を漏れなく記載します。
① 人生を変えた 心に染みるショート映画特集(合計39分54秒)
このパッケージは、人生の岐路や出会いによって心が動く瞬間を描く2作で構成されています。合計上映時間は39分54秒です。
各作品は以下の通りです。各作品名と上映時間、あらすじを示します。
- 『一本の電話』(21分30秒)
- あらすじ
- 悩み相談の電話オペレーターとして働くヘザーのもとに一本の電話がかかってくる。すすり泣く相手に優しい声をかけ励まそうとするヘザーだったが、この電話は彼女の人生を大きく変えることになる。
- 『フィーリング・スルー』(18分24秒)
- あらすじ
- ニューヨークで貧しく友人宅を転々とする青年テリーク。人生の過酷さに打ちのめされる中で、盲目かつ聴覚障がいを持つ男性と出会い、人生が一変する。俳優として本当に盲目で耳が聞こえない男性を起用し、映画史上初の制作として世界的に話題になった作品である。
② 「ぼくらが世界を知るとき」-世界中に生きるこどもたち特集①(合計32分18秒)
このパッケージは成長期の少年たちを描いた2作品を収め、合計上映時間は32分18秒です。スポーツや友情、予期せぬ出来事がテーマに含まれます。
以下に2作品の詳細を示します。
- 『ゲーム』(15分54秒)
- あらすじ
- 転校生として現れたAJはバスケ部に入部し、その並外れた才能でチームを圧倒する。チームの要であるコリンズのポジションが脅かされる中、代表メンバーの選考が近づき、チームはAJのある秘密を知ることになる。カンヌライオンズを含む世界の映画祭で受賞歴のある作品である。
- 『野獣』(16分24秒)
- あらすじ
- 田舎町で廃列車や立入禁止区域を遊び場にする仲良し2人組が、小さな嘘やからかいを繰り返す。だが彼らは、この先に待ち受ける恐怖を予期していなかった。友達同士の関係と危険の予兆が描かれる作品である。
③ 「波のむこうの約束」-世界中に生きるこどもたち特集②(合計40分18秒)
海や街を舞台にした子どもたちの視点で描かれる2作をまとめたパッケージで、合計上映時間は40分18秒です。孤独や友情、冒険心がテーマになっています。
収録作品の概要は以下の通りです。
- 『海が呼んでいる』(17分26秒)
- あらすじ
- 幼くしてひとりで生活する少年スーラは、海辺でラブドールを発見し亡き母に見立てて連れ帰り共に暮らし始める。しかし近所の青年に人形を奪われ、スーラは人形を取り戻すために行動を起こす。主体的な行動と喪失感を扱った作品である。
- 『私は海から来た』(21分52秒)
- あらすじ
- レバノンの街で暮らす11歳の少女サマルは怖いもの知らず。テスト勉強に苦労するなか、学校を休んで二人の友人を連れ街に出ることにする。三人の小さな冒険隊が見た景色は、旅のような体験を観客に伝える。美しい街並みと共に送る作品である。
ファミンチュシアターの運営と利用案内
ファミンチュシアターは2025年10月1日にグランドオープンし、沖縄を舞台にした作品や地域の文化を描いた短編映像を中心に上映しています。那覇空港の旅客ターミナル内で、旅の合間に短時間で鑑賞できることを意図した編成が特徴です。
運営および利用に関する具体的な情報は次の通りです。
- 所在地
- 〒901-0142 沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港旅客ターミナルビル 国内線エリア3F
- 営業時間
- 6:30〜20:30(※月ごとに変更の可能性あり)
- 公式サイト
- tabinchu-cinema.com(上映スケジュールは公式サイトで確認可能)
- 利用方法・チケット
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- 劇場窓口での当日受付(ご鑑賞日の当日受付オープン時間から受付)
- クレジットカード決済可
- ムビチケ以外の前売券等は利用不可
- 作品によって先行販売がない上映回もあり得る
- 舞台挨拶がある回は別途専用チケットを販売する場合がある
SAMANSAの事業概要とこの記事のまとめ
SAMANSAはショート映画に特化した配信サービスを提供しており、月額490円で世界各国から厳選した作品を視聴可能です。2025年10月時点で配信本数は500本以上にのぼり、上演時間30分以下で完結する作品群を日常のスキマ時間に合わせて届けています。
同社は世界中のクリエイターと直接ライセンス契約を結ぶことで、他の国内VODでは観ることが難しい多様な作品群を提供しています。ブラウザ版やiOS、Androidの各アプリからサービスにアクセスできます。
以下は、本記事で取り上げた主要情報を整理した表です。上映開始日、パッケージ名、収録作品と上映時間、会場情報、問い合わせ先を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上映開始日 | 2025年11月1日(発表:2025年11月4日 12時30分) |
| 実施場所 | ファミンチュシアター(那覇空港旅客ターミナルビル 国内線エリア3F) |
| パッケージ一覧 |
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| 営業時間 | 6:30〜20:30(※月ごとに変更の可能性あり) |
| チケット販売 | 劇場窓口(当日受付オープン時間から)/クレジットカード決済可/ムビチケ以外の前売券等は利用不可 |
| 運営 | 株式会社SAMANSA(ショート映画配信サービス『SAMANSA』運営) |
| 連絡先 | info@samanthajpn.com |
| 関連リンク |
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この記事は、2025年11月1日より那覇空港内のファミンチュシアターで上映される新ラインナップの内容、上映時間の変更、劇場の利用方法、ならびにSAMANSAの事業概要をまとめた報道記事として作成しました。詳細なスケジュールや上映回ごとのチケット情報は、公式サイトで必ず確認してください。
参考リンク: