11月29・30日開催 メッツァで味わうアイスランド週末
ベストカレンダー編集部
2025年11月4日 18:55
アイスランド・クリスマス週末
開催期間:11月29日〜11月30日
湖畔に広がる北欧の冬景色と「アイスランド・クリスマス・ウィークエンド」
埼玉県飯能市の北欧ライフスタイル体験施設「メッツァビレッジ」を運営する株式会社メッツァは、2025年11月29日(土)・30日(日)に「アイスランド・クリスマス・ウィークエンド」を開催します。入場は無料で、アイスランド大使館の協力のもと、子どもから大人まで幅広くアイスランドの文化、音楽、映画、学び、マーケットを体験できる2日間です。
本イベントは、アイスランドが統治権を獲得した12月1日と、1975年10月24日に行われた女性の一斉ストライキ「女性の休日(Kvennafrí)」から50周年を記念した企画の一環です。メッツァビレッジは、北欧の自然やライフスタイルを体感できる場として、湖畔に位置するロケーションを活かしたプログラムを用意しています。
開催日時・場所・入場の基本情報
開催期間は2025年11月29日(土)・30日(日)の2日間です。会場はメッツァビレッジ内の屋外スペースやクラフトビブリオテック、マーケットホール等です。入場は無料ですが、一部プログラムは定員制(当日受付・先着順)となっています。
詳細は公式イベントページにて案内されています:https://metsa-hanno.com/event/41477/。また、「メッツァの北欧クリスマス2025」全体の情報は 公式特設ページで確認できます。
- 開催日:2025年11月29日(土)・11月30日(日)
- 会場:メッツァビレッジ(埼玉県飯能市)内 各会場(メッツァアウキオ、クラフトビブリオテック等)
- 入場:無料(一部プログラムは定員あり、当日受付・先着順)
- 主催・運営:株式会社メッツァ(株式会社ムーミン物語/グループ会社)
- 協力:アイスランド大使館、ゆぎ書房、kinologue、株式会社インターパイロン 他
多彩なプログラム:スピーチ・ライブ・上映・ワークショップ
会期中は大使館関係者によるスピーチやトークイベント、アイスランドゆかりのアーティストによるライブ、映画の無料上映、子ども向けワークショップなど、ジャンルを横断するプログラムが連続します。プログラムは家族で参加できる内容から、学術的・文化的考察を深めるものまで幅広く設定されています。
以下に主なプログラムの詳細を記載します。開催時間・場所・出演者や定員など、当日の運営情報も網羅します。
音楽とスピーチ:Jun Futamataのライブと駐日アイスランド大使の登壇
アイスランドのシガー・ロスのスタジオでのレコーディング経験を持つアーティスト、Jun Futamataによる野外ライブが行われます。彼女の楽曲にはアイスランドの自然から受けたインスピレーションが色濃く反映され、清涼感ある演奏を通して大自然を感じられるプログラムです。
日時・場所は以下の通りです。11:00の回にはフレイン・パウルソン駐日アイスランド大使によるスピーチも予定されています。全公演とも鑑賞無料です。
- 日時:11月29日(土)11:00~11:30、15:00~15:30
- 場所:メッツァアウキオ(雨天時はマーケットホール正面入口)
- 出演:Jun Futamata(鑑賞無料)
- 備考:11:00回は大使スピーチあり
トークイベント:クリスマス文化とジェンダー、50年目の「女性の休日」
大使館スタッフや研究者によるトークが企画されています。11月29日にはアイスランドのクリスマス文化とジェンダー平等の取り組みをテーマにした講座、11月30日には1975年の女性の一斉ストライキをめぐる検討会が行われます。どちらも無料で参加可能です。
各回の内容と講師は次の通りです。
- 11月29日(土)13:30~14:30(クラフトビブリオテック)
- 第一部
- 『アイスランドの概要とクリスマス文化』講師:腰塚由紀子。アイスランドの冬とクリスマスのユニークな風習、文化的背景を解説。
- 第二部
- 『アイスランドのジェンダー平等:世界をリードする取り組み』講師:ルーツ・エイナルスドッティル(オフィサー)。具体的な政策と社会変化の背景を大使館の視点から解説。
- 11月30日(日)13:30~14:30(クラフトビブリオテック)
- 講演
- 『アイスランド、50年目の女性ストライキ-「成功」を重ねながら、いまだに繰り返される「女性の休日」のなかで考えること』講師:山田慎太郎(東京大学大学院特任研究員)。1975年のストライキの歴史と現在の文脈を見つめ直す。
映画上映と関連プログラム:主婦の学校とYARN
アイスランドの文化や暮らしに密着したドキュメンタリー2作の無料上映が行われます。各回は定員20名(当日受付・先着順)です。上映はクラフトビブリオテックにて。
上映作品の詳細は以下の通りです。
- 『〈主婦〉の学校(The School of Housewives)』
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日時:11月29日(土)16:00~17:30
概要:1942年から続くアイスランドの主婦の学校を通して、家事・暮らしのあり方と〈自立〉の概念を問うドキュメンタリー。監督・脚本・編集:ステファニア・トルス、2020年、78分、アイスランド語。後援:アイスランド大使館、提供:kinologue。定員20名、鑑賞無料。
- 『YARN 人生を彩る糸(YARN)』
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日時:11月30日(日)16:00~17:30
概要:編み物を通じて人とつながる表現を追うクラフト・アート・ドキュメンタリー。監督:ウナ・ローレンツェン、2016年、76分、英語・アイスランド語。後援:アイスランド大使館、提供:kinologue。定員20名、鑑賞無料。
補足:編み物をしながら観る「ニッティング上映会」歓迎(編み針・毛糸は持参)。上映前の15:00から会場の一部で編み物実施可能。15:00~16:00にはヴァイキングチェス「ネファタフル」体験会も同会場で開催。
子ども向けワークショップと体験プログラム
家族連れに向けたプログラムとして、アイスランドに関するクイズ企画やチェス体験などがあります。子どもたちが遊びながら学べる内容です。
- キッズワークショップ『アイスランドと13人のサンタクロース・クイズ』:11月29日・30日 12:00~12:30、クラフトビブリオテック、協力:ゆぎ書房、定員20名(当日受付・先着順)、参加無料。
- ヴァイキングチェス『ネファタフル』体験会:11月30日 15:00~16:00、同会場。メッツァビレッジの間伐材で手作りしたチェス駒を使用し、スタッフによるルール説明あり。
湖畔マーケット、レッドストッキング・キャンペーン、来場者特典
イベント期間中は、湖畔に面したメッツァアウキオで北欧雑貨やヴィンテージを集めたマーケットが開催されます。キャンドルやテキスタイル、アウトドアアパレルなど日常に取り入れたくなる品々が並びます。雨天の場合は中止となるため、開催可否にご注意ください。
また、1975年の女性の独立運動を象徴する「赤いストッキング(レッドストッキング)」をオマージュしたキャンペーンも実施され、赤い靴下・ストッキング・タイツで来場した方へ映画『女性の休日』のオリジナルステッカーを数量限定で配布します。
湖畔の北欧マーケット 詳細と出店者
マーケットは11月29日・30日 10:00~16:00にメッツァアウキオで開催(雨天中止)。北欧ヴィンテージや雑貨、テキスタイル、アウトドアブランドなどが出店します。
- 出店店舗ピックアップ:tuikku(北欧ヴィンテージ)、アペテラ(北欧ヴィンテージ)、Figue(北欧ヴィンテージテキスタイル)、北欧のイイトコドリ。KETTUNEN(北欧雑貨)、Lemmik(バルト三国雑貨)、ICEPEAK(フィンランドアウトドアアパレル)
レッドストッキング・キャンペーンと来場者特典
1975年10月24日に行われた「女性の休日」をオマージュする企画として、イベント当日に赤い靴下・赤いストッキング・タイツで来場した方へ映画『女性の休日』オリジナルステッカーをプレゼントします。受け取りは会場にいる赤い靴下・ストッキング・タイツのスタッフに声をかける方式で、配布は数量限定です。
さらに、アイスランドのプレミアムピュアウォーター「アイスランディック・グレーシャル」が一部イベント参加者へ配布されます。これは火と氷の国アイスランドの火山岩で長期間天然ろ過されたアルカリ性(pH8.4)のミネラルウォーターです。
- プレゼント配布対象イベント(クラフトビブリオテック)
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- 11月29日:12:00~12:30(キッズクイズ)、13:30~14:30(トーク)、16:00~17:30(映画『〈主婦〉の学校』)
- 11月30日:12:00~12:30(キッズクイズ)、13:30~14:30(トーク)、16:00~17:30(映画『YARN』)
関係者プロフィールと主催情報、最後にイベントの要点まとめ
本章では登壇者の略歴や、主催・運営に関する情報を整理します。イベントの文化的背景や、メッツァビレッジ自体についても解説します。
フレイン・パウルソン駐日アイスランド大使は2025年7月に任命され、外務省での要職や各国での勤務歴を持ちます。Jun Futamataやルーツ・エイナルスドッティル、山田慎太郎ら各氏のプロフィールも以下に示します。
登壇者・出演者の略歴
- フレイン・パウルソン駐日アイスランド大使(H.E. Mr. Hreinn Pálsson)
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2025年7月に次期駐日大使に任命。アイスランド外務省外務次官及び人事局長(2021年~2025年)、在ワシントン首席公使、在モスクワ副館長などの経験を有する。学歴:バーミンガム大学国際外交学修士(2004)、ルイジアナ州立大学政治学学士(2003)。
今回のイベントでは11月29日11:00の回でスピーチを行います。
- Jun Futamata
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透明感のある歌声と独自の作曲スタイルを持つアーティスト。アイスランドのシガー・ロス スタジオでの録音経験があり、映画やドラマ、万博など多岐にわたる音楽制作を手がける。11月29日に野外ライブを実施(11:00/15:00)。
- ルーツ・エイナルスドッティル(Rut Einarsdóttir)
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2025年1月より駐日アイスランド大使館オフィサー。アイスランド大学 国際関係学修士(2025)、立命館アジア太平洋大学 ビジネスアドミニストレーション学士(2017)。国連女性機関等でジェンダー平等に関する実務経験がある。
- 山田慎太郎
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東京大学大学院人文社会系研究科・特任研究員。専門はアイスランド地域研究およびデジタル人文学。中世アイスランド社会と『女性の休日(Kvennafrí)』運動を研究している。11月30日に講演予定。
メッツァビレッジと主催企業情報
メッツァビレッジは「メッツァ(森)」の名の通り自然に囲まれた湖畔の北欧体験施設です。マーケットホールやレストラン・カフェ、ワークショップ、ボートアクティビティ、RVパーク等を備えています。詳細は施設案内ページで確認できます:https://metsa-hanno.com/metsa/
主催・運営は株式会社メッツァ(代表取締役社長:望月潔)。同社はフィンテックグローバル株式会社のグループ会社で、メッツァビレッジのマーケティング、イベント企画・運営、新規事業開発を担っています。会社情報:https://metsa-hanno.com/metsa/company/
以下に本記事で紹介したイベントの要点を表形式で整理します。日程、場所、主なプログラム、参加条件などをまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | アイスランド・クリスマス・ウィークエンド 2025(メッツァの北欧クリスマス2025 週末イベント) |
| 開催日 | 2025年11月29日(土)・11月30日(日) |
| 会場 | メッツァビレッジ(メッツァアウキオ、クラフトビブリオテック等) |
| 入場料 | 無料(一部プログラムは定員制・当日受付・先着順) |
| 主なプログラム |
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| キャンペーン・特典 |
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| 協力・後援 | 協力:アイスランド大使館、ゆぎ書房、kinologue、株式会社インターパイロン 他 / 後援:各国大使館(北欧・バルト諸国 他) |
| 公式情報 | イベント詳細:https://metsa-hanno.com/event/41477/ メッツァの北欧クリスマス2025:https://metsa-hanno.com/lp/christmas2025/ |
以上が「アイスランド・クリスマス・ウィークエンド」の主な内容です。掲載した日時・場所・出演者情報は主催者発表に基づいています。詳細な最新情報や当日の運営に関しては公式ページを参照してください。
参考リンク: