スシローが鳥取県初のデジローを11月21日導入
ベストカレンダー編集部
2025年11月6日 12:31
鳥取県初デジロー導入
開催日:11月21日
スシローが県内初導入を含む導入拡大を発表
F&LCが配信した2025年11月6日 11時00分付のプレスリリースによると、株式会社あきんどスシロー(本社 大阪府吹田市、代表取締役社長 新居 耕平)は、大型タッチディスプレイ型のデジタル装置「デジロー」をさらに多くの店舗に導入することを発表しました。
発表文では、2023年9月末に初導入して以降、利用者のニーズに合わせたアップデートを継続的に実施し、回転すしの体験価値を拡張できる点が評価されて2024年度グッドデザイン賞を受賞したことが明記されています。今回の発表では、鳥取県内で初めて鳥取東店に導入することが確定し、11月は合計8店舗で導入を行うとしています。
企業背景と経緯
回転すしチェーンのスシローは、大阪市の一軒の立ち寿司 鯛すしから発祥し、以来40年以上にわたりすしネタ、しゃり、価格、店舗での体験に至るまでこだわりを貫いてきました。企業は「すしに真っすぐ」という姿勢を掲げ、うまいすし提供に注力しています。
デジローはその取り組みの一環として導入された施設で、デジタル技術を活用して回転すしの楽しさを再現するとともに新たな店舗体験を提供することを目的としています。導入後は体験価値を高めるための改良が続けられ、受賞や評価につながっています。
デジローの機能と設計思想
デジローは大型タッチディスプレイで、画面上に流れるおすしを動画で表示し、画面を指で操作して商品を注文できるインターフェースを特徴としています。複数人で同時に画面を閲覧・操作できる設計で、従来のタッチパネルとは異なる体験を提供します。
デザインコンセプトは「ディスプレイ越しに広がるもうひとつのスシローの世界」とされ、おすしを主役に見立てた舞台のイメージで構成されています。好みに応じてだっこずしモードへ切り替えられるなど、表示切替の柔軟性も取り入れられています。
主な機能の詳細
デジローには視覚的な商品選択以外に、店内での会話を盛り上げる豆知識やクイズ、注文額に応じて作動するゲーム機能など、エンタメ要素が搭載されています。お子さまを中心に楽しめる仕掛けが多く、家族での利用を想定した設計です。
また、新たな注文方法として「すしナビ」が搭載され、ハッシュタグでテーマ別に商品を絞り込む機能により、利用者が今まで知らなかったネタとの出会いを促進します。デジタル上の回転レーン以外に、メニュー一覧からの選択も可能です。
- 複数同時操作
- みんなで一つの画面を見ながら同時に操作でき、タッチパネルの順番待ちが発生しにくい設計。
- すしナビ
- ハッシュタグでテーマ別に商品を絞り込み、新たなネタとの出会いを提供する推薦機能。
- エンタメ機能
- 豆知識やクイズ、注文額に応じただっこずしゲームなど、食事を盛り上げる演出。
11月に導入される店舗一覧とスケジュール
プレスリリースでは、鳥取県初導入の鳥取東店を含む、2025年11月に導入予定の8店舗が明記されています。導入開始日と住所がそれぞれ公表されており、11月末時点で全国138店舗にデジローが導入される見込みであることも記載されています。
以下が導入予定の8店舗と導入開始日、住所の一覧です。各店舗の導入日は金曜日に設定されており、段階的に拡大するスケジュールです。
| 導入店舗名 | 住所 | 導入開始日 |
|---|---|---|
| スシロー倉敷宮前店 | 岡山県倉敷市宮前351-1 | 2025年11月7日(金) |
| スシロー東金店 | 千葉県東金市田間589-1 | 2025年11月7日(金) |
| スシロー水口店 | 滋賀県甲賀市水口町名坂842-2 | 2025年11月14日(金) |
| スシロー長野若宮店 | 長野県長野市若宮2-13-5 | 2025年11月14日(金) |
| スシロー鳥取東店(鳥取県初) | 鳥取県鳥取市立川町5-45-1 | 2025年11月21日(金) |
| スシロー宇都宮今泉店 | 栃木県宇都宮市今泉町471-8 | 2025年11月21日(金) |
| スシロー伊勢御薗店 | 三重県伊勢市御薗町新開928-1 | 2025年11月28日(金) |
| スシロー多摩センター店 | 東京都多摩市落合1丁目39-1 マグレブEASTビル4F | 2025年11月28日(金) |
ここに挙げた8店舗の導入により、11月末までに全国138店舗でデジローが利用可能になる旨が発表されています。県内初導入となる鳥取東店は、鳥取県で初めてデジロー体験ができる店舗として注目されます。
今回の拡大対象は東京都、千葉県、栃木県、長野県、三重県、滋賀県、岡山県および鳥取県の合計8店舗となります。導入は段階的に行われ、同社は各店舗での体験を通じてさらに改良を重ねる意向を示しています。
要点整理とまとめ
本稿では、あきんどスシローによる大型タッチディスプレイ「デジロー」の導入拡大について、企業背景、機能詳細、導入スケジュールを整理しました。以下の表に主要事項をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | 株式会社あきんどスシロー(本社 大阪府吹田市、代表取締役社長 新居 耕平) |
| 発表日時 | 2025年11月6日 11時00分(F&LC配信) |
| 導入製品名 | デジタル スシロービジョン 通称 デジロー(大型タッチディスプレイ) |
| 初導入時期 | 2023年9月末に初導入、以降アップデートを継続 |
| 受賞歴 | 2024年度グッドデザイン賞受賞 |
| 2025年11月の導入店舗数 | 8店舗(鳥取県初導入を含む) |
| 11月末時点での導入見込み | 全国138店舗で導入予定 |
| 主な機能 | 大型画面での回転レーン再現、同時操作、すしナビ、ハッシュタグ絞込、豆知識、クイズ、注文額連動のゲーム、だっこずしモード |
発表は、デジタルを活用して回転すしの楽しさを再現しながら、新しい店舗体験を提供することを狙いとしています。導入店舗の拡大によって、多くの地域でデジローを通じた新たな利用体験が可能になる点が今回のポイントです。