原田マハの言葉集が11/12発売 刊行トークは11/30

刊行記念トークイベント

開催日:11月30日

刊行記念トークイベント
発売日はいつなの?
2025年11月12日(水)に全国の書店とネット書店で発売。定価1,980円、四六判変形・248ページ。徳間書店刊、ISBNなどの書誌情報も公表されています。
刊行記念トークってどうやって申し込むの?
刊行記念トークは2025年11月30日(日)11:00〜(京都 蔦屋書店/オンライン)。申込は2025年10月31日10:00〜11月29日23:59の先着受付で有料チケット制です。

原田マハが提示する「言葉」と「書くこと」のコラボレーション

株式会社徳間書店は、2025年11月12日(水)に、作家・原田マハ氏による言葉集の第二弾、『FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉』を全国の書店およびネット書店で発売すると発表しました。プレスリリースは2025年11月6日16時39分付で行われています。

刊行の核となるのは、著者と読み手が一冊の本を通じて共同で作り上げるという発想です。原田氏自身が「この本は、あなたと私のコラボBOOKです」と述べているように、収録された120の言葉をただ読むだけでなく、読み手が自由に書き込み、感じたことを記し、他者と分かち合うことを前提に構成されています。

著者と読み手で一緒に作る、コラボレーション本。作家・原田マハ氏が贈る言葉集『FORTUNE BOOK』第二弾、徳間書店より、発売! 刊行記念トークイベント(11/30 京都 蔦屋書店)も開催決定! 画像 2

著者のメッセージと本書の位置づけ

原田マハ氏は、これまで小説作品で多くの読者を獲得してきた作家です。本書は単なる引用集でも格言集でもなく、書き込みを前提とした言葉集という点で独自性を持ちます。作品のなかに見られる気づきや心の動きを、120の短い言葉に凝縮し、読み手が自分の言葉として育てられる作りになっている点が特徴です。

出版社の説明では、シリーズの前作(2024年刊行)は「明日につながる120の言葉」というサブタイトルで未来志向の言葉が中心でしたが、本作は「心のままに思い書く120の言葉」と題され、「思い」にまつわる表現が多く収録されているとされています。読み手が心の内を整理するために本書を利用することを意図している点が強調されています。

著者と読み手で一緒に作る、コラボレーション本。作家・原田マハ氏が贈る言葉集『FORTUNE BOOK』第二弾、徳間書店より、発売! 刊行記念トークイベント(11/30 京都 蔦屋書店)も開催決定! 画像 3

収録内容と具体的な使い方──読むだけでなく書き込むための設計

収録されているのは合計120の言葉です。配置や順番は固定的な読み方を強制せず、自由に触れられる構成になっています。作者の意図は、言葉を受け取る側が主体となり、行為としての「書くこと」を通じて言葉を自分のものにしていくことです。

出版社が示す具体的な「使い方」は以下の通りです。読み方は自由で、日々の生活や気持ちの整理、贈りものとしても使える設計になっています。

  • 通して読む。
  • 順番に1日1言読む。
  • おみくじのように好きなところを開いてみる。
  • 誰かに贈りたい言葉を見つけたら、写真を撮って送る。
  • 好きな言葉や、今の気持ちにドンピシャ! な言葉があったら、自分の言葉にする。
  • 言葉のとなりのページに思いついたことを自由に書いてみる。
  • メッセージを書き込んで誰かに贈る。

上記の利用法は、日記やメモ、ジャーナリング、贈答用のメッセージ作りといった、多様な使途を想定しています。日常の出来事や感情、読書や映画、音楽などの体験を書き留めることで、言葉が個人の思考の手触りとなっていく構造です。

担当編集者の視点

担当編集者は、本書を第一弾と比較しながら説明しています。第一弾は「明日につながる120の言葉」として未来を見据える言葉が多かったのに対し、第二弾は「思い」についての言葉が中心であると述べています。

編集者の言葉には、読み手に対してただ保持するだけでなく、普段口に出せない言葉や整理しにくい感情を本書に書き込むことを勧める趣旨が含まれています。心の中のモヤモヤを整理するための道具として、書くことを促す設計である点が強調されています。

書誌情報と著者プロフィール、シリーズの経緯

本書の基本的な書誌情報は次のとおりです。装丁は松田行正+山内雅貴(マツダオフィス)が担当しています。判型や定価、ページ数、ISBNを含めて、書店やオンラインでの流通に必要な情報が公開されています。

併せて、著者の略歴と受賞歴を記載します。原田マハ氏は1962年東京都生まれで、関西学院大学文学部および早稲田大学第二文学部美術史科を卒業しています。2005年に『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞してデビューし、その後も数々の受賞歴を持つ作家です。

項目 内容
タイトル FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉
著者 原田マハ
定価 1,980円(税込)
判型 四六判変形並製
ページ数 248ページ
発売日 2025年11月12日(水)
ISBN 978-4-19-866101-4
装丁 松田行正 ┼ 山内雅貴(マツダオフィス)
出版社 株式会社徳間書店

著者プロフィール(詳細)

原田マハ(はらだ・まは)。1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞受賞、2006年デビュー。

主な受賞歴には、2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞、2024年『板上に咲く』で第52回泉鏡花文学賞などがあります。著書に『本日は、お日柄もよく』『生きるぼくら』『たゆたえども沈まず』『リボルバー』『黒い絵』『翼をください』などが挙げられます。

刊行記念トークイベントの詳細と申込情報

本書の発売を記念して、原田マハ氏をゲストに迎えたトークイベントが開催されます。会場参加とオンライン参加のいずれにも対応する形式で、会場は京都 蔦屋書店6F SHARE LOUNGEです。オンライン参加は視聴用に二種類のチケットが用意されています。

イベントは日時、会場、ゲスト、定員、会費、申込期間などの実務的な情報が公開されています。書籍は会場参加・オンライン参加いずれの場合もすべてサイン入りで提供される点が明記されています。

項目 内容
日時 2025年11月30日(日)11:00~12:00(10:40開場)
会場 京都 蔦屋書店 6F SHARE LOUNGE
ゲスト 原田マハ(小説家)、聞き手・大久保光子(徳間書店)
定員 ①会場参加 50名(申込先着順)、②オンライン参加(書籍あり)100名、③オンライン参加(書籍なし)100名(いずれも申込先着順)
会費 ①会場参加(書籍+参加費・ドリンクなし):3,080円(税込)
②オンライン(書籍あり):2,980円(税込)
③オンライン(書籍なし):1,100円(税込)
申込開始 2025年10月31日(金)10:00~2025年11月29日(土)23:59
備考 会場・オンラインともに書籍はすべてサイン入り。申込先着順。

申込方法と問い合わせ

申し込み方法の詳細や申込ページについては、主催側(京都 蔦屋書店および徳間書店)の案内を確認してください。申込期間は上記の通り限定されていますので、締切日を過ぎると受付は行われません。

報道関係者向けの問い合わせは、徳間書店のPR窓口である株式会社C-パブリッシングサービス広報宣伝部が担当しています。メールアドレスは次のとおり(送信時は★を@に変換してください):pr★c-pub.co.jp。

刊行情報の整理と要点まとめ

ここまでに挙げた主要情報を表形式で整理します。本書の基本情報、発売・申込に関する重要日程、イベント詳細、関連リンクなどを一目で把握できるようにまとめました。

分類 内容
書名 FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉
著者 原田マハ
発売日 2025年11月12日(水)
定価 1,980円(税込)
判型・頁数 四六判変形並製・248ページ
ISBN 978-4-19-866101-4
装丁 松田行正 ┼ 山内雅貴(マツダオフィス)
刊行記念イベント 2025年11月30日(日)11:00~12:00(京都 蔦屋書店6F SHARE LOUNGE/オンライン有)
申込期間 2025年10月31日(金)10:00~2025年11月29日(土)23:59
関連リンク(出版社) https://www.tokuma.jp/book/b670173.html
関連リンク(Amazon) https://www.amazon.co.jp/dp/4198661014/
報道窓口 株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部(メール:pr★c-pub.co.jp)

この記事では、原田マハ氏の新刊『FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉』の刊行情報、書誌情報、使い方、編集者コメント、刊行記念イベントの詳細、申込方法および問い合わせ先まで、プレスリリースで公表されたすべての情報を整理して提示しました。購入や参加を検討する際の参考資料として、上記の項目を確認してください。

参考リンク: