ブックオフの持ち込み発送、利用10万件突破で利便性向上
ベストカレンダー編集部
2025年11月7日 11:37
持ち込み発送10万件突破
開催日:11月7日
待ち時間を減らす新しい手放し方が10万件を突破しました
ブックオフグループホールディングス株式会社の子会社であるブックオフコーポレーションは、2022年3月28日から展開している日本郵便の「e発送サービス 宛先ご指定便」と連携した持ち込み発送サービスの累計利用件数が、サービス開始から3年半で10万件を突破したと発表しました。報道発表日時は2025年11月7日10時00分です。
同リリースによれば、2025年8月末時点での累計利用件数は102,611件に達しています。近隣に店舗がない利用者や、宅配集荷を待ちたくない利用者にとって、好きなタイミングで持ち込める選択肢が増えたことが利用拡大の背景にあります。ブックオフはこのサービスにより、物流業界が抱える集荷負担の軽減と、生活者のリユース体験や利便性向上という二つの課題解決を目指すとしています。
持ち込み発送サービスの仕組みと具体的な利用手順
持ち込み発送サービスは、自宅で集荷を待たずに、郵便局・ローソン・PUDOロッカー・ファミロッカーへ荷物を持ち込んで発送できる仕組みです。ブックオフの宅配買取と組み合わせることで、手放す手続きが自分のペースで完了します。
日本郵便が提供する「e発送サービス 宛先ご指定便」の仕組みを活用しており、ECサイトとの連携を前提とした返品・回収物流向けの仕組みを応用しています。これにより、個別の二次元コードを発行して各荷物を管理することが可能です。
利用手順(具体的なフロー)
ブックオフでの宅配買取において持ち込み発送サービスを利用する際の流れは次の通りです。各ステップはスマートフォンやパソコンで完結できる設計になっています。
- お申し込み:宅配買取お申し込みフォームで箱数3箱以下を指定し、「貴金属を送る」で「いいえ」を選択する。
- 二次元コード発行:日本郵便のe発送サービス 宛先ご指定便ページで、箱数分の二次元コードを発行する。
- 荷物を持ち込む:郵便局は窓口で、ローソンではLoppiで、PUDOロッカー・ファミロッカーでは各操作画面で二次元コードをスキャンして発送する。
- 査定と振込:ブックオフが査定結果をパソコンやスマートフォンに通知し、後日自動的に振込が完了する。
実際の申込後の操作では、ブックオフ側から宅配買取/持ち込み発送サービス利用者に対して、サービス利用のためのURLが送付され、利用者はその遷移先で発送情報を入力します。送信後、ブックオフが発送用の二次元バーコードを送付し、利用者はそれを使って前述の窓口や端末で荷物を発送します。
参考URL:持ち込み発送詳細ページ
https://www.bookoffonline.co.jp/files/mochikomi/
物流課題への寄与とキャンペーン内容の詳細
ブックオフはリユースを通じた廃棄物削減や資源の節約がカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに資すると位置付けています。従来の持ち込みや宅配集荷では、近隣の店舗がないことや混雑時の査定待ち、宅配集荷の待ち時間などの課題がありました。持ち込み発送サービスは、これらの時間的な負担を軽減し、結果的に集荷依頼を減らすことで物流現場の負担軽減に貢献します。リリースでは、こうした取り組みが継続する「2024年問題から引き続き課題となっている物流業界の負担減」に寄与すると説明しています。
サービス10万件突破を記念して、ブックオフは宅配買取向けのキャンペーンを実施します。キャンペーンの期間や特典は次の通りです。
キャンペーン概要
- 買取対象商材
- 書籍・コミック・ホビー
- キャンペーン期間
- 2025年11月7日(金)10:00 ~ 2025年11月21日(金)14:59
- キャンペーン内容
-
- 期間中、キャンペーンページ記載の専用クーポンコードを利用した宅配買取申込みで、対象商材の通常買取金額を30%上乗せ
- さらに抽選で100名に店舗・公式オンラインストアで使える期間限定ポイント1,000ptを進呈
- 集荷による発送、持ち込み発送、宅配ボックス買取のいずれも対象
キャンペーンページ:https://www.bookoffonline.co.jp/files/sell/lp/campaign/
ブックオフが提供する多様な手放し方と企業の取り組み
ブックオフは単一の買取チャネルにとどまらず、多様なサービスでリユースの機会を広げています。国内BOOKOFF事業に加え、百貨店内で専門スタッフが対応する買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」、ジュエリーのリフォームや買取を行う「aidect(アイデクト)」などのプレミアムサービス事業を展開しています。
海外展開としては「BOOKOFF USA」や、国内で販売に至らなかった商品をマレーシアやカザフスタンで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」があり、地域や用途に応じた流通ルートを確保しています。
その他の取り組みとサービス一覧
ブックオフが提供する主要なサービスやプロジェクトは次のとおりです。
- サステナブックプロジェクト(本の寄贈を通じたリユース推進)
- ボックス型の不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」
- 宅配買取および持ち込み発送サービス
- 不要品の買取査定額を任意のプログラムに寄付する「キモチと。」
- Instagram「スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント」 https://www.instagram.com/smile.circulation8/
ブックオフの企業沿革としては1990年に35坪の千代田店(神奈川県)から開始し、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営。国内での年間利用者は約8,800万人、年間売買点数は6億8千万点を超える規模に成長しています。企業情報やサービスサイトは次のURLから確認できます。
- コーポレートサイト https://www.bookoffgroup.co.jp
- サービスサイト https://www.bookoff.co.jp
- 公式オンラインストア https://shopping.bookoff.co.jp
- ブックオフが考える循環型社会 https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/top/creating-shared-value/
まとめと主要情報の整理
持ち込み発送サービスの到達指標や利用方法、キャンペーン、関連サービスと企業情報を整理しました。以下の表は本記事で取り上げた主要な事実と数値を分かりやすくまとめたものです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年11月7日 10:00 |
| サービス開始日 | 2022年3月28日 |
| 累計利用件数(報告時点) | 102,611件(2025年8月末時点) |
| 到達目標の意義 | 生活者の利便性向上と物流の集荷負担軽減 |
| 連携サービス | 日本郵便「e発送サービス 宛先ご指定便」 |
| 荷物持ち込み先 | 郵便局(窓口)、ローソン(Loppi)、PUDOロッカー、ファミロッカー |
| キャンペーン期間 | 2025年11月7日 10:00 ~ 2025年11月21日 14:59 |
| キャンペーン内容 | 対象商材の買取金額を30%上乗せ、抽選で100名に1,000pt進呈 |
| 対象商材 | 書籍、コミック、ホビー |
| 関連リンク | 持ち込み発送詳細 https://www.bookoffonline.co.jp/files/mochikomi/ キャンペーン https://www.bookoffonline.co.jp/files/sell/lp/campaign/ |
上の表は本リリースから抽出した主要項目を整理したもので、持ち込み発送サービスは利用者の選択肢拡大と物流負担軽減の両面で効果を意図した仕組みです。サービスの利用やキャンペーンの詳細は提供元の各ページで確認してください。取材や問い合わせはブックオフグループの問い合わせ窓口を利用する形が案内されています。
参考リンク: