11/21発売『誰でもかんたんドローイング』形で学ぶ絵の入門書

シンプルな図形から絵を組み立てる新しい入門書

株式会社パイ インターナショナルは、書籍『誰でもかんたんドローイング -シンプルな形からはじめる絵の描き方の基本-』を2025年11月21日（金）に刊行します。本書は、身の回りのものを「丸・三角・四角」といった単純な図形に分解して捉える手法を軸に、絵を描く基礎を丁寧に解説する入門書です。プレスリリースは2025年11月7日11時00分に発表されました。

書籍は初心者を主な対象としながらも、形の取り方や観察のポイントを順を追って示すため、ジャンルを問わず漫画やイラストの制作にも応用できます。動物・人物・自然・静物といった多彩なモチーフを扱い、それぞれをシンプルな図形へ分解して描く具体的な手順を盛り込んでいる点が特長です。

本書の主旨と学習のアプローチ

本書では、複雑に見える対象物も基本的な形の組み合わせとして捉えることができる点を強調しています。まずは大まかな形を掴み、その後に細部や陰影を加えていくことで、描く行為を段階化して学べる構成です。

このアプローチにより、初心者がありがちな「どこから手をつければよいか分からない」という壁を低くします。形の分解と観察法を身につけることで、短期間に描画の土台を築くことが可能になります。

本書の学習構成と具体的な内容

本書の構成は、シンプルな図形の導入から実践的な描画例までを網羅する内容です。各章で示される手順は段階的に整理されており、理解しやすいステップで進行します。

以下は本書が提示する学習の流れと扱うテーマの概観です。全てのモチーフに対して「形の分解→観察のポイント→線の引き方→仕上げ」の手順で解説が行われます。

• 導入：丸・三角・四角といった基本図形の役割と認識法。
• 応用編：動物、人物、自然、静物などを図形で分解して描く演習。
• 観察のコツ：形の比率、構造の読み取り、視点の取り方。
• 実践ワーク：ステップごとの描き方の手順と練習課題。

読者が得られる具体的スキル

本書を通じて読者は、対象を正確に観察し、シンプルな図形に分解して把握する能力を養えます。これにより、構図づくりやデッサンの基礎、さらには表情や動きの表現にも応用できる基盤が得られます。

また、手順に沿って練習を重ねることで、絵を描く際の迷いを減らし、制作の初期段階での判断力が高まります。漫画やイラスト制作に取り組む場合にも、キャラクターの骨格やポーズの設計に役立ちます。

著者と出版社の情報

著者はリズ・エルゾーグ（Liz Erzog／リズ・エルゾーグ）。1999年にストラスブール装飾美術学校を卒業し、フランスの複数の出版社（Mango、Nathan、Milan、La Martinière、Ouest-France など）で大人向けおよび子供向け書籍の挿絵を担当してきました。

また、美術館や博物館の教育プログラムにも携わっており、現在はフランス在住です。図形を用いた分かりやすい描画教育の手法は、長年の教育実務および出版活動の経験に基づいています。

発行元

パイ インターナショナル（株式会社パイ インターナショナル）

プレス発表日時

2025年11月7日 11時00分

発売日

2025年11月21日（金）

書誌情報、購入・問合せ先、関連リンク

書誌情報は以下の通りです。書名や仕様、定価、ISBNなど購買に必要な基本情報を明記します。書籍ページへのリンクも提供されており、詳細な目次やサンプルを確認できます。

掲載の連絡先は出版社の公式窓口となっており、書籍に関する問い合わせは同社が受け付けます。所在地と電話番号、公式ウェブサイトや各種SNSアカウントも案内されています。

書籍ページとイメージ

書籍の詳細ページ（https://pie.co.jp/book/i/6022/）には、目次やサンプルイメージの確認が可能です。書影や誌面の一部が公開されていることにより、購入前に内容を把握したうえで検討できます。

本書はフルカラーページを採用しており、図形による分解過程や完成例が視覚的に示されるため、理解しやすい誌面構成になっています。

この記事の要点を整理

以下の表に本記事で取り上げた主要情報を整理しています。書籍の基本データ、発売日、著者、出版社連絡先など、購入や問い合わせに必要な情報を一目で確認できます。

本書は、絵を描く際の出発点を「形の理解」に置くことで、初心者でも段階的にスキルを身につけられる構成になっています。動物や人物、静物といったさまざまなモチーフに対して使える技法を示し、漫画やイラスト制作にも応用可能な基礎力を育てる一冊として刊行されます。