11/19開催:AItegrityがRAG LLMで情シス支援を実演

情シス応援パビリオン出展

開催期間:11月19日〜11月21日

情シス応援パビリオン出展
ブースで何が見られるの?
セキュアなRAG方式の社内AIデモやERP×AIのガバナンス事例、設計書自動化やバイブコーディング紹介を展示。資料配布とP-6での無料相談があり、会期初日の11/19には講演も行われます。
RAG LLMってどんなメリットがあるの?
社内文書を参照しつつ外部への情報流出を防ぐ検索・応答の仕組みで、アクセス制御や匿名化で漏洩リスクを低減しつつ迅速な情報取得で業務効率化が期待できます。

情シスが直面する現実と出展の背景

2025年11月8日11時26分付で発表された株式会社AItegrityのプレスリリースによれば、同社は2025年11月19日(水)から21日(金)にインテックス大阪で開催される「Japan IT Week 大阪」内の特別企画「情シス応援パビリオン」に出展することを明らかにしました。AItegrityは本社を埼玉県に置き、代表取締役は多賀 太氏です。今回の出展は、急速に普及する生成AIを巡る課題に対して、同社が保有するERP(SAP)導入支援の長年の知見と、セキュアな大規模言語モデル(LLM)構築ノウハウを組み合わせた具体的な提案を行うことが目的です。

背景には、情報システム部門(以下、情シス)が直面する二つの主要な課題があります。一つは技術者不足による運用・開発負荷の増大、もう一つは企業内情報の漏洩をはじめとするAI活用に伴うセキュリティリスクです。AItegrityは15年以上にわたるERP(SAP)導入コンサルティングで培った業務知見を土台に、これら「守り」の課題に対するソリューションを展示・説明する計画です。

発表元
株式会社AItegrity(代表:多賀 太、本社:埼玉県)
プレスリリース日時
2025年11月8日 11時26分
出展イベント
Japan IT Week 大阪(情シス応援パビリオン)/2025年11月19日〜21日/インテックス大阪

AItegrityが提示する主要ソリューションの全貌

プレスリリースでは、AItegrityが展示する主なソリューションを三つに整理しています。それぞれは「セキュアな社内AI環境構築(RAG LLM)」「人材不足を解決するAIの適用」「ERP×AIによるガバナンス・BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)アドバイザリー」です。以下では各ソリューションの目的と内容、期待される効果を具体的に解説します。

これらのソリューションは単独で提案されるのではなく、ERP(SAP)導入支援で得た業務プロセス理解と結びつけることで、既存業務との整合性やガバナンスを担保しつつ導入・運用が可能になる点が特徴です。

セキュアな社内AI環境(RAG LLM)

企業固有の情報を参照しつつ外部への情報漏洩を回避するための、セキュアな生成AI環境の構築(RAG:Retrieval-Augmented Generationを用いたLLM構築)を支援します。RAGは外部の大規模モデルに対して、社内の文書やデータを安全に参照させる方式であり、企業内での検索や質問応答を高精度かつ機密性を維持したまま実現することが可能です。

具体的な支援内容としては、データアクセス権限の設計、匿名化・マスキングの導入、社内検索インデックスの最適化、LLMと基幹システムの連携における通信・認証方式の設計などが挙げられます。これにより、情報漏洩のリスクを低減しつつ業務上の検索・応答性能を高めることが可能です。

  • 対象:社内文書・ナレッジベース・業務データ
  • 主な機能:安全な検索・問合せ応答、アクセス制御、監査ログの生成
  • 提供価値:情報漏洩回避と迅速な情報取得による効率化

人材不足を解消するAI適用

情シスが直面する技術者不足に対しては、プログラミング支援や設計書作成の自動化といったAIツールの適用を通じて負荷軽減を図る提案が示されています。プレスリリースでは「最新バイブコーディングの手法」「設計書自動作成AIツールの活用方法」を指南すると記載されています。

これらは単なるツール導入に留まらず、社内の開発プロセスや品質管理フローと組み合わせることで実務に馴染む形で実装されます。例えばコーディング支援により繰り返しタスクを短縮し、設計書自動生成はレビュー工数の削減と標準化に寄与します。

  1. バイブコーディング手法導入:開発速度の改善、バグ早期検出の補助
  2. 設計書自動化:設計書作成工数の削減、ドキュメント整合性の維持
  3. 運用支援:運用手順書の生成・更新支援、ナレッジの体系化

ERP×AIによるガバナンス設計とBPRアドバイザリー

基幹システム(ERP)とAIを安全に連携させるためのガバナンス設計や、業務プロセスの見直し(BPR:Business Process Re-engineering)支援も本出展の柱です。ERPの導入・運用経験を踏まえ、業務フローの再定義やデータフローの可視化、権限設計などを行い、AI活用に適した組織的な基盤を整備します。

ガバナンス面では、AI利用ポリシーの策定、監査・説明責任を担保するログ設計、運用ルールの整備などが含まれます。BPRでは、AI導入によって自動化・省力化が可能な業務を抽出し、ERPとの接続設計を行うことで業務効率化と内部統制の両立を図ります。

主要支援項目
ガバナンス設計、データフロー可視化、権限設計、監査ログ、業務プロセス再設計(BPR)
期待される効果
内部統制の強化、運用リスク低減、業務効率化

展示・講演の具体的情報と当日の案内

会場での主な案内としては、Hall1の「情シス応援パビリオン」内のブース番号P-6にて出展し、ブースではセキュアなRAG LLM環境のデモンストレーションおよびAIガバナンス構築の具体事例を紹介する予定です。ブースでは「AIの導入・管理・運用」に関する無料相談も随時受け付けると公表されています。

加えて、会期初日となる2025年11月19日(水)13:50〜14:20には、情シス向けの特別講演が情シス応援パビリオン内の特設会場で行われます。講演タイトルは「業務効率を50%UP! -企業内情報検索を迅速化するRAG LLM導入-」であり、RAG LLMを活用した企業内検索の迅速化と効率化に焦点を当てた内容が予定されています。

  • 会期:2025年11月19日(水)〜21日(金)
  • 会場:インテックス大阪(Hall1 情シス応援パビリオン内)
  • ブース番号:P-6
  • 講演:2025年11月19日 13:50〜14:20(特設会場)

当日はブースでのデモンストレーション、個別相談、資料配布、ならびにプレスリリース添付のPDF資料や関連画像のダウンロードが可能である旨も案内されています。詳細は同社のウェブサイトにて確認できます。

関連リンク:https://www.aitegrity.co.jp/

出展内容のキーワードとカテゴリ、資料情報

プレスリリースは展示内容を補足するために関連カテゴリやキーワードを明示しています。カテゴリとしては「経営・コンサルティング」「アプリケーション・セキュリティ」が挙げられ、キーワードには「AI」「ERP」「SAP」「LLM」「RAG」「効率化」「真摯」「BRP」「ビジネスプロセス」「改善」が含まれます。これらは出展ソリューションの領域や狙いを端的に示すものです。

また、プレスリリースには「プレスリリース添付資料(PDF)」や「プレスリリース素材(画像ファイル)」のダウンロードが可能である旨が記載されています。展示当日の補助資料や技術資料、デモ用のスライドなどが添付されていることが想定されます。来場前に目を通すことで、ブースでの議論を効率よく進められます。

カテゴリ
経営・コンサルティング、アプリケーション・セキュリティ
キーワード
AI、ERP、SAP、LLM、RAG、効率化、真摯、BRP、ビジネスプロセス、改善
関連リンク
https://www.aitegrity.co.jp/

要点の整理(出展情報の一覧表)

以下の表は、本記事で紹介した出展の主要情報を整理したものです。日時、会場、出展者情報、主な提供ソリューション、講演情報、関連資料・リンクを網羅しています。

項目 内容
出展企業 株式会社AItegrity(代表取締役:多賀 太、本社:埼玉県)
プレス発表日時 2025年11月8日 11:26
イベント名 Japan IT Week 大阪(情シス応援パビリオン)
会期 2025年11月19日(水)〜21日(金)
会場 インテックス大阪(Hall1・情シス応援パビリオン)
ブース番号 P-6(情シス応援パビリオン内)
講演日時 2025年11月19日(水) 13:50〜14:20(特設会場)
講演タイトル 業務効率を50%UP! -企業内情報検索を迅速化するRAG LLM導入-
主な提供ソリューション ・セキュアな社内AI環境構築(RAG LLM)
・人材不足を解決するAI適用(バイブコーディング、設計書自動化等)
・ERP×AIのガバナンス設計・BPRアドバイザリー
カテゴリ/キーワード 経営・コンサルティング、アプリケーション・セキュリティ/AI、ERP、SAP、LLM、RAG、効率化、真摯、BRP、ビジネスプロセス、改善
関連リンク・資料 https://www.aitegrity.co.jp/
プレスリリース添付資料(PDF)、プレスリリース素材(画像)ダウンロードあり

以上が今回の出展に関する要点の整理です。出展内容は、情シスが抱える「技術者不足」と「AI活用に伴うセキュリティ課題」に対し、実務に直結するソリューション群を提示することを目的に構成されています。展示ではデモンストレーションや具体事例の紹介、無料相談が行われることが明記されており、事前に提供資料に目を通すことで当日の確認事項を明確にできます。

参考リンク: