2/17–18開催|有価証券報告書で財務を読む実務セミナー
ベストカレンダー編集部
2025年11月8日 18:59
有価証券報告書分析セミナー
開催期間:2月17日〜2月18日
現代経営技術研究所が開く第106回セミナーの位置づけと開催概要
株式会社 現代経営技術研究所(本社:東京都文京区、代表取締役所長:大槻 裕志)は、創立60周年を迎えた活動の一環として、「現研経営考え方教室」による第106回講座として、財務の基礎習得・有価証券報告書分析セミナー『経営のストーリーを読み解こう』を開催します。本セミナーは有価証券報告書を題材に、財務三表を軸とした構造分析を磨き、経営を財務視点で読み解く力を養うことを目的としています。
リリースによれば、本格的な訓練を通して受講者同士がチームで議論し、想像力を働かせながら経営のストーリーを読み解く実践的なプログラムが組まれています。講座はオンライン(Zoom)で開催され、講師は現研主任研究員の大塚 壽広(おおつか としひろ)が務めます。
- 講座名
- 財務の基礎習得・有価証券報告書分析セミナー『経営のストーリーを読み解こう』(現研経営考え方教室 第106回)
- 講師
- 大塚 壽広(現研 主任研究員)
- 開催日時(第2部)
- 2026年2月17日(火)09:30〜19:00、2026年2月18日(水)09:30〜19:00
- 補講(希望者のみ)
- 特別補講「財務3表超基礎編」:2026年2月3日(火)10:00〜17:00
- 開催方式
- Zoomによるオンライン開催
- 参加費用
- 58,000円(消費税込総額 63,800円)
- 早割
- 2025年12月31日までの申込みで参加費用より5,000円割引
- 公式サイト
- https://www.gen-ken.co.jp/
- お問い合わせ
- メール:hongo@gen-ken.co.jp 電話:03-3813-7338
二日間のカリキュラムと学習の流れ
本セミナーは2日間にわたり、有価証券報告書を素材にしたグループワークと演習を中心に構成されています。全体を通じて現研が開発した独自の構造分析メソッドを用い、財務三表(BS/PL/CS)の関係性を把握し、経営の実態と将来予測を読み解く技能を鍛えます。
以下に当日のプログラムを項目ごとに整理します。すべての内容はリリースに基づき具体的に記載しています。
第1日:2月17日(火)のプログラム
初日はオリエンテーションを皮切りに、有価証券報告書を「経営のストーリーテラー」として捉える視点を養い、バランスシート(BS)を中心とした構造分析演習を行います。演習では想像力を用いた思考を重視し、経営指標や時価評価の影響、連結会計の論理など幅広いテーマを扱います。
主な項目は以下の通りです。順に深掘りし、演習と討議を繰り返すことで理解を定着させます。
- オリエンテーション
- 有価証券報告書は雄弁な経営の“ストーリーテラー”
- 全体構造からの思考1
- バランスシートの構造分析演習/イマジネーションを存分に使おう
- 経営主要指標の深耕演習
- 「 」とは何か?と、なぜか?で経営指標を考えよう
- 資本の論理をつかめ—PBR、PER、ROE…等
- 時価評価でバランスシートはどう変わるのか
- グループ経営の論理—連結はどうやるのか
- キャッシュフロー構造分析演習
- 全体構造からストーリーを想像しよう
- グループ課題:経営のストーリーを読み解こう(上場企業/競合比較 有価証券報告書の分析)
- ●全体構造の構成図 BS/PL/CS
- ●有価証券報告書―非数値データのポイント把握
第2日:2月18日(水)のプログラム
二日目は前日の課題を継続し、各班による発表と相互ディスカッションを通じて、各社の戦略・事業構造・コスト構造・設備投資や研究開発の方針などを実務的に検討します。講師によるコメントと指導も行われます。
二日目の主題と作業項目は以下の通りです。各班は実務的な観点で経営の現状と将来課題を整理し、発表・討議を行います。
- グループ課題:経営のストーリーを読み解こう(前日からの継続)
- 各社の基本戦略と現状の進捗
- 各社の株主構成と役員構成の把握
- 事業戦略と事業構造—セグメント情報、グループ経営、グローバル展開、M&A
- コスト構造の把握
- 設備投資、研究開発の方針と現在の水準
- 各社のこれからの経営展望と課題
- 各班の発表と相互ディスカッション/講師コメント指導
- リーダーの新しい姿:数値への感度を高め、変化のダイナミズムを追い続けること、行動が財務構造をつくる自覚を持つこと、自ら経営のストーリーをつくること
- 相互の交流
また、2月3日には希望者向けに特別補講「財務3表超基礎編」を実施します(10:00〜17:00)。基礎を固めたい受講者向けの補助的な講義です。
セミナーの特徴、期待される学びとこれまでの参加企業
現研が掲げる本セミナーの特色は、単なる数値読解を超えた「想像力を働かせる経営読み解き」の訓練にあります。受講者はチームで有価証券報告書を深掘りし、非数値情報を含めた総合的な解釈を行うことで、経営のストーリーを構築する力を鍛えます。
プログラムは2010年の開講(当該プログラムは開講15周年時に開始)以降、毎年継続されてきており、今回で16年目に当たります。併せて、現研の「経営考え方教室」自体は1995年にスタートし、2025年に開講30周年を迎えました。現研は思考力強化を中核に据えた教育を特色としており、本講座もその独自メソッドに基づくものです。
リリースでは、受講を通じて他社の参加者との議論や刺激、ネットワーク形成が期待される点も強調されていますが、本稿は事実関係の伝達に徹します。
以下に、これまでの参加企業(リリース記載、50音順)を列挙します。企業名はリリースの表記に従います。
- アサヒグループジャパン㈱
- アサヒグループホールディングス㈱
- アサヒビール㈱
- アサヒ飲料㈱
- オリエンタル酵母工業㈱
- オルガノ㈱
- カンロ㈱
- キユーピー㈱
- クオールホールディングス㈱
- コニシ㈱
- スターゼン㈱
- アネスト岩田㈱
- タカオカエンジニアリング㈱
- トクラスプロダクツ㈱
- トクラス㈱
- トラスコ中山㈱
- ヤマトマネジメントサービス㈱
- ヤマト運輸㈱
- ヤマハ㈱
- ヤマハミュージッククラフト秋田㈱
- リオン㈱
- 伊藤忠都市開発㈱
- 一般社団法人ヤマトグループ総合研究所
- リンナイ㈱
- 遠州トラック㈱
- ㈱NBCメッシュテック㈱
- YKK AP㈱
- JR東日本パーソネルサービス
- ㈱あらた
- ㈱カネボウ化粧品
- ㈱クレハ
- ㈱セブン‐イレブン・ジャパン
- ㈱トーハン
- ㈱ハッピーコンビ
- ㈱ミマキエンジニアリング
- ㈱ヤタロー
- ㈱ヤマハリゾート
- ㈱永谷園ホールディングス
- ㈱山田製作所
- ㈱大気社
- ㈱島津製作所
- ㈱兵藤楽器店
- 九州武蔵精密㈱
- 栗田工業㈱
- 群栄化学工業㈱
- 三井化学㈱
- 三井物産プラントシステム㈱
- 三菱鉛筆㈱
- 小田急不動産㈱
- 静岡ガス㈱
- インフィニティ㈱
- 双葉電子工業㈱
- 大久保歯車工業㈱
- 大和ハウス工業㈱
- 中外製薬工業㈱
- 東京コスモス㈱
- 東京計器レールテクノ㈱
- 東京計器㈱
- 東日本旅客鉄道㈱
- 日進化成㈱
- 日清オイリオグループ㈱
- 日東工業㈱
- 日本コンサルタンツ㈱
- 日本管財㈱
- 日野自動車㈱
- 武蔵精密工業㈱
- 文化シヤッターサービス㈱
- 文化シヤッター㈱
- 他
参加企業一覧はリリースに基づくもので、上場企業から中堅企業、専門分野の企業まで幅広く含まれています。
申込・参加費・会社概要の整理(要点表)
以下は本セミナーに関する主要な事実を表形式で整理したものです。申込や問合せに必要な連絡先、開催情報、費用などを一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 株式会社 現代経営技術研究所(現研) |
| 講座名 | 財務の基礎習得・有価証券報告書分析セミナー『経営のストーリーを読み解こう』(第106回) |
| 講師 | 大塚 壽広(現研 主任研究員) |
| 開催日時(本講座) | 2026年2月17日(火)09:30〜19:00、2026年2月18日(水)09:30〜19:00 |
| 補講 | 特別補講「財務3表超基礎編」:2026年2月3日(火)10:00〜17:00(希望者のみ) |
| 開催方式 | Zoomによるオンライン開催 |
| 参加費用 | 58,000円(消費税込総額 63,800円) |
| 早割 | 2025年12月31日までの申込みで5,000円割引 |
| 申込先(詳細) | https://www.gen-ken.co.jp/ |
| 問合せ | メール:hongo@gen-ken.co.jp 電話:03-3813-7338 |
| 会社概要(主な項目) | 会社名:株式会社 現代経営技術研究所 代表者:代表取締役所長 大槻 裕志 所在地:東京都文京区本郷2-27-17 ICNビル4F 設立:1965年7月 |
上表はリリースに基づく情報を整理したものです。本稿ではリリース記載の全項目を取り上げ、開催趣旨、日程、プログラム、講師・参加企業、費用、申込先および会社の基本情報を網羅的に伝えました。
最後に、本セミナーは有価証券報告書を通じて財務と経営の関係を実務的に学ぶ場として位置づけられており、構造分析とグループワークを通じた学習が中心となります。申込や詳細確認は現研の公式サイトまたは上記問い合わせ先にて行ってください。
参考リンク: