2026年1月29日開始 職長教育オンライン講習の要点

職長教育オンライン講習

開催期間:1月29日〜1月30日

職長教育オンライン講習
誰がこの職長教育を受ければいいの?
新たに職務につく職長や作業中の労働者を直接指導・監督する者が対象。令和5年改正で食料品製造や新聞・出版・印刷等も新たに義務化された業種に含まれる。
オンライン講習って修了証はいつもらえるの?
ZOOMでのライブ2日間(学科14時間)を修了すれば、修了証は原則PDFで3営業日を目安に発行。欠席時は振替対応や条件付きで日程変更が可能。

職長教育の義務化拡大と法的根拠 ― 何が変わり、誰が対象か

アイムセーフ合同会社は、厚生労働省通達に基づく「職長教育(安全衛生責任者あり)」のオンライン講習を実施しており、2026年1月分のスケジュールを公開しました。プレスリリースは2025年11月9日 05時00分付で発表されています。

労働安全衛生法第60条により、事業者は新たに職務につく職長や作業中の労働者を直接指導・監督する者に対して安全衛生教育を行う義務があります。さらに、労働安全衛生法施行令の改正(令和5年4月1日施行)により、これまで対象外であった業種が新たに対象となりました。

【2026年 1月のオンライン講習:職長教育 講習(安全衛生責任者あり)】便利なオンライン講習会のスケジュールが公開されました。 画像 2

具体的な法的根拠と改正点

以下の点が特に重要です。まず、労働安全衛生法第60条の定めるところに基づく法定教育であること、次に令和5年(2023年)4月1日以降、対象業種の拡大が行われた点です。

対象業種の拡大により新しく含まれた業種と、従来からの対象業種は次の通りです。

  • 新たに対象となった業種:食料品製造業(うまみ調味料製造業及び動植物油脂製造業は既に対象)および新聞業、出版業、製本業及び印刷物加工業。
  • 従来からの対象業種:建設業、製造業(一部除く)、電気・ガス・機械修理業、自動車整備業。

また、統括安全衛生責任者が選任された場合や中規模建設工事現場(おおむね労働者数10~49人規模)における関係請負人の選任義務に関する行政通達(平成5年基発第209号の2)など、選任に関する規定も合わせて留意が必要です。

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講習の構成と学習到達目標 ― 学科14時間で何を学ぶか

アイムセーフの職長教育は、厚生労働省の教育実施要領に基づいた学科14時間のカリキュラムで構成されます。受講者は職長として必要な知識と実務能力の習得を狙い、修了証を取得することができます。

修了証は所定の要件に基づき、通常3営業日を目安に発行されます。講習はオンライン(ZOOM)で実施され、ライブ形式のため講師との質疑応答や参加型の演習を通じて理解を深める構成です。

【2026年 1月のオンライン講習:職長教育 講習(安全衛生責任者あり)】便利なオンライン講習会のスケジュールが公開されました。 画像 4

カリキュラムと日程(時間割)

講義は2日構成で、日程と時間は以下の通りです。受講希望者は1日目と2日目の両日を必ず予約する必要があります。

  1. 1日目:9:00~18:00(オンライン/ZOOM)
  2. 2日目:9:00~18:05(オンライン/ZOOM)

講義内容は学科中心の14時間カリキュラムに基づき、現場で発生した事例や改善事例を交えた説明、リスクアセスメントや安全管理に関する実務的な知識の提供が行われます。

オンライン講習の特長と受講者サポート

アイムセーフが提供するオンライン講習シリーズは、単なる視聴型ではなく参加型・双方向型の講習を重視しています。プロ講師によるリアルタイムのQ&Aや発表に対する専門的なフィードバックが設けられており、受講者の気づきを促す構成です。

以下に主な選ばれる理由を整理します。

  • 理由1:会場へ移動する必要がなく、会社や自宅から受講できるため、時間と交通費の負担を軽減できる。
  • 理由2:現場事例を多く取り入れた参加型講習で、講師と双方向のコミュニケーションを取れるため、理解が深まる。
  • 理由3:申込が簡便で、修了証はPDF形式で3営業日を目安に送付される。PCトラブル等の場合は振替対応可能。
  • 理由4:参加できない場合は日程変更が可能(支払後・講習開始前に限り、1回のみ、講習日前日までに連絡が必要)。講習開始後の変更は不可。

講師・教材・運営

母体には労働安全・労働衛生コンサルタント、技術士、その他専門家がいるため、実務に密着した教材や講師が提供されます。これにより現場で即時に活用できる知見を学べます。

当日の進行ではクイズや意見交換を取り入れ、学習の定着を図るとともに受講者の責任感につながるような問いかけが行われます。

受講申込・費用・関連情報

受講料は13,000円(税・教材費込)で、オンライン講習のため全国から参加可能です。申込は公式サイトで受け付けています。該当ページは下記の通りです。

講習申込ページ
https://www.safejp.net/syokutyou
主催・詳細ページ
https://www.safejp.net/
初回申込キャンペーン(条件あり)
https://www.safejp.net/debut-campaign
職長教育の解説(動画)
https://www.safejp.net/detail-syokutyou
YouTube:職長教育とは?
https://youtu.be/3abf5u_loOE?si=DHOkiXxQ-ZII9fSD
YouTube:安全衛生責任者とは?
https://youtu.be/DnYqWZoPTaA?si=raTS5RaZ6V6oZfnt

また、運営側のYouTubeチャンネルや各種オンライン講習の紹介ページも用意されており、職長教育以外にも安全管理者、統括安全衛生責任者、化学物質管理者、テールゲートリフター、熱中症予防管理者など多様な研修コンテンツが提供されています。

開催日程(2026年1月)

公開された2026年1月開催分のスケジュールは次のとおりです。両日ともZOOM会議形式で行われます。

  • 1日目:2026年1月29日(木) 場所:ZOOM会議
  • 2日目:2026年1月30日(金) 場所:ZOOM会議

受講希望者は1日目と2日目の両方を予約する必要があります。申し込みは公式サイトから行ってください。

注意事項・対応ポリシー

修了証は厚生労働省の教育実施要領に基づく学科14時間の修了証を、原則として3営業日を目安にPDFで発行します。受講当日にPCトラブル等で講義を受けられなかった場合は振替が可能です。

日程変更は原則できませんが、支払後にやむを得ない事情で参加できなくなった場合は、公式サイトのお問い合わせフォームから講習日前日までに連絡すれば1回のみ日程変更が認められます。講習開始後の変更は認められません。

要点の整理(表形式)

以下に本記事で示した重要事項を表で整理します。主要な日程、費用、形式、対象業種などを一覧化しました。

項目 内容
主催 アイムセーフ合同会社
発表日 2025年11月9日 05時00分
講座名 職長教育(安全衛生責任者あり)
開催日(2026年1月) 1日目:2026年1月29日(木)/2日目:2026年1月30日(金)
開催時間 1日目:9:00~18:00 2日目:9:00~18:05
形式 オンライン(ZOOM)
受講料 13,000円(税・教材費込)
カリキュラム 学科14時間(厚生労働省実施要領に基づく)
修了証発行 修了証(PDF)を3営業日を目安に発行
対象業種 建設業、製造業(一部除く)、電気・ガス・機械修理業、自動車整備業、食料品製造業、新聞・出版・製本・印刷物加工業 等
申込URL https://www.safejp.net/syokutyou
関連リンク https://www.safejp.net/、YouTube解説動画等(本文参照)

以上が、アイムセーフ合同会社による2026年1月開催の職長教育(安全衛生責任者あり)オンライン講習に関する要約と詳細です。法令に基づく義務や対象業種の拡大、オンライン開催の特長、申込方法と注意点を整理しましたので、受講の必要性や手続きの確認にお役立てください。

参考リンク: